北京わくわく主婦日記

留学→仕事→中国人の夫と結婚→現在2人の女の子に恵まれ日々一所懸命主婦してます。

凱徳Mallと海底𢭐

2012-12-29 | お出かけ
とある12月の週末、義母が火鍋(中国のしゃぶしゃぶ)を食べたくて夢まで見たと言うので
家族みんなで太陽宮にある凱徳Mallの中にある“海底𢭐”という火鍋チェーン店に行ってきた。
我が家はよく海底𢭐に行くのだが、どの店もいつも大人気で並ぶのが当たりまえで個室も予約が難しい。
でも、ここは新しくオープンしたばかりでまだあまり知られてないのか当日でも個室の予約ができた。
海底𢭐は何が特徴かと言うと接客がよく、サービスも素晴らしい。
どの店員も明るく丁寧に対応してくれるし、細かいところにも気づいてくれる。
例えばお店に着くとまずあったかいおしぼりを出してくれる。
そして、頼んでもないのにメガネをかけている人には眼鏡ふきをくれ、
携帯電話をテーブルの上に置いている人には汚れないように小さい透明の袋をくれ、
髪の長い女性にはヘアゴムをくれ、子供にはおもちゃや、茶碗蒸しなどをサービスしてくれる。
トイレに行けば専属の案内の人がいて、手を洗った後にはさっと紙をくれる。
席の順番を待つ人には無料でおつまみや果物を出してくれ、ネットやゲーム、ネイル、靴磨きなどすべて無料。
そしてこの凱徳Mall店には貸し出しベビーベッドまであり、驚いた。
火鍋のスープもどれもすごくおいしくて、価格もリーズナブル。
もうひとつ特別なのが、麺を引きのばすパフォーマンス。
鍋に入れる麺を注文すると、若い男の子がやってきて踊りながら麺を引きのばし鍋に入れてくれる。
床や壁にあたりそうであたらないのがすごいなと思う。この麺もおいしい。


席待ちのスペースもすごく広い。


麺のばしパフォーマンス。

食事の後、3階の子供が遊ぶ所へ行った。
よくデパートにある時間無制限の児童楽園もあるし、日本のイオンと同じわいわいパークやゲームコーナーもある。
わいわいパークは30分20元。あと20分15元や1時間30元でもいい。
そんなに長時間遊ばなくてもいいのでこのように時間で区切ってくれる方がいい。
ここでしばらく2人を遊ばせて、ゲームコーナーのあまったコインでUFOキャッチャーをすると
2回連続車のおもちゃが取れた。我ながらすごいと思ってしまった。
久々に日本のゲームセンターに来たようで楽しかった。

このMallの中にはスィーツで有名な“満記甜品”や“許留山”もあり、
“すき家”や中国系のファーストフードもたくさんあるので便利。


我が家のクリスマス

2012-12-27 | 日記
クリスマスイブの日、北京は今季一番の寒さとなった。最低気温は-15度。
今年の冬はこの20数年来で最も寒いらしい。

夫の家庭はずっとクリスマスを過ごす習慣はなかったのだが、
子供ができてからは毎年ささやかなクリスマスパーティをやっている。



クリスマスと言えばチキンなので、初めてオーブンで骨付きチキンを焼いてみた。
味がよく染みておいしかった。姑から1本20元で売れると言われた。
ブロッコリーで作ったクリスマスツリーは思ったより良くできた。中はポテトサラダになっている。
あとはカリカリに焼いたレンコンとかぼちゃスープ。この2つは我が家のヘビロテメニュー。
本当はクッキーを焼くつもりだったのだけど、薄力粉がない事に気づき、急遽スィートポテトに変更。
最初サツマイモが水っぽくなっちゃったけど、フリーズドライの粉末ポテトを混ぜたらちょうどよくなった。
どの料理もなかなかおいしくできて満足。

以下参考レシピの名前(クックパッド)
☆濃い味☆ローストチキン
☆クリスマスに♪ブロッコリ・ツリー
☆簡単なのに激うまっ❤スイートポテト

ケーキは私と義父以外食べる人がいない(夫は胃炎のため甘いものは禁止)ので、
“味多美”というパン、ケーキのお店で小さいタルトを購入し、イチゴやクッキーで飾り付け。

