東京顕微鏡歯科医院☆Advanced Care Dental Office ☆秘書・日本医療機器学会第2種滅菌技士aki

顕微鏡だけの歯科医院。☆Advanced Care Dental Office 日本医療機器学会 第2種滅菌技士認定

第17回首都圏滅菌管理研究会

2019-12-03 12:52:00 | セミナー・講演会

こんにちは
東京マイクロスコープ顕微鏡歯科アシスタントakiです🌷

先日、恒例の滅菌業務講習会に参加してきました。

主催 首都圏滅菌管理研究会
場所 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール、上野恩賜公園野外ステージ
開催日 2019.11.23(土)










テーマ「"令和"新時代の滅菌管理」
第1部講演プログラム

1.[特別講演I]
「台湾大学病院における医療機器管理の方針」
国立台湾大学病院 外科教授 Ming-Tsan Lin先生
2.[特別講演II]
「手術用器具・機器の管理 国立台湾大学病院の経験の共有」
国立台湾大学病院 看護部長 Hui-Ling Lin先生
3.[特別講演Ⅲ]
「台湾大学病院手術部、材料管理部の運営」
国立台湾大学病院 看護師長 Fang Wang先生
4.[教育講演Ⅰ]
「手術器械管理の"今"〜トレーサビリティって何?〜」
東京医科歯科大学医学部付属病院 材料部 副部長 久保田英雄先生
5.[教育講演II]
「耳鼻科・歯科器材の中央処理」
東北大学病院 材料部 金澤悦子先生
6.ディスカッション

第2部 上野恩賜公園野外ステージ
[特別企画]
「どんと来い、中材!〜日本中に正しい再生処理を広めよう〜」
全国各研究会の先生方のディスカッション
[懇親会]
演芸など

今回、いつもに増して参加者が多く立見の方もいるんじゃないかと思うくらいの人でした。
また製品を紹介してる業者の方が、今回歯科関係者の方が多いとも話してました。
これも当院の衛生士naomiさんが当研究会の幹事をしてて講演などもしてるからではないかと自負してます

講演の内容も最初の頃は歯科の講演がなかったように記憶してます。
今回は東北大学病院の金澤先生
滅菌管理全般の講演も勉強になりますが、やはり身近の歯科の講演は興味あります。

そして今回2部の懇親会!




またもや、我が当院の衛生士naomiさん
深津先生と「オペラの怪人」

一週間前からのお昼休みはその話で盛り上がり、その時はnaomiさんオペラ座の怪人歌ったことはないというじゃないですか
えっ!大丈夫?と他人事ではありましたが心配してました!

ところが心配無用
あの高音🎶
さすが歌って踊れる衛生士
改めて尊敬です

今回の講習会はお勉強、鑑賞会と盛りだくさんでしたが充実した1日でした。
ありがとうございました

今日のランチ🍴

2019-11-08 20:38:02 | 日記
こんにちは
東京マイクロスコープ顕微鏡歯科アシスタントakiです🌷

朝晩冷え込んですっかり秋…いや今日は立冬!
寒くなるはずですよね

今日はメチャメチャ美味しく優雅なランチだったのでUPしまーす



中央にあるチーズ🧀は衛生士naomiさんが先週学会でオランダに行き、本場で買ってきてくれたお土産
密封して日本に持って帰って下さったので開けた途端にチーズの香りが部屋中に!食欲そそる〜〜

で、院長がデパートでハムとフランスパン🥖、ドライトマト、レタスを調達

オフィスにいることを忘れちゃうくらい、美味しくて楽しいランチタイムでしたー


感染

2019-09-28 23:19:57 | 医学情報
こんにちは
東京マイクロスコープ顕微鏡歯科アシスタントakiです🌷

朝晩の風に秋の気配を感じるようになってきましたね!
私はこの時期がちょっと物寂しくなりあまり好きじゃないんですよねー
でもすぐに年末❗️
それはそれで怖い
一年があっという間に……

