独り言ブログ

ただの独り言。自由気ままに書きたいこと書きます。できるだけ毎日を目標に。

言語感覚を持つ

2017年10月23日 18時12分12秒 | 日記
衆議院選挙が終わりましたね。
希望なき選挙は自民党の大勝で終わりました。

大きいのはやはり、メディアの声ですよね。
都議選で小池が圧勝したかと思った次の瞬間には、メディアが小池を叩いて、今回。
言葉の持つ力ってバカにできないなぁと改めて思い知らされたわけです。
(某討論番組を見て思ったのですが。)

そこで、言語感覚について少し考えてみました。

私たちは普段どのように言葉を使っているでしょうか。
子供の時には辞書を使って調べましたが、今は辞書を使わずに友達に分からない言葉の意味を聞くんだと思います。
そうすると、友達同士で共通のイメージをもって使うことになるんだと思います。

例えば「自由」という言葉に対してはどのようなイメージを持っているのか。

若者は、働き方改革の影響を受けて、非正規雇用を利用して自由に働こうとした。
しかし、実際には、給料は安定しない、社会保障は不十分で、雇用は不安定になった。
ゆえに、若者は自由という言葉に対して、どちらかというと負のイメージを持っていることが推測できる。

一方、高齢者は、グローバリズムの流れにのって、今までの日本から抜け出して自由を求めてきた。
究極的な自由は他人の自由を制限するため、自由を追求することはその意味で間違っているし、現実にもそれは証明されているが、それを無視している。
要は、高齢者は自由という言葉に対して、正のイメージをもって、負のイメージがないんだと自己暗示をかけていると推測する。

この例から、経験によって言葉に対して持つイメージが180度変わることがわかる。
言葉のイメージが違うことで前提を間違えてしまい、それが間違った結論を導くことになる。

経験だけでしか言葉のイメージをつかめないのなら、それほど不確実なことはありません。
もしそうなら、経験をする機会がないだけで、間違った道を進むことになってしまいます。

では、どうしたら限られた時間の中で、正しい言語感覚を養えばいいのでしょうか。

ある言葉自体が持つ意味や熟語になったときの意味、歴史的・文化的背景の中でどのような変化があるのか。
こういったことを考えて、広い視点で意味をとらえることが大切なのだと、私は思います。

そのためには、本や人から知識を得たり、自分で体験することが必要になります。
経験から学ぶのが一番心に残る方法だとは思いますが、なかなかできることではないので本に学ぶことも同じくらい重要なのだと思います。

私もまだまだ勉強不足ですから、これから模索していこうと思います。

時間が無限にあれば、勉強もゲームもやり放題なのに…と思う今日この頃。