同じ経営資源、人材でも、リーダーによって組織のパフォーマンス、業績が変わってくる。
分かりやすいのはスポーツの世界である。
あるサッカーチーム。負けた試合の後、自分のことは棚に上げて、必ず選手の批判ばかりする監督がいた。
そんな監督が辞め、新しい監督の元、今期は勝ち数が大きく上がっている。
会社経営においても、
本当に、リーダー(経営トップ)の役割は重大である。
会社の存続にとって重要な存在で . . . 本文を読む
会社を強くしていくには、ウルトラCはない。(古い言い方だ。若い人には、ウルトラCと言う言葉は死語で、分からないと思うが。)
あたり前のことを淡々とやっていくことが重要である。
あたり前のこととは何か?
例えば、経営をしていくには、戦略がいる。
もちろん例外はあるが、事業を行っていくには、やはり、戦略を考え、構築して進めていくことが望ましい。
成り行きのまま、やっていったのでは、経営をしたことに . . . 本文を読む
厳しい経営環境が続いてる中、「語って欲しい」等の要望が増えていました。
「毎回、短い語り(文章)だけど、核心を突いた内容を受けて自分の会社のことを(自分の経営について)考えるきっかけになっている」「考えるヒントを得ている」等の意見もいただいていました。
と言うこともあり、
再度、今回、少し語ります。
取り巻く環境がどうあれ(例え、周りの環境が良くなったとしても)、自社の運営は、経営トップの舵 . . . 本文を読む
今回は、「組織」について少し述べます。
ある辞書によれば、組織とは「何人かの人とかで形作られるまとまり」等となっていますが、
私は、人が集まるだけでは「組織」になりえないと考えています。
人が集まっても「組織」になりません。
では、何が必要なのでしょうか?
コミュニケーションが生じて初めて「組織」になると言えます。
逆に言えば、コミュニケーションのないものは「組織」ではありません。
. . . 本文を読む
今回も少し述べます。
「会社の成長」、「従業員の成長」、「人の成長」など、成長を目指したり、期待されたりしますが、成長とは何でしょうか?
「成長する」とはどういうことでしょうか?
人によっていろいろな考えがあると思いますが、私は次のように考えています。
「成長」のキーワードは変化だと思います。
成長とは変わっていくこと。
成長するとは、現状(今までの姿)と違う新しい姿へ変わっていくことで . . . 本文を読む
今回も少し述べます。
「信頼」のない者は、組織のリーダーになってはいけません。
どうしてか?
「信頼」のない者がリーダーになると組織は強くならないからです。
そういう者がリーダーになると人がついていきません。
表面上は従っていても、心が離れているので力の出せる組織になりません。
メンバーを動機づけて目標達成を試みることがリーダーの1つの役割だとすれば、
人の心をとらえることのできない信頼のない . . . 本文を読む
今回も少し述べます。
会社経営は、問題解決の繰り返し
のはずですが、
そうなっていない場合があります。
1つは、問題があることは分かっているが、先送りにしている場合。
これは問題を先延ばし、先延ばしにしている、「問題放置」の会社です。
もう1つは、問題の解決に取り組んだけれど、真の問題解決になっていない場合です。
例えば、
売上高が伸びたからと言って問題解決になっているのか、
と言うことです . . . 本文を読む
一人ではなく、組織で仕事をしている限り、「他者へ伝える」という行動は不可欠になります。
ビジネスの場では、そのための工夫が求められます。
今回、若手ビジネスマンに対して、「伝える」ための留意点として話しをしている中から1つ、語ります。
経営者の方々やベテランのビジネスマンの方々にとっては、当たり前のことだと思いますが、
特に短時間の中で伝える場合、重視されるのは、「先に結論を伝えろ」です。
しか . . . 本文を読む
新年度になり、新入社員が入社してきた企業もあると思われます。
今回、
新入社員や若手社員に対して、私が普段、「仕事をする上で注意すること」として話している中から1つ、語ります。
■ビジネスの場では、修飾語に注意しろ!
例えば、
「~は、とても多い」
「~は、すごく多い」
「~は、めっちゃ多い」
「~は、超多い」
「~は、たいへん多い」
「~は、非常に多い」 等
と言われても、(と報告されて . . . 本文を読む
当ブログでは、世の中のビジネスの教科書に書かれているようなことではなく、
あくまで、私のこれまでの実践、経験から、私が確信したことを述べていますが、
今回も、少し語ります。
「うちは、人材がいないから~」と話される経営者の方々がいます。
しかしながら、次のように考えた方が良いと私は思います。
「人材がいない」ではなく、「今いるメンバーを人材にしていく(していかざるを得ない)」のだ」と。
限 . . . 本文を読む
当ブログでは、世の中のビジネス書に書かれているようなことではなく、
あくまで、私のこれまでの実践、経験から、私が確信したことを述べていますが、
今回も、少し語ります。
組織で、改善のために「こうしよう」と決めたとしても、
皆さんの組織は大丈夫だと思いますが、
通常の組織は、次のようになるのです(なる場合が多いのです)。
・そのうち忘れてしまう
・忘れていなくてもやらない
・忘れたふりをしてや . . . 本文を読む
一般に、組織は計画を立て、目標を明確にして、その実現のために取り組んでいきます。
計画に取り組むのは、組織の構成メンバーであるヒトであり、
目標は、メンバー一人ひとりの目標に落とし込みます。
一人ひとりに、目標を落とし込む場合、
「組織のリーダーは、ここを意図した方が良い」
と私が考えている要点があります。
今回、これについて少し語ります。
まず、“目標は2つある”ことを認識しなければなり . . . 本文を読む
会社を運営していく中で、いろいろな計画を立てて、進めていきます。
例えば、事業計画、営業計画、人事計画、中期計画、経営計画 等々。
今回は、“そもそも計画とはどういうものなのか”、“計画を立てる際の要点”について、少し語ります。
●まず、“そもそも、計画とは何なのか?”
こう聞かれたら、皆さんはどう答えますか?
“そもそも、計画とは何なのか?”
これについてしっかり理解していることが、計 . . . 本文を読む
以前の当ブログで、“「仕事をしていく」とはどういうことか”について述べました。
仕事をしていくとは、問題解決を繰り返していくことです。
仕事をしていく中で、発生してくる問題を突破して(解決して)、進んでいかなければなりません。そのためのことについて語りました。
今回、その関連として、「仕事をしていく」上で、絶えず確認しておいた方が良いと思われる点、2つについて少し語ります。
「仕事をしていく」 . . . 本文を読む
今回は全くシンプルなことを述べます。(再確認します。)
シンプルだけど、会社が存続していくために重要なことです。
存続だけでなく、会社を強くしていくためにも欠かせないことです。
まず、
組織(会社)は変わることが求められます。
何故でしょうか?
大きな理由は、組織(会社)を取り巻く環境が変わってくるからです。
変わりたくなくても、顧客環境や競争環境、経済環境、社会環境等が変わって来れば、生 . . . 本文を読む