1980/イタリア 監督/アンソニー・M・ドーソン
これもロメロゾンビの影響を大きく受けている作品である。
ロメロの作り出した感染、食人、死者のキーワードは姿かたちを変えながら色々な作品に流用されていく。ロメロ作品の根底に流れるのは人間の生きる強さ。ネバーギブアップの精神にこそあると思うのだが、この作品にはそんな精神は微塵も流れてはいない。
全くもって、ただの三流ホラー映画でしかない。
そもそもやはりこの映画でも善良と思われる人間も悪人も出て来ない。出て来るのはどこか頽廃的な病んだ人々ばかりだ。主人公も脇を彩る人々も何処か病んだ描写をなされている。
ベトナム戦争がアメリカ人に与えた影響は日本人の僕には理解できないが相当な精神的ストレスを与えたのは間違いないようだ。
だからと言ってこの映画が反戦映画とゆうわけでもなく、脚本は全くグダグダで、テーマもメッセージも何も無い。一体何がしたいのだこの作品は!!
中々ショッキングなパッケージをしているのに中身は典型的なクソ映画だった。
実はいくらでもマトモな映画に成り得る題材だと思う。反戦をテーマにして、戦争で傷ついた兵士の心理描写をもっと確り描けばクソ映画などとは呼べないはずなのだが、料理人である監督はそう思わなかったようだ。
ストーリー
ベトナム戦争のさなか、米軍は捕虜を救出すべく活動していた。しかし激戦の末救出した捕虜達は極限状態での空腹で精神異常をきたし、人の肉を食べて飢えを凌いでいる状態だった。それでも彼らをアメリカに連れ帰る。そして数ヶ月が過ぎた・・・。
これもロメロゾンビの影響を大きく受けている作品である。
ロメロの作り出した感染、食人、死者のキーワードは姿かたちを変えながら色々な作品に流用されていく。ロメロ作品の根底に流れるのは人間の生きる強さ。ネバーギブアップの精神にこそあると思うのだが、この作品にはそんな精神は微塵も流れてはいない。
全くもって、ただの三流ホラー映画でしかない。
そもそもやはりこの映画でも善良と思われる人間も悪人も出て来ない。出て来るのはどこか頽廃的な病んだ人々ばかりだ。主人公も脇を彩る人々も何処か病んだ描写をなされている。
ベトナム戦争がアメリカ人に与えた影響は日本人の僕には理解できないが相当な精神的ストレスを与えたのは間違いないようだ。
だからと言ってこの映画が反戦映画とゆうわけでもなく、脚本は全くグダグダで、テーマもメッセージも何も無い。一体何がしたいのだこの作品は!!
中々ショッキングなパッケージをしているのに中身は典型的なクソ映画だった。
実はいくらでもマトモな映画に成り得る題材だと思う。反戦をテーマにして、戦争で傷ついた兵士の心理描写をもっと確り描けばクソ映画などとは呼べないはずなのだが、料理人である監督はそう思わなかったようだ。
ストーリー
ベトナム戦争のさなか、米軍は捕虜を救出すべく活動していた。しかし激戦の末救出した捕虜達は極限状態での空腹で精神異常をきたし、人の肉を食べて飢えを凌いでいる状態だった。それでも彼らをアメリカに連れ帰る。そして数ヶ月が過ぎた・・・。