東京都立産業技術高等専門学校では
産学連携による学生教育の一環として、
新授業「大都市産業集積論」(夏休みを利用した特別講義)を実施することとなりました。
学生が、大田区、品川区の製造業の中小企業を訪問し、
インタビュ-を行なうフィ-ルドワ-クの授業です。
企業訪問が行なわれるのは 9月15日(火) または 16日(水) の午後
大田支部 高専交流委員会 が、受け入れの窓口になりますので
多くの皆様にご協力いただきたく、お願い申し上げます。
対象となるのは、大田区 品川区 に事業所のある製造業の企業
企業経営者へのインタビュ- となりますが、
学生の質問に応え、企業からのメッセ-ジを送っていただくことができる方
代表者ではない取締役 また 総務部長等の管理職 の方に
ご対応いただいてもかまいません。
20社への企業訪問を予定しておりますので、
多くの皆様(製造業)に、ご協力をいただけば幸いです。
学生の受け入れが可能な方は、ご連絡をいただきますようお願い申し上げます。
gc-tanaka@mb.neweb.ne.jp
都立高専の新授業 「大都市産業集積論」 開講と
学生受け入れ のお願い
都立高専では、「中小企業家経営塾」担当の 遠山恭司 准教授が、
本年度より産学連携による新授業を開講します。
学生が地元中小企業のフィ-ルドワ-クを行なう特別講義で、
夏季休業中に、1日4時間×7日間の集中講義を実施するもの。
この授業を約30名の学生が受講します。
学生は3名1組のチ-ムをつくり、
大田区、品川区の製造業の中小企業を訪問し、経営者にインタビュ-を行ないます。
(10チ-ム x 2社 = 合計20社)
この学生受け入れにご協力いただきたく、お願い申し上げます。
学生の質問に答えるだけではなく、
経営者からのメッセ-ジを学生にお送りいただきたくお願い申し上げます。
授業の実施形態・スケジュ-ル
8月10日 遠山先生よりのガイダンス / 学生のチ-ム編成 / テ-マ選定
8月11日 テ-マに関する資料収集 / インタビュ-項目作成/ 連絡作法
9月14日 テ-マに関するディスカッション /想定問答集の作成 / フィ-ルド調査準備
9月15/16日 フィ-ルド調査(1チ-ム1日1社)14:00 ~ 14:30 ごろ 会社到着予定
9月17日 フィ-ルド調査(会社インタビュ-)のとりまとめ、ディスカッション
9月18日 フィ-ルド調査(会社インタビュ-)のとりまとめ、ディスカッションと 報告
授 業 の 目 的
東京城南地域の工業集積の意義や可能性を探り、
学生の地域産業社会への理解と関係づくりを促進する。
目指す教育効果 …… 「社会人基礎力」の育成
① 自ら問題設定をし、
② 地域という現場へ出かけ、コミュニケ-ションをとって情報収集する。
③ 集めた 情報を整理・分析し、
④ 他人にわかりやすく、かつ論理的に表現・伝達する。
フィ-ルドワ-クは、大田区、品川区の製造業
大田区・品川区の中小企業へアクセスすることは必須。
しかし、問題設定は、学生の自主性を尊重する。
中小企業にかかわる
「技術開発」「家族経営」「事業承継」「社員教育」
「エンジニアのキャリア形成」「女性の登用」「環境対策」などさまざま……。
担当教員は、実現可能な問題設定とフィールドワ-クを指導。
学生のインタビュ-と経営者が対応すべき点について
・お取りいただく時間は、1時間~2時間です。
・学生の質問に答えるだけではなく、学生に自由に話しかけ、
若者の意識を理解すると共に、学生にメッセ-ジを送り、
ホ-ムペ-ジや学校の授業では理解できない、
経営現場の課題や経営者の思いを伝えて下さい。
・学生の進路選択についても、企業のメッセ-ジを伝えていただければ幸いです。
参考 …… 《社会人基礎力》について
前に踏み出す力
主体性:進んで取り組む / 働きかける力:他人を巻き込む /
実行力:目的を設定し確実に行動
考え抜く力
課題発見力:目的・課題を明確に / 計画力:解決策をつくり実行 /
創造力:新しい価値・発見
チームで働く力
発信力:はっきり伝える / 傾聴力:丁寧に意見を聞く /
柔軟性:意見・立場の違いを理解する /
状況把握力:周囲との関係性を理解 / 規律性:社会のル-ル・約束の徹底 /
ストレスコントロール力
東京中小企業家同友会 大田支部 産学=都立高専交流委員会
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