大峰の河童

法螺貝を習得中 

河童の手作り弓具、「箙と蟇目」

2010年05月27日 | 日記


時代祭りの武者行列で源平・鎌倉や室町時代の鎧兜を着用した武将級が装着する箙に注目し、数枚の写真をとりました。 しかし、遠目の撮影で、詳細が不明。
 武者姿が描かれている合戦絵巻などでは扇状態になった飾り矢の印象が強く、矢把(やばね)、筬(おさ)や緒の組み方などが判りません。 

詳細を悩むより実行あるのみ。 弦巻作成時の残りエコテープで作成開始。
平胡籙(ひらやなぐい)のように蟇目鏑矢1本と蓬矢(ほうや)5本を扇状に飾り開き、弓に素早く番える工夫を施した箙が完成。

材質は方立ての面や脇はエコテープ、高頭、端手、欄干は竹ひご、矢把緒の替わりに竹で把ね部分を試作、筬は波板状に一本、紋は厚紙で加工。塗りはカシュで小豆、こげ茶、朱の混色。 以前、作った蟇目鏑とセットで撮影。 請緒と後緒は思考中。 箙のサイズは高さ32cm、横巾13.5cm、厚み10cm。 蟇目は長さ18.5cm、直径6.5cm。

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