ツバキを育てよう !! 椿の鉢植栽培 ツバキの育て方

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ツバキの育て方(要約版)

2012年02月23日 | ツバキ 椿

詳細はこのページの下へ向かって順に書いてありますが、ここの章では簡単な説明に留めます。関東地方のビルのベランダなどを想定しています。(専門家ではありませんので他の詳しいサイトも参照してください)

まず通販などでツバキを買います。西王母などは関東の私の家でも11月から12月に咲くのでとりあえず1鉢は欲しいです。他にも数種類揃えましょう。6月に梅雨入りしたら買ってきたポット苗から一回り大きな鉢(ポットと縦横比の同じような普通の鉢)へ植え替えます。黒くなって枯れた根は軽く取り除き腐葉土を混ぜた赤土などに植え込みます。用土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出る位水やりをします。これを1年中繰り返します。3月の彼岸過ぎから成長が活発になるので2月中旬ごろにマガァンプKの小粒という肥料を土の表面にまきます。置き場所は明るい日陰(直射日光に当てない)がいいと思います。

一回り大きな鉢に2年ごとに植え替えるぐらいの方が根鉢(植木鉢の格好をした根の塊)の細根が密集した理想形になるのでお薦めですが手間がかかります。とりあえず気楽に楽しむ事を目的として、鉢の表面から竹箸などを刺して根が詰まってくるまでは植え換えない方法でいいでしょう。、5年後に自分にツバキ栽培が向いていると確信したら本格的な栽培に挑戦してください。最初の数年は気合が入っているので鉢数もどんどん増え、手に負えなくなったり、剪定のしすぎでかえって花数が少なくなったりと失敗が多いです。とにかく3月ごろが普通のツバキの開化期なのでそれを楽しみに1年間綺麗な葉を育てる事を目標に栽培します。

小さい苗だと鉢の大きさがまだ足りないので私のようにビルの屋上とか日差しの強いベランダなど乾きすぎるところでは水切れで枯れる心配があります。このような時はもっと大きな鉢に植えてもいいかと思います。

花のつぼみは一枝にいつぐらいにした方がその後の成長の為にも良いので付きすぎた蕾は枝元の方へゆっくりと倒すようにすると安全にとる事ができます。安全と言うのは蕾の脇にすでに葉芽ができていてこれが大切だからです。ツバキには直射日光と冬の強い風は当てないようにしてください。品種によりますが多少暗くても京都の社寺のずいぶん暗い庭でも咲いていますから大丈夫。

花が散ったら膨らんだ雌しべは結実するので切り取ります。普通は剪定と植換えはこの花後に行いますが数年間は何もせず、このままでいいでしょう。

水を張ったお盆(水盤)に落ちた花を浮かべておくたいへん長く花を愛でる事ができます。花が雨に濡れたり、水やりの時に花びらに水を掛けるとダメージを受けるのに、水盤に浮かべると長持ちするのは不思議です。

自分としては10号鉢で樹高1メートル程度をとりあえずの目標としていますが、そこまで行くのはちゃんと植え替え剪定ができるようになってからです。最近は大き過ぎると感じているのでもう少し小さい方がいいでしょう。

こんな感じでおおらかにツバキ栽培を楽しんでください。私は専門家ではないので他に詳しいサイトがいっぱいありますのでそちらも是非参考にしてください。

ちなみにお茶の木は椿属です。育てていると品種によってはそっくりです。もうやめてしまいましたが茶の木も育てていました。茶をいれて飲む事はしませんでしたが葉を揉むといい茶の香りがしました。

大雑把に言えばツバキとサザンカはほとんど一緒です。山茶花(サザンカ)の多くは冬の花の少ない時期に咲きます。木へんに春と書く椿は3月ごろに咲くものが多いです。

 

水盤に浮かべたツバキ

https://www.google.co.jp/search?q=%E6%A4%BF+%E6%B0%B4%E7%9B%A4&num=50&newwindow=1&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjQ0pjwlZ7bAhXGEbwKHZjYD6MQ_AUICigB&biw=1680&bih=858

 



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