おかし記

下川おかしの日記

北とぴあ演劇祭 舞台照明覚え書き

2018-09-18 00:36:18 | 舞台照明
①台本をシーンにわる(照明が変化するところで区切る)
②必要な明かりを書きだす。
③基本仕込みの地あかり(フェーダーの1~6)前あかり(フェーダーの7~8)さえ点ければ舞台は程よく明るくなるのでそこはとりあえず触らない。
④単独のスポットライト、「サス」とか「ヌキ」とかいわれる明かりをつくる。10~11の「トップ」で上下とセンターに一つづつ作れる。
⑤転換をブルーにする場合は、16,18を使う(基本で濃い青#73が入っている)
⑥舞台を赤く染めたい時は、14.オレンジに染めたい時には#18

ザ・ダンサー La danseuse 知らなかった、やはりダンスと照明は響き合う

2017-06-02 15:36:45 | 舞台照明
勉強不足というか、知らなかったなあロイ・フラー
以下、覚え書き。映画のサイトより




ロートレック、ロダン、コクトーらのミューズ、<シルクと光のダンス>で、新時代を切り開いた伝説のダンサー、ロイ・フラーの驚愕の実話

暗闇の中から光の花が現れた 19世紀末ベル・エポック。世界にひとつのダンスで、熱狂を巻き起こしたダンサーがいた。彼女の名は、ロイ・フラー。マネの絵でも有名な〈フォリー・ベルジェール〉で、一夜にして時の人となる。それは、自ら色や角度を設計した光の照明の中で、シルクの衣装が様々な形を織りなす、誰もが初めて目にするダンスだった。“モダン・ダンスの祖″と呼ばれ、パフォーマーとしての天才的なセンスが今再び評価されているロイ。偶然見た、長い衣装をまとって踊るロイの写真に衝撃を受けた写真家のステファニー・ディ・ジューストが伝記を基に映画化。


ロイ・フラー Loïe Fuller
1862年1月15日、アメリカ生まれ。子どもの頃から舞台女優として活躍していたが、1891年、ふわりとした衣装をまとい、まるで催眠術にかかったような女性を即興的に、しかも激しい身体的パフォーマンスによって演じて観客を驚嘆させた。これがのちにサーペンタインダンスと呼ばれ、ロイ・フラーのトレードマークとなってゆく。その後、パリに渡った彼女はそのダンスによって一大旋風を巻き起こし、アール・ヌーヴォー時代のミューズとしてパリのアートシーンに君臨する。劇場<フォリー・ベルジェール>を拠点として、ジュール・シェレやロートレック、ロダン、エミール・ガレ、コクトー、ドビュッシーなど名だたるアーティストを魅了し、ポスターや美術作品などジャンルを越えてその姿が刻まれた。また、独自開発したカラーフィルターを用いることによってさまざまな色の照明を実現させ、それまでになかった照明による舞台空間を創造するなど、舞台演出の革新者でもあった。 1900年のパリ万博ではロイ・フラー劇場を開設し、話題をさらった。日本人俳優、川上音二郎と貞奴(マダム貞奴)を劇場に招き後押ししたほか、ダンスの世界に新風をもたらしたイサドラ・ダンカンを支援するなど新たな才能の発見と育成に努め、20世紀初頭のダンス界のみならず、現代のアート、演劇、映画に多大な影響を与えた。1928年1月1日、パリにて亡くなる。