子供たちにサンタの帽子をかぶらせ、クリスマスの歌を歌ってパーティ終了。

夜、子供たちが寝た後、枕元にプレゼントを置いて、役目終了。
チューちゃんには巻き寿司を作るおもちゃ、ぴょんちゃんには動くうさぎのおもちゃにした。



しょっぱいミルクティーと羊肉の串焼き

2012-12-25 | グルメ
中国にはしょっぱいミルクティーがある。
内モンゴルや新彊という地域の特産らしい。

初めて飲んだ時“おぇ~。”というのが正直な感想だ。
でも今はすっかりはまってしまった。
特に羊肉の串焼き(中国語:羊肉串ヤンロウチョアン)を食べるときに飲みたくなる。
私は羊肉は苦手なのだがこの羊肉串は大好きなのだ。

我が家の近くに“金彊西域食府”という新彊料理のお店があってよく行く。
羊肉のメニュー中心なのだが私は毎回羊肉串を何本か食べ、トマトと卵のソースをかけた麺と
ミルクティーを飲んで十分満足する。ナッツ入りの自家製ヨーグルトもおすすめ。
この店は1階と地下1階があって、地下一階では毎日夜7時半ぐらいから民族ダンスも見ることができる。
外国から来る人をアテンドするのにもなかなか良いと思う。鳥の巣にも近いし。


羊肉串と自家製ヨーグルト

“金疆西域食府”
朝阳区北辰东路四区411号底商(大屯路口)
010-64862555

しょっぱいミルクティーは普通のスーパーなどには売っておらず、
購入する時は陶宝網(タオバオワン)でネット注文する。
種類によって当たり外れがあって、何種類か飲み比べた結果この↓ミルクティーがおいしい気がする。
20袋ぐらい入って20元ぐらいだったかな。


甘いものを飲みたくない時におすすめ。

ニッポン塾クリスマス会

2012-12-25 | お出かけ
先週末22日も子供のクリスマス会に参加してきた。
ニッポン塾という和華キッズの活動だ。
今年は50人ほどの参加があったらしい。

子供二人連れて行こうと思っていたけど天気予報でものすごく寒くなるということだったので
チューちゃんのみ参加。

チューちゃんは前半の出し物には興味をもたず、
せっかくのヤクルトの空き殻で作ったマラカスも無駄になってしまった。
知らない人もたくさんいるから団体の行動は嫌なのかもしれない。

でも壁に張ったクリスマスツリーにオーナメントを張り付ける作業や、
工作コーナーでクリスマスツリーを作ることはすごく楽しそうにやっていた。

最後はサンタさんがやってきてみんなにプレゼントを配ってくれた。
ボリュームたっぷりのプレゼントだった。

計画から買い出し、小道具の準備などこのクリスマス会の準備するのって本当大変だろうなあと
ボランティアでやってるお母さん達につくづく頭が下がる思いだ。


壁に張ったツリーにオーナメントを張り付けている。張る場所がなくなってもひたすら張り続ける子供達。

生活習慣の違い

2012-12-19 | 家族
我が家は現在完全同居だ。
義父母はもともと山東省に住んでいたが、私たち夫婦に子供が出来てから
北京に滞在する期間がだんだん長くなり、来るたびに大量の荷物を持ってきて、
今では戸籍まで北京に移し、完全に定着した。
これまでの過程において一度も同居の相談はされたことない。
自然に同居に持ってこられたのだ。

だからと言って怨んでるわけではない。
そりゃ、私たちの結婚式直後から義父母が北京に滞在し、私が間もなく出産で夫としばらく離れ離れに
なるというのにそんなことおかまいなしで、新婚気分をまったく味わえなかったことや、
結婚した当初、義父母も夫も周りの人に私の存在を秘密にしたり、日本人と言う事がばれないようにしていたり、
上の子出産したばかりの時、おっぱいの時間以外は子供を連れて行かれてストレスがたまりまくった事など、
過去には思い出すだけで切なくなる出来ごとはたくさんある。

でも子供が2人になった今、私もたくましくなり、義父母との生活にもだいぶ慣れ、
義父母も以前よりも私の事を理解してくれるようになったと思われる。
何より、いろいろあっても掃除や食事作り、子守りを手伝ってくれることがすごく助かっている。
夫は仕事がすごく忙しく、週末もほぼ休みなし、平日も帰りが遅いうえに、
毎日お弁当まで作ってあげなければいけない。
私一人でも不可能ではないけど、やっぱり疲れちゃうので、手伝ってくれる人がいるのは助かる。

でもいくら同居に慣れたとはいえ、譲れないことだってある。

先日こんなことがあった。

義母が羊肉の餃子を作りだした。
生肉の塊を木製のまな板にのせて包丁で叩き出した。
そのまな板はふだん野菜を切るまな板だ。子供の食事や、サラダの野菜だって切る。
私は肉を切るときは衛生面が心配なので牛乳パックを開いた紙の上で切る。
私は全然潔癖症ではないのに、義母が肉をたたいてるのを見てすごく気分が悪くなった。
言いたいけど言えない、でも思い切って言った。
“牛乳パック敷かないのですか?”
義母は“小さすぎるからね。大丈夫、あとで洗うから。”と。

