女として大阪で暮らす。(朝鮮婆ではないよ)

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大阪市 内部告発 環境局

2010-11-22 | 日記
内部告発(原文のママ)


私(匿名)は、大阪市職員OBです 主に、環境局での勤務が長かったです 以前、京都市で発覚し問題になりました、地区住民の優先採用について
大阪市でも多年にわたり適格性に欠ける甘い採用がありました 特に環境局のごみ収集及び焼却の現業員と区役所における文書送達員(現在は事務職員に転用されている)
などの大阪市従業員で、運動団体に振り分け、それぞれが各支部に下ろされ、各支部が諸般の事情を考慮し推薦した者を、形式上の採用試験(無試験と同様)で
採用されてきました
採用された者のなかには、推薦してもらうため、高額のリベート(現金)を運動団体や市会議員や環境局の幹部職員に渡したとはっきり堂々と言う者も居りました
当時、市総務局も、地区住民への優先雇用は、生活改善や就労機会の保障などを目的として実施しているとも述べた経過があるが、主体性と責任が欠如しており、
私個人としては、納得できなかった
採用された者の中には、市役所よりも運動団体に雇用されたと勘違いし、職場では適格性に欠ける者(無断早退・職場離脱や放棄・あらゆる不祥事・勤務時間中の入浴
・マイカー通勤・勤務時間中の賭博行為)が環境局には多数いましたが、市はしっかりとした指導を行わず放置していました
本件については、透明性を重視する意味で、過去に遡り、甘い採用に関与した団体・職員・幹部職員を徹底てきに調査のうえ処分することと、このような形で
採用された職員を早急に懲戒解雇するべきであると思います


大阪市環境局は、事業系ゴミの収集や産業廃棄物の収集・処分は民間に任せているが、家庭用ゴミについては大阪市直営で収集・処分を行っている
大阪市廃棄物行政の事業予算は年間698億円で、大阪市直営での収集・運搬事業(ほとんどが大阪市環境局清掃技能労務職員にかかる人件費)に
多額の支出がされており、大半は税金でまかなわれている
民間の清掃業者(○○衛生や○○興業)は、早朝から深夜まで清掃車を一人で運転し、一人で車から降りてゴミを積み込む完全な一人作業であるが、
大阪市では9時から(一日実働3~4時間位)清掃車に三人乗りで、一人は運転のみで残りの二人がゴミを積み込む三人作業で、両者を一人当たりの仕事の
密度・強度で比較すると明らかに月とスッポンである
きつい仕事をしている民間の業者社員と大阪市環境局清掃技能労務職員の給与を比較すると、大阪市の方がかなり高いという矛盾した現実がある
早急に経費節減や効率化を図る観点から、大阪市直営業務を民営化すれば廃棄物行政の事業予算が節減できるのは明らかでありながら、大阪市は多年にわたり
民営化せず放置してきた
私は、行政職として長く環境局に勤務していたが、人員機材に多額の経費をかけ、非効率な業務を行って税金をムダに使う役人のコスト意識の欠如に
大変な矛盾と憤りを感じていた
大阪市市政改革室は、ホームページで「廃棄物行政の公益性・公共性・公平性をふまえつつ、必要とされるサービスを効果的・効率的に提供するため、
現状では、法的整備が必要となるが、独立行政法人化を前提として事業分析を行うなど、経営形態・運営方法の再構築について検討を進める」と
マネジメント改革として今後の具体的取組を提唱しているが、独立行政法人化では今までの環境局の悪い風土というか土壌をそのまま引き継ぐ可能性があるので、
完全民営化にすることこそ「あるべき経営形態」であり一日でも早く民間委託してほしい



広島県呉市では、不正採用で逮捕、起訴された前市長ら6人が有罪になりました 地方公務員法では、採用試験は「すべての国民に平等の条件」と規定しており、
「枠」を設けることはできません
公務員の本分は法に基づき、公平性を保つことであります そのためには市民と対話し、市民と共にまちづくりを担う能力が必要となります
しかし、大阪市では多年にわたり地区住民を甘い採用で優先雇用してきました 私は、行政職として長く環境局に勤務していましたが、一般社会のモラルや適正が
一定に達しない人物(現業員)を指導するのに大変苦労をしました 正直言って、毎日の業務に大変な矛盾と憤りを感じていました
学力が一定の基準に達していない運動団体の推薦者を甘く採用することは、市民への背信行為であります
過去の遡り、甘い採用に関与した団体・職員・幹部職員を処分し、このような形で採用された職員を早急に解雇してください 本当に、よろしくお願いします



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大阪市は裏金問題でも大揺れに揺れている自治体だが、今度は環境局の枠採用職員についての内部告発がありました 告発文書をそのまんま掲載しましたが
大分県の教員採用汚職とも、よく似た構造のようで、無試験に近いような形での不正採用が行われているようです おそらく全国の自治体で似たようなことが
行われているのでしょう (そういえば、岡山県内の地方自治体の清掃職員が昼の3時ごろ、職場の風呂に入っているのを目撃したことがある)
自治体によっては職員採用の権限の半分は議会が握るという取り決めをしているところもあるようで、そういったことが不正の温床となっているのでしょう
いずれにしても公務員の採用ですから、教員にしても清掃職員にしても「公平性・透明性の確保」が強く求められます


公務員は国家公務員にしても、地方公務員にしても「私は日本国憲法、法律などを順守します」という誓約書を入れた上で採用されています
コンプライアンス(法令順守)は当然のことでしょう また公務員には不法行為を見つけたときは捜査当局に通報する義務があります 馴れ合い、癒着、かばい合いなどで
公務員同士の場合は、この通報義務が機能していないようです ウェブテレビでは公務員は公人と認識しており、犯罪などがあった場合は実名報道をしています
メディアによって公人の範囲があいまいで定義がマチマチなのが現状ですが、原則として「公人は実名報道」となっています 「憲法及び法律を順守します」という
誓約書を入れた上で採用された公務員が逮捕などに至った場合は実名報道が当然でしょう 役所の内部規約などは何の関係もありません
そういう役所の内部規約優先であれば、役所によって取り扱いがマチマチとなってしまいます このあたり、マスコミと役所が癒着していると批判されても仕方が無いでしょう
いずれにしても、民間人以上に順法精神が求められる立場の人が公務員というわけで、どのような職場でもコンプライアンス(法令順守)は当然でしょう


外部から見ていると、大阪府は改革に必死に取り組んでいるようですが、大阪市は裏金問題など問題が噴出しながら改革に取り組んでいるという姿勢が見えてきません
「お茶を濁す」というような姿勢で行政をやられると、最後に泣きを見るのは大阪市民です 大阪市民の大阪市政への監視がこれから一番大切なことでしょう
「やりたい放題、無責任、地獄の沙汰も金次第」の地方自治体行政を許さないためにも、市民が行動すべき時でしょう



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