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蹴ログ

蹴る、闘う、観る、読む、休む、想う

旅立ち

2011-01-18 00:53:58 | 蹴ログ
遅ればせながらですが、2011年 新年のご挨拶を申し上げます。様々な方々からもうblogは更新しないのかというご指摘を受けました。申し訳ありません。

可能な限り、情報発信して参ります。

twitterも始めました。 atsushi_8_ でつぶやいています。


1月16日、納会があり、4年生が卒部しました。数々の勝利をあげたチーム2010も解散し、チーム2011が始動しました。今年も慶應なでしこの活躍をご期待ください。


「成功は一日で捨て去れ」

2009-12-03 23:01:33 | 蹴ログ
「仮に成功の方程式のようなものがあって、あらゆる現象を分析してそれを作れたとしても、一瞬の間に周りの状況が変わるので、その方程式もすぐに使い物にならなくなる。つねに現実で起きていることを自分の感性で見て判断し、かつ論理的、分析的に進める。その2つの総和と統合が必要なのだ。
我が社には、成功の方程式なるものはまったくないばかりか、現場主義を徹底的に磨きこむという地道な作業が尊ばれる。社員ひとりひとりがもっとよく深く考えて、すぐに実行していくという経験値の積み重ねのようなものが、現状のブレークスルーにつながっていく。
 よく、机上の空論で、いろいろなことを分析したり論理的に考えたりするけれども、それが上滑りすると、結局ブレークスルーはしない。感情の生き物としての人間である社員が、苦しんで、苦しんで、その挙句に最終的にやっとブレークスルーするものなのだ。」

成功は一日で捨て去れ
柳井 正
新潮社

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「ライフワークの思想」

2009-12-02 23:59:10 | 蹴ログ
”花といえば、世阿弥は『風姿花伝』の中でつぎのような意味のことをいっている。
「35歳になって、芸というものに目覚めなければ、いくら修業してもモノにはならない。しかし、そこで目が開かれれば、自分の父(観阿弥)がそうであったように、老年になっても花が咲き、しかも散ることがない」
~~
 どんなに貧しく、つつましい花であっても自分の育てた根からでたものには、流行の切り花とは違った存在価値がある。”

ライフワークの思想 (ちくま文庫)
外山 滋比古
筑摩書房

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「松のひとりごと」

2009-12-01 23:23:25 | 蹴ログ
"以前『天涯の花』という芝居を演ったとき、一連の宣伝の中で、原作者の宮尾登美子先生とお話をさせていただいたことがあった。そのとき、宮尾先生はこんなことを言われた。

「思うように生きなさい。それがどんなに辛くても、思うままに生きなさい。」

思うようにする。一見自分勝手にも聞こえるが、それは相当のエネルギーが要ることだと思う。自分の意思、かなり強力なバイタリティがないと、自分で自分にのみ込まれてしまいそうな話だ。"

蹴ログに書けること、書けないことを選別している自分に気がついた時、更新を続けていくことができなくなってしまっていました。けど、それは人としては当然ですよね。全てが人に伝えられることばかりじゃない。

関わっていただいている全ての方がいて、今の自分が思うように生きられることに感謝しつつ、蹴ログを復活します。

2009年残りの1ヶ月もがんばっていきまっしょい。

松のひとりごと (朝日文庫)
松 たか子
朝日新聞出版

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1年

2009-04-29 00:16:37 | サッカー
34歳になりました。
今年も旧お隣の菊池家でお祝いしていただきました。
7本のろうそくはアヤソフィアの尖塔をイメージしています。

体育サッカー追加登録期間も終わり、履修者が決定しました。今年も4クラス80名程の学生が受講してくれています。

福澤諭吉記念文明塾も始まりました。

このような境遇に今自分があることに、様々な迷惑をかけつつも、そこに導いてくれた家族、関わる全ての皆様に感謝いたします。

34歳もがんばっていきまっしょい。


「クライマーズ・ハイ」

2009-04-14 00:56:17 | 蹴ログ
「ありがとう。その一言が言えたなら、この先ずっと誇れる自分でいられた。同じ場面が与えられることは二度とない。その一瞬一瞬に、人の生きざまは決まるのだ。」

「小さなことを 恐れなさい
 大きなことは どうにもならない
 小さなことを 恐れなさい
 大きなことは どうにかなるの
 小さなことを 恐れなさい
 小さなうちに 恐れなさい」