それでは久しぶりに感染についてお勉強していこうと思います。

院内で問題となる微生物と感染症
1)細菌感染症

Point
①感染制御上問題となる細菌のほとんどは、ヒトの常在菌または環境中に存在する菌が耐性機構を獲得したものである。
②多剤耐性菌の感染症の多くは免疫力の低下した重症患者に発症し、抗菌薬が効かず治療に難渋し、時にショックを起こし死に至る。
③薬剤感受性試験結果で特に注目すべき抗菌薬は、グラム陽性菌ではバンコマイシン、グラム陰性桿菌についてはカルバペネム系・キノロン系・アミノグリコシド系である。
④耐性機構獲得は、内因性のものと外因性のものとに分けられ、特にプラスミドを介した耐性遺伝子の獲得が現在問題視されている。
⑤多剤耐性菌の感染症は院内で起こるものだと考えられていたが、近年、市中での感染も多く確認され、外来患者由来の菌についても監視が必要である。

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)
MRSAは、Methibillin-Resistant Staphylococcus aureusの略語で、抗生物質のメチシリンに耐性を獲得した黄色ブドウ球菌を意味する英語名に由来している。



1.特徴
黄色ブドウ球菌は通性嫌気性グラム陽性球菌で、顕微鏡下でブドウの房のように複数の菌が集団を形成しているのが観察される(図1)。
黄色色素ん産生し、培養すると固形培地上で黄色いコロニーを形成し、多くの株が溶血素をもつため、血液寒天培地にて溶血環がみられる(図2)。
黄色ブドウ球菌は、コアグラーゼと呼ばれるウサギ血漿を凝集させる酵素を産生するかどうか他のブドウ球菌と判別され、さらにオキサシリン(MPIPC)の薬剤感受性試験にてMIC≧4を示すものをMRSAと判定する。
黄色ブドウ球菌はヒトの常在菌の一つであり、健常人の20〜30%の割合で鼻腔や咽頭などから検出される。同様にMRSAを保菌している健常人も(笑)散見される。
MRSAは1961年に英国で最初に報告され、米国では1970年代に、本邦では1980年代になって報告されるようになった。MRSAは歴史も長く、これからもその動向は感染制御上、最も重要であるといえる。

2.感染症
エンテロトキシン、毒素性ショック症候群毒素、表皮剥脱毒素、溶血素などあらゆる病原因子を有し産生するため、多くの感染症を起こす。特に皮膚・軟部組織疾患(SSTIs)の代表的な原因菌で、伝染性膿痂疹(とびひ)、毛包炎、せつ、よう、皮下膿瘍などの表在性皮膚疾患、蜂窩織炎、ひょう疽などの深在性皮膚疾患を惹起する。
また、毒素性ショック症候群(TSS)、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)、新生児TSS様発疹症(NTED)、食中毒などの毒素性疾患と関連する。耐性菌であるために治療に難渋し、敗血症、感染性心内膜炎、肺炎、骨髄炎、髄膜炎などの深部感染症を起こすと重篤となり、死に至ることもある。

3.耐性機構
ペニシリン系抗菌薬をはじめとするβ-ラクタム系抗生物質は、細菌の細胞壁を構成するペプチドグリカンの合成を阻害することで作用する。
これに対して、ペニシリン耐性黄色ブドウ球菌はペニシリン分解酵素を産生することで薬剤耐性を獲得した。
そこで、これらの細菌に対しても有効な、ペニシリン分解酵素によって分解されないメチシリンが開発された。
しかしながら、β-ラクタム剤が結合できないペプチドグリカン合成酵素(PBP2 ’)を作ることでβ-ラクタム剤の作用を回避し、メチシリン耐性機構を獲得するMRSAが出現した。このPBP2 ’という蛋白質はmecAという遺伝子にコードされており、現在この遺伝子はDNAカセット染色体(Staphylococcalcasette Chromosome mec ;SC Cmec)と呼ばれる部分に、他の薬剤耐性遺伝子とともに存在していることが解明されている(図3)。
このためMRSAは、黄色ブドウ球菌の治療薬であるβラクタム系抗菌薬(ペニシリン、メチシリン、クロキサシリン、オキサシリン、第1・2・3世代セフェム)のほかに、マクロライド系、アミノグリコシド系、テトラサイクリン系抗菌薬など種々の薬剤に対し耐性を示す。
なお、SCC mecにはI〜X Iもの種類があることが報告されており、世界には大きく分けて5つのクローンが存在していることが明らかになっている。本邦ではSCC mec Ⅱ型を示し院内感染型と呼ばれるNY/Japanクローンが多くを占める。