その他にも義母はタッパーなどを水滴がたくさんついたまま密封して棚にしまうから
次に使う時に異臭がする、ひどい時はカビが…。
包丁、まな板、フライパンなどは目立つ汚れがない場合基本的に洗わない。
一見きれいに見える包丁で果物をむいて食べるとニンニクのにおいがする。
ニンニクを切ったまま洗ってないのだ。
なので毎回私が料理する時はこれらを洗う事から始めなければいけない。

などと生活習慣の違いは山ほどある。
近所の中国人家庭でも旦那さんの両親と同居している人はすごく少ない。
私ってけっこうがんばってるじゃない?と自分でも思う。

普段義父母に言いにくいことは夫を通して言ってもらうのだが、
このような主婦にしかわからない事を言ってもらうこともできない。
それに度々要求を言ってしまうと気分を害してしまうのではないかと心配になる。
私はけっこう小心者なので言うよりも我慢した方がいいって思っちゃうのだ。
今後ずっとこういう生活が続くのであればもっと頑丈な心臓が必要だと感じるこの頃。


めがねをかけるおちゃめなぴょんちゃん。






クリスマス会

2012-12-17 | 日記
一昨日15日は北京にいる中日・日中家庭のクリスマス会だった。

金曜から雪がたくさん積もり、慎重に車の運転をしながら向かった。

最近ぴょんちゃんを人が多い所に連れて行っていなかったので興奮したのか、
ぴょんちゃんは最初から最後まで大喜び。

ゲーム、出し物、サンタさんからのプレゼント、ランチ、ケーキなど、大人も子供も楽しめた会だった。


自宅付近に積もった雪。


サンタさんにもらったプレゼントを持って。

エルトン・ジョンコンサート

2012-12-13 | お出かけ
記事が前後するが、11月25日北京万事達中心でのエルトン・ジョンのコンサートに夫と行ってきた。
エルトン・ジョンといえば10代の頃に聞いた“your song”がとてもいい曲だという印象があり、
夫に“行ってみたいな。”と言うと、即チケットを購入してくれたのだ。
夫はすごく忙しい人だけど、私や家族のためにはとても尽くしてくれる。(度が過ぎる事もしばしば…。)

当日、観客は外国人がとても多い感じだった。
夫曰くエルトン・ジョンは中国人にはあまり有名ではないらしい。
空席もかなりあった。
でも始まると、ノリノリに踊る人も多かった。

彼はかなり年をとっているようだったけど、ピアノを力強く弾きながら連続で歌って、
すごいパワーだなあと思った。

後日知ったのだがこの日エルトン・ジョンは中国の波紋を呼ぶ発言をしたようだ。
英語だったし、歓声が大きくてまったくわからなかった。
この事が中国政府を刺激してなければいいけど…。





夫の実家(山東省)に行ってきた。

2012-12-07 | 旅行
11月末に親戚の女の子の結婚式に参加するために義父母を含めた家族全員で夫の実家の山東省に行ってきた。
具体的には山東省の棗庄地区にある縢州市という小さい町だ。近くに孔子の故郷がある。
今は中国の新幹線、高速鉄道(略して高鉄)が発達しているので北京から2時間半弱で行くことができる。
数年前まではまだこの高鉄がなかったので私たちがお正月などに夫の実家に帰る場合は
夜行列車に10時間ぐらい揺られて行っていた。
今はとても便利になった。子連れにはすごく助かる。車内も綺麗で快適だった。

夫の実家に行くのは3年半ぶり。
義両親は北京に引っ越してきているが(戸籍まで移した)、たまに里帰りするために家を残している。
そこに寝泊まりしたのだが、親戚たちが入れ替わり立ち替わり訪ねてくるのでゆっくりできない。
まあしょうがないけど。

1日目の夜、暖気(マンション全体のヒーター)がききすぎて暑くて窓を少し開けて寝たら翌日風邪をひいてしまった。
しかも私、化粧ポーチを持ってくるのを忘れてしまったのだ。
子供たちの着替えや食べ物を準備するのに必死で自分の荷物をちゃんと確認してなかった。
しかも出発当日、義父の友人が駅まで送ってくれる予定だったのに、その友人は日を1日後と間違え、
急きょ私が運転して行くことになったから慌てて家を出発したのだ。
ちなみに北京南駅の地下駐車場は1日138元(2000円弱)だったかな。意外と割安だった。