クライマーズ・ハイ (文春文庫)
横山 秀夫
文藝春秋

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「アイデア」

2009-04-10 23:20:46 | 蹴ログ
「アイデアの良い人は世の中にたくさんいるが、良いと思ったアイデアを実行する勇気のある人は少ない。」

盛田昭夫

心に響く名経営者の言葉
ビジネス哲学研究会
PHP研究所

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「リーダーシップ」

2009-04-09 01:07:04 | 蹴ログ
「1,彼は非常に情熱的です。彼はサッカーを愛しています。彼は負けているときであっても、驚くほど情熱的です。そしてその情熱がプレーヤーに伝わるのです。

2,彼は非常に知識があります。さまざまなことについての知識がありますが、特にゲームとトレーニングについて、知識が豊富です。そして、自分の考えについて、権威をもって伝えることができます。すばらしい賢明さ、すばらしい言葉でもって伝えることができます。

3,彼は非常に決断力があります。彼が交代等の決断をする時を見ていると非常に決断力があります。そして10回のうち9回は、それがうまくいくのです。

4,彼は非常に強いパーソナリティを持っています。パーソナリティは非常に重要です。特にスーパースターであるプレーヤーに対処するときには。

5,彼は非常に現実的です。彼は現場の人間です。彼はフィールド上に立つと、そこは彼にとってホームなのです。

6,彼はひたむきです。彼はマンチェスター・ユナイテッドのトレーニンググランドに毎日一番先に到着しています。彼は朝6時半にはオフィスに座っているのです。ところで、そのオフィスにはトロフィーがあります。チャンピオンズリーグのトロフィーのレプリカです。奥さんが家に持ち込むのを許さないので、家に持って帰れないそうです。

7,彼はとてもポジティブです。これはプレースタイルにも表れます。これは彼のアイディアに表れます。

8,彼は非常にクリエイティブです。常に新しい解決方法を考えています。

9,彼はこの上ないほど誠実です。アレックスのような人は、自分に対して誠実であった人に対し、非常に誠実にそれに応えます。彼は自分に対して良くしてくれた人のことを決して忘れません。この誠実さはすばらしい要素です。

10,非常に人間的です。すなわち大きな心、そしてユーモアのセンスを持っているということです。

そして最後に、
11,彼はとても謙虚です。彼は自分がいくつカップを勝ち取ったか、自分はいかに優れているかなど、決して言いません。そう言う必要などないのです。またそう言うことは彼にとって恥ずかしいことなのです。彼は非常に謙虚です。」

Sir Alex Fergusonを評して

Andy Roxburgh, UEFA Technical Director
2009.01.17 フットボールカンファレンス


「プロフェッショナルの原点」

2009-04-07 23:50:42 | 蹴ログ
「人類史上ほとんどの人間は、自らがなすべき貢献を考える必要はなかった。貢献をなすべきことは決まっていた。農民や職人のように仕事で決まっていた。家事使用人のようにご主人の意向で決まっていた。しかし、もはや決まったことや言われたことだけを行うという時代に戻るわけにはいかない。とくに知識労働者たる者は、なすべき貢献は何かを自らに問わなければならない。この問いに答えるには三つの視点が必要となる。第一に、状況は何を求めているか。第二に、自らの強み、仕事の仕方、価値観からして自らのなすべき最大の貢献は何か。第三に、いかなる成果が必要かである。」

----「P・F・ドラッカー経営論」

プロフェッショナルの原点
P.F.ドラッカー,ジョゼフ・A・マチャレロ
ダイヤモンド社

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「個と志向性」

2009-04-07 00:45:47 | 蹴ログ
「多様な価値観があり、金子みすづの「みんなちがって、みんないい」といった個の存在があり、それぞれの信仰や信念がある。そのすべてを認めつつも最終的にはすべてを統合していく志向性。この志向性こそが、ヨーロッパ文化の「鏡」となっているのではないだろうか。
 
 街並を見るだけでも、社会の鏡の存在はあきらかである。ロンドンでもパリでも先進国の名立たる都市では、建物を建てるときには風景全体に照らし合わせて個別を考える。

 それにくらべて、昨今の日本の風景を眺めていると、あまりの景観の醜さに絶望することがある。江戸時代には浮世絵で日本橋の風景などが描かれていたが、現代のこの街並みを描こうとする人はそんなにいないだろう。自分はこう表現したい、こんな建物をデザインしたい、建てたいというエゴと個人の欲望だけが剥き出しにになってしまっているかのようだ。
  
 日本でも社会の全体性を鑑みる意識を根付かせる必要があるのではないだろうか。」

化粧する脳 (集英社新書 486G)
茂木 健一郎
集英社

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