4.今後の動向
近年ではcommunity- acquired MRSA(CA- MRSA)と呼ばれる市中で感染する MRSAが出現し、CA- MRSAの強毒株の感染により欧米では死亡例が出ており、本邦においても外来診療でも留意が必要となっている。また、 MRSAの治療の切り札としてバンコマイシンが用いられているが、近年、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の院内感染の広がりがみられ、VREからバンコマイシン耐性遺伝子が MRSAに伝搬されることが危惧されている。
問題となるバンコマイシン耐性遺伝子はvan Aと呼ばれ、プラスミドを介して伝搬する。2002年にはVREのvan Aを獲得したバンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌(VRSA)の出現が報告された。1996年のバンコマイシン低度耐性黄色ブドウ球菌(VISA)の発見をはじめ、β-ラクタム系抗生物質との併用によってバンコマイシン耐性が発現するbeta-lactam antibiotic induced vancomycin- resistant MRSA(BIVR)も出現している。
VRSAはSCC mec Ⅱ型のクローンから容易に生じしやすいことが知られており、バンコマイシンの使用と薬剤の併用には注意が必要である。

5.感染予防策
MRSAの場合、接触感染予防策が適用である。
80%エタノールが消毒薬として有効である。

参考文献 感染制御標準ガイド

撮影会

2019-07-29 22:14:03 | 日記
こんにちは
東京マイクロスコープ顕微鏡歯科アシスタントakiです🌷

関東もやっと梅雨明けですね
やっとジメジメから解放されるーと思ったけど、さすがにこの暑さはこたえますね
皆さん、水分補給してあまり無理しないでくださいね



先日、約2年半ぶりの集合撮影会をしてきました
写真は何回撮っていただいても苦手
もっと笑って〜〜と言われても引きつるばかり
皆んなは、ほんと命の歯(笑)を出してニコッ
羨まし〜〜い!

私は今回で集合写真4回!
証明写真1回撮って頂きました!
笑顔以外でも問題がいろいろと
写真は正直
歳はとりたくないですね

感染の知識

2019-06-05 12:35:04 | 医学情報
こんにちは
東京マイクロスコープ顕微鏡歯科アシスタントakiです🌷

関東もそろそろ梅雨入りですね
ジメジメして、お洗濯など嫌な時期ですよねー

それでは今日から感染についてお勉強していこうと思います。

病院感染の特徴
Point
①病院感染は、医療施設内において感染の機会を得て発症する感染症である。
②病院感染の対象となる入院患者は何らかの基礎疾患を有し、さらに医療行為も加わって感染防御能が低下している場合が多い。
③病院感染は、弱毒病原体によって起こる場合も多く、さらに耐性菌が占める割合が高い。
④医療従事者が院内で感染した場合も病院感染の範疇に含まれる。
⑤病院感染と対比して使用される概念として市中感染がある。

病院感染の定義
「病院感染」は主に入院中の患者が医療施設内において感染の機会を得て発症した感染症のことである。
入院患者は何らかの基礎疾患を有し、診療行為による医原的な要因も加わって感染症を起こしやすい状況となっている。そのため、病院感染の原因となる病原体は、弱毒のいわゆる日和見病原体も多く含まれている。
病院感染と判断する一つの基準としては、入院48時間以降に発症した感染症を発症した場合を病院感染として扱う場合が多い。これは感染症の潜伏期間などを考慮して定められた基準であるが、48時間というのは一つの目安であり、さまざまな病原体の特徴を考慮すると、この基準だけで病院感染と断定できるわけではない。
また、病院感染の対象は患者に限らず、院内で働く医療従事者が院内で感染した場合も病院感染の範疇に含まれる。職員の感染は、針刺しなどの業務に関連して発症する場合もあるが、インフルエンザやノロウイルス感染症のように、院内で患者や他の職員から病原体が伝播する場合も考えられる。
最近では「病院感染」という用語に加えて「医療関連感染」という概念も広く用いられるようになってきた。これは医療施設だけではなく、介護福祉施設や在宅医療などを含めた広い範囲を対象としている(図1)。