というわけで夫に頼んで一緒に近くの薬局に行き風邪薬を買い、スーパーであり合わせの化粧品を買った。
満足するものが手に入らなかったけど、しょうがない。

災難はさらにふりかかった。
明日は結婚式だという日の夜、だんだん気持ち悪くなり、嘔吐。
しかも一回ではなく、十数回も。胃の中に何もないのにひたすら嘔吐。すごく苦しい。
義両親は結婚式の準備の手伝いでいないし、夫はどうしても終わらせなければいけない仕事があるので
子供の相手をしながらフラフラ。
夜12時ごろ苦痛はピークに。この苦しみは以前働いていたころにかかった急性胃腸炎と同じだ。
そう、急性胃腸炎にかかってしまったのだ。
夜中に夫に薬を買ってきてもらい、しばらくして落ち着いた。

どうなるかと思った。本当に苦しかった。


結婚式当日。

この結婚式というのがまた超ド派手だった。
特にお金持ちというわけでもない若い2人がメンツの為に派手にやりたがったそうだ。
見る側としてはおもしろかった。

朝、新婦の家に行くとすごい人たち。
中国の伝統儀式で新婦の靴を隠して新郎が探せたら新婦を連れていくことができるとか、その他いろいろやっていた。
生きたニワトリもいた。(たぶん子宝に恵まれる為かな?)

結婚式会場はその地域で一番高級なホテル。ホテルの玄関にはすんごいでかい新郎新婦の写真やら
バルーンやら、大砲やら…。
そして新郎新婦たちが乗った車が来ると花火、爆竹、大砲が鳴り響く。あわてて子供たちの耳を塞ぐ。
5色の煙も出ていた。

式の内容も派手。
新郎が歌手のようにバックダンサーをつけて歌いながら登場(口パクだったけど)。
その後新婦も父親と一緒に歌いながら登場。
あと本物の蝶を飛ばしたり、人が飛んできて指輪を運んだ来たり、とすごい演出ばかり。
ちょっと笑いが出る演出もあった。

感動する場面もあり、参加してよかったなと思う。


新郎新婦の超デカイ写真。

5色の煙。

舞台の脇にバックダンサーたちがいる。

指輪を飛んで運んできた人。もっといい方法はなかったのだろうか。


今回の帰省は4泊で、予定がない時間、夫は親戚のおじさんに運転の練習に付き合ってもらった。
普段北京では忙しすぎて、免許を取ったまま運転していなかったのだ。
2日間練習して、2日目は私も同乗して、山まで行った。
夫は超初心者にもかかわらず居眠り運転しかけていた。大丈夫か~!?


山の名前忘れた。寂しい山だったけど、夏はきれいらしい。

◎街で見つけた珍しいもの。

①羊をさばいている様子。
夕食後、歩いて帰る途中に遭遇。羊料理屋さんの前で羊をぶら下げてさばいていた。


②豚の毛をバーナーであぶっている様子

最初なんだかわからなかった。写真は豚の耳をあぶっている。

他にもいろいろ見つけたけど、あまりにもグロテスクなので載せるのをやめた。

あっという間の滞在だった。同じ中国でも食事も言葉もだいぶ違う。
感想は…やっぱ北京が過ごしやすいな。




風邪流行中

2012-12-07 | 日記
この1カ月ほど子供たちと私が風邪をひき、治ってはまたぶり返すというのを繰り返している。
子供が一人風邪を引けばもう一人にもうつり、必ずと言って良いほど私にもうつる。
しかも胃腸風邪がほとんどで、嘔吐、下痢、発熱、食欲不振と子供も私も大変だった。
幸い私は断乳したので薬を飲むことができ、ひどくはならなかったが、
チューちゃんが誕生日の2日後、ひどい胃腸風邪にかかり、激しい嘔吐を繰り返し、
脱水症状にまでなって3日間点滴を打つことになった。
点滴の量も多く毎回2~3時間。でもチューちゃんはそんなに抵抗することなく健気にがんばった。
助かったのが、自宅のすぐ向かいに“天使婦児”という婦人科、小児科の病院がある。
ここは人も少ないし、意外と清潔にしているのでひどくない病気の時はまずここに行く。
ここだと私一人で連れていくこともできるし、大きい病院のように長時間並んだり、
会計や薬をもらったりなどであちこち歩き回る事もない。
何より自宅の真向かいというのがうれしい。

もちろん病院のお世話にならないのが一番だけど。


点滴を打つ元気のないチューちゃん