勝タン・いしい、初訪。
いよいよ8月。夏本番の到来。
太陽ギラギラの木曜日、今日は代休で快晴だッ!勝タン遠征だぁーッ!
行きたい店は沢山あるンだけど、木曜って休みの店が多いのよね..^^;
限られた中でターゲットを定め、遥々来たゼ、勝浦漁港。
漁港のすぐ近く、海モノを扱う露店が並ぶ、風情ある通り。
今日のターゲット 「いしい」 は、この通りの中の由。よし、もーすぐだ。
到着。あれ、おかしいな.. シャッターが閉まっとる。
何やら貼り紙.. なんと夏の間は近くの海水浴場で海の家営業だぁ!?
こんなことってあるんだねぇ.. さて、その守谷海岸ってどこですかぁ!
ここまでキたら、行くっきゃないゼ。
☆☆☆
なんと、ラーを攻めにきて、海水浴場までキちまったのははじめてだ。
屋根に高々と翻る、例の 「勝タン船団の幟」。
こりゃーマジでホントに 「海の家」 だ。この感じ、いやー何年ぶりだろ。
灼け付く砂浜と青い海、サン・オイルの匂い。
メニューはフル装備ではなさそーだが、
あったー!ありました、目的の一群が。よし、デラックスにいざユかん。
■ 『チャーシュータンタンメン』 を、デフォで。
なんと美しい!宝石の如きビジュアル。
真っ白いタマネギとの、目の醒めるよな恐ろしいばかりのコントラスト。
さて、例によってズババーッって一気に啜ってから、ヴグッてムせよう。
これ、勝タン御約束の儀。でも辛口だねぇ、ココの^^
強めの縮れの中細麺で、加水は高め。
現代麺のよーな立ち位置を主張しない、やや控えめな、昔ながらの麺。
これだけ異風でありながら、立ち昇るオーラは、昔ラー のそれなのだ。
なんだかワクワクしません~?これって。
しっかりと、噛み締める手応えのある 「チャー」、と、ゆーより 「煮豚」。
噛み締める度に、ジュワワ~ッて迸る脂。これ、嬉しい~。
視覚と味覚の両面から、全体を爽快に締め上げる、真ッ白いタマネギ。
みじん切りじゃなくて、スライスなんね~。面白い。
この店のスタイルって、軸足を醤油ラーの範疇に留めつつ、
それを思いきり、トゲピリと尖らせた感じで、辣油の扱いが実に巧み。
海の家とゆー、制限ある設備の中で、これだけ食べさせてくれるとは、
さすがは年季の入った店がすること。来て良かったゼ。
☆☆☆
そーいや海の家のラーって、普通のラーでも一応絵にはなるだろーが、
勝タンの方が合うね~、なんつったって海のラーだかんね~。
ふと、自らの言葉に愕然とした。何ッ!「海ラー」 だとッ!?
真夏の海風を直に肌で感じながら、トゲピリ!とクる勝タンをススる。
クラクラと眩暈するホドの、正体不明の衝動がある。
そうであったかぁ!
その時自分は、このラーの 「本質」 に最も近い琴線に触れていたのだ。
今日の場面って、そーそーは体験出来ン、実に貴重な機会だったのである!