ＰＡＣ３は撃てない・・

今回配備されたパトリオット(米式に発音するとペテリオット）
だけで約７０００億円の血税が使われています。

飛翔高度が１０倍も高い弾道ミサイルにＰＡＣ３
の弾は当たりません。したがって件のＨ氏の「ふぁ～」
話はまんざら当たっていないこともない。
では、なぜ副長官ともあろう人があんな軽率な発言を
したのか・・つまり迎撃はしないと既に決めているからです。

万一、ブースターや破片が落下してきてもそんなファジーで乱雑な
落下軌跡及び速度を割り出せる計算性能を持った迎撃システムなんて
ありません。
逆にブースター落下位置などを相当正確に通知してきている
北は技術的にかなりのレベルを