すなわち感染のリスクは入院中の患者に限定されず、介護福祉施設などに入所中の人でも高いと考えられるため、これらを包括した広い概念に用いられる用語である。
「病院感染」と対比して用いられる用語として「市中感染」がある。これは、通常の社会環境で暮らしている人に発症する感染を意味している。基本的に市中感染の患者は感染症のリスクを有しておらず、健常人の感染症と捉えることができる。しかし、入院前に糖尿病などを指摘されていながら、無治療の状態で感染症を発症した場合は、分類上は市中感染に入るかもしれないが、感染のリスクにおいては病院感染とほぼ同等と考えられる。

病院感染の要因となる疾患や医療行為
入院患者は何らかの基礎疾患を有しており、それに伴って宿主の防御能の低下が認められる。しかし、基礎疾患といってもさまざまであり、高血圧や精神疾患のように宿主の防御能にほとんど影響を与えない疾患もあれば、白血病や糖尿病などのように明らかに防御能の低下を考慮すべき疾患もある(図2)。また、入院後の投薬や手術なとの医療行為によっても、二次的に感染のリスクが高まる場合がある。これら医原性の要因もその種類によって障害を受ける防御能に差が認められる(図3)。
そのため、各疾患および医療行為によって、防御能のどの役割を担っている部分が障害を受けるかを理解しておく必要がある。



1.皮膚のバリアーの機能低下
皮膚はその表面の角質層により、体の外に存在する病原体が体内に直接入らないように強固なバリアーとなっている。入院患者は血管カテーテルの留置によって、皮膚のバリアーとして機能が障害され、外部からの菌の侵入を安易にしている。
さらに、外科的手術を受けた症例では創部から菌が侵入し、創部感染のリスクが高くなる。褥瘡も圧迫による血流の低下によって組織の壊死が起こり、さらに好発部位の仙骨部では便中の細菌による汚染を起こしやすく、局所の感染が起こりやすくなる。
2.生理的機能の障害
人工呼吸器管理下の患者では、挿入された気管チューブによって気道分泌物が排除されにくくなる。また、気管チューブや各種カテーテルは異物として作用するために、その表面で細菌が増殖しバイオフィルムを形成すると、菌の排除はより一層難な状況となる。尿路結石や膀胱がんなどでは、尿流の低下によって尿が停滞し、菌が増殖しやすくなるために複雑性尿路感染症の誘因となる。
3.好中球機能の障害
抗がん剤の投与による骨髄制御が、抹消血白血球数の減少を招き、発熱性好中球減少症の原因となる。さらに糖尿病は高血糖によって好中球機能を低下させる。ただし、糖尿病患者でも血糖がきちんとコントロールされていれば健常人とほぼ変わらない防御能を示すが、高血糖が長期間続くことで、動脈硬化の進行による組織の血流低下が起こり、下肢のの壊死などが起こりやすくなる。
4.獲得免疫の障害
H I V感染症は、CD4リンパ球の障害による細胞性免疫能の低下が認められる。臓器移植では拒絶反応を防ぐために、シクロスポリンなど免疫抑制剤の投与が必須となり、主に細胞性免疫が抑制される。副腎皮質ステロイドの投与はサイトカイン産生などを抑制し、リンパ球の機能障害を引き起こし、液性および細胞性免疫の機能が低下する。
5.耐性菌の選択・増殖
抗菌薬は本来、治療の目的で投与されるべきものであるが、予防的投与や必要以上の広域抗菌薬投与で耐性菌感染症のリスクげ高くなる。日和見感染症を起こしやすい病原体は、前述のように弱毒であるが、さらに細菌の場合は各種の薬剤に耐性を示す場合が多い。すでに各種の耐性菌を保菌した状態で入院する患者、すなわち持ち込み例もいるが、入院後に他の保菌者・感染者から伝播したり、院内の環境から、あるいは医療スタッフを介して伝播する例も多い。
ただし、いったん耐性菌が患者の体内に入ったとしても、いきなり感染症を引き起こすことはまれであり、保菌状態のまま経過する。その後、抗菌薬が投与されると感受性を示す多くの常在菌は抑制され、その代わりに耐性菌は選択的に増殖が可能となる。さらに宿主の感染抵抗性が減弱した状態が続くと、耐性菌は増殖し続け、体内の深部に侵入して感染症を発症する(図4)。もしも、その後に適切な抗菌薬による治療が行われなかったり、宿主の防御能が改善せず菌の排除ができなければ重篤な感染に至ることも少なくない。




参考文献 感染制御標準ガイド