蜜柑製城塞・中庭

自作の小説やら何やらについて、まったりと独り言をつぶやきます。

スプ*スプ、魔法の話 5

2004-12-19 02:43:44 | スプリング*スプリング
前回までの設定が、数あるパラレル設定の一つに過ぎないことを示すべく、別の魔法システムについて語ってみます。
そもそもスプ*スプの魔法設定は何度か変わっていたり、同じ世界観を使ったはずの別の話ではほとんど「ジョジョ」の「スタンド」に近いものが出てきていたり、結構めちゃくちゃです。
というわけで、今回はその「スタンド」っぽいもの、こと「トーキー」について。

(註:前回まで書いてきた設定については、とりあえず全て忘れてください)

・「トーキー」という、魔法のような魔法じゃないような、微妙な存在があります。
・トーキーを使えるのは、「トーキー使い」=「トーカー」だけです。
・普通の人間をトーカーにしてしまう魔法があります。基本的に不可逆です。
・各個人について、トーキーは一つしかありません。
・トーキーは個人の魔力型や潜在的願望などに応じて、さまざまな能力を持ちます。
・トーキーの能力が変化することは滅多にありません。
・トーキーは、好きな時に出して、好きな時に引っ込めることができます。
・出された時、トーキーは何らかの物質として可視化されます。
(長剣、水鉄砲、懐中時計、拳銃、トカゲなど、個人によって様々)
・トーキーは、普通は何度でも使えますし、消耗もしません。
(魔法は使える回数に限度があるが、自由に色々なことができる)
・トーキーは、「光」と「音」を周囲に伝えます。
(誰でもトーキーを見れますし、トーキーが出す音を聞けます)
・しかし、トーキーの「触覚」「味」「臭い」などは、トーカーにしか伝わりません。
(そのトーキーを使う本人じゃなくても、トーカーなら誰でも、誰のトーキーにも触れます)
・ただし、トーキーの能力が「味」や「臭い」や「触覚」である場合は、トーカーでない一般人にもその情報が伝わります。
(「とても美味しい」という能力を持つトーキーなら、一般人に食べさせても美味しく感じてもらえます。その能力に、「食欲を増進するようないい臭い」「良い歯ごたえ」とかがセットになっているなら、それらの情報も相手に伝わります)
・トーキーの効果範囲は、トーカーを中心とした有限の距離範囲内です。
・トーキーが傷つくと、トーカーもケガをしたり、病気になったりします。

☆例:パラレルストーリー「裏スプ*スプ」における藤城育人のトーキー
・見た目:ただの拳銃。銃声がよく響く
・能力:ただの拳銃。銃弾が狙った方向へよく飛ぶ
このとき、トーカーでない人間には、銃を触ることはできません。しかし、銃弾は銃の「能力」によって発射されるものなので、トーカーでない人間にも当たります。
この銃身でトーカーでない人間を殴っても、すり抜けるだけです。
トーカー(この場合、藤城本人)から一定の距離まで離れると、銃弾は自然消滅します。
職務質問をされそうになったら、すぐにトーキーを引っ込めれば、身体検査も怖くありません。

補足なんかについては、そのうちやります。