☆東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科治療☆ アシスタントAKI

全て歯科用顕微鏡で診療を行う完全予約制・個室診療の歯科医院です。

滅菌供給業務

2017-05-22 10:41:52 | 医学情報
こんにちは
東京マイクロスコープ顕微鏡歯科アシスタントakiです🌷

今日は滅菌供給業務についてです。

 医療の現場においては、滅菌された医療器具はごくあたり前に安心して実用に供している。
しかし、滅菌供給の作業過程において、本当に信頼に価する滅菌保証が確保されているか否かには疑問がある。
滅菌供給過程に問題を見い出して、滅菌物のリコールを規則に則って行っている施設は多くはなく、1999年度のリコール調査においてリコールが0であった施設が108/225、47%であったことは滅菌保証が適切に行われていたためと結論するのは危険である。
このような観点から、滅菌供給業務について言及する。

 臨床現場で使用された再使用医用器具は、図1に示すように、中央に返却されて、熱水消毒洗浄され、乾燥して防錆潤滑剤処理後、検査/
保守を経て、セット、滅菌、供給という流れで再使用に供される。
 従来は、使用した器具は現場で洗浄処理(いわゆる一次洗浄)したうえで中央に返送、または現場でセットしたものを中央に返送して滅菌依頼するという方式を採用していた施設がほとんどであったが、消毒洗浄装置が普及するにつれ、使用した器具はそのまま専用容器またはプラスチックバッグに密封して中央に移送し、中央でまとめて機械的に消毒洗浄する方式が通常化しつつある。



一次洗浄を病棟、外来などの現場で行うことは、現場の手間もかかり、汚染の拡散につながる危険性もあるが、中央でまとめて消毒洗浄を行うことにより、なれた職員により安全に処理でき、洗浄の質よりも高いものとなり、品質管理上も利点を有する。
軟性内視鏡など、回転を早くする必要のある特殊な器具は現場処理となるが、一般的再使用器具は、使用後そのまま洗浄せずに中央に移送する方式が望ましい。
酵素洗剤の進歩もこの方式を助けている。
消毒洗浄装置は超音波洗浄槽を備えているほうが、使用済器具を1〜2日放置して乾燥した有機物汚染の除去に有効である。
滅菌物の安全性を保証するためには、単に日常の滅菌工程管理を行うのみでは不十分であり『医療現場における滅菌保証のガイドライン2010』に則った滅菌保証を行う必要がある。
滅菌装置または滅菌器(大型の物を滅菌装置、卓上型など小型の物を滅菌器と定義する)を設置して運転を開始する際には、バリデーションを実施するが、使用開始後も定期的に最低年1回は、再バリデーションすることが望ましい。
バリデーション、再バリデーションともに滅菌装置(器)供給業者または滅菌業務委託業者の専門家に依頼することが多いが、第1種滅菌技師認定者の増加により、病院職員である認定者が自分で行う施設が増えつつある。
滅菌後の有効(安全)保存期間は、包装形態によるところが大であるが、以下各論で詳述する。

参考文献 改訂第4版医療現場の滅菌

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滅菌法とは 。医療現場で求められる滅菌後微生物汚染の水準10⁻⁶

2017-05-21 00:48:24 | 医療安全感染制御(滅菌管理・滅菌保証)
お久しぶりです
東京マイクロスコープ顕微鏡歯科アシスタントakiです🌷

これから他のスタッフに負けないよう、私も少しずつ滅菌についてお話しをさせて頂こうと思います。

今日は滅菌法についてです。

 滅菌法とは、すべての微生物を死滅させる処理方法である。
理論的には微生物を無限に0に近づける方法であり、滅菌処理により微生物は1/10と、指数関数的に減少していく。


 滅菌処理による微生物数の減少は、図1に示すようになる。
医療現場で求められる滅菌後微生物汚染の水準10⁻⁶である。
微生物汚染が10⁻⁶とは1,000,000個の同一鉗子を滅菌した際に、そのうち1個が汚染しているという水準でありほぼ0に等しいことを意味する。
図1からも理解できるように、滅菌前の汚染微生物が少ないほど10⁻⁶に達する時間は短くなり一定の滅菌処理時間で滅菌する
条件で考えると、滅菌前汚染微生物数が少ないほど、滅菌後の無菌性保証水準は高いことになる。
ここに滅菌前の洗浄清浄化の重要性が理解できる。
 滅菌物に付着している微生物数を1/10に減少させるのに必要な時間をその滅菌法のdecimal reduction timeと言う。



滅菌法に対して消毒法とは、一定の抗菌スペクトルを有した処理方法で、目的とする微生物は死滅させるが、一消毒法の抗菌スペクトルからは必ずはみ出た微生物が存在し、すべての微生物に有効なわけではない。
消毒薬を例にとるならば、ひとつの消毒薬には必ず抵抗性を示す微生物が存在し、場合によってはその消毒薬のなかで増殖する場合もある。
医療現場で行いうる滅菌法・感染制御には、次のものがある。
①高圧蒸気滅菌
②酸化エチレンガス滅菌
③過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌
④過酸化水素ガス低温滅菌
⑤低温蒸気ホルムアルデヒド滅菌
⑥濾過滅菌
⑦乾熱滅菌
⑧滅菌剤処理(長時間を要する)
工業的には、一度に多くの対象を滅菌できる放射線滅菌、電子線滅菌などが、より頻繁に採用されている。

参考文献 改訂第4版 医療現場の滅菌

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第11回 首都圏滅菌管理研究会

2016-11-12 09:45:09 | セミナー・講演会
お久しぶりです
東京マイクロスコープ顕微鏡歯科アシスタントakiです🌷

本日、滅菌業務講習会に参加してます。

主催 首都圏滅菌管理研究会
場所 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール
開催日 2016.11.12(土)

今回は一年ぶりに東大が会場です。
毎年この時期銀杏並木が素敵なのですが、今年は少し早かったようです。

今回のセミナーのテーマは滅菌のトータルコーディネートです。
ではこれから4時までしっかり学んで、イリタニオフィスの医療安全の向上に向けて取り組んで行きたいと思います。

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針刺し予防の日

2016-08-30 23:56:24 | 医学情報
本日8月30日「針刺し予防の日」
( 8=はり 3=さし 0=ゼロ )


職業感染制御研究会(所在・東京大学医学部感染制御学教室内、代表・森屋恭爾)は、医療従事者や患者の針刺し損傷による血液・体液曝露、ウイルス感染の撲滅を目指して、8月30日を「針刺し予防の日」に制定した。

切創事故発生等を低減するには、
マニュアルの不順守⇨マニュアル遵守
マニュアル自体の不備⇨マニュアル自体を是正

しかし実際に起きてしまったら創部を十分に流水で洗い流し、ポピドンヨード、消毒用エタノールで消毒をする。
HBV、HCV、HIVについては曝露源と被曝露者の血液検査確認する必要もある。

B型肝炎⇨予防接種( HBs抗体を獲得しておく)
C型肝炎⇨予防策がない
HIV⇨感染しにくいが感染したら曝露後1〜2時間以内に予防薬を服用するのが望ましい

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第10回 首都圏滅菌管理研究会

2016-07-30 00:22:29 | セミナー・講演会
お久しぶりです
東京マイクロスコープ顕微鏡歯科アシスタントakiです🌷

先日、滅菌業務講習会に参加してきました。

主催 首都圏滅菌管理研究会
場所 東京医科歯科大学 鈴木章夫記念講堂
開催日 2016.07.18(月)


この講習会も第10回目を迎え、私も6回目の参加となりました。
今回は記念大会とし、日本の感染制御の第一人者でもある根岸感染制御学研究所所長、並びに東京医療保健大学名誉学長 小林 寛伊先生の特別公演が行われました。とても貴重なお話を拝聴させていただきました。

また、我らのnaomiさんは、前回は500人近くの前で発表され今回からは幹事になられスタッフとしてお仕事をされていました。
受付で知らずに通されたとこがnaomiさんのとこで思わず声を出してしまいました

次回は11月に開催されますが、また参加させて頂きイリタニオフィスの医療安全の向上に向けて取り組んで行きたいと思います。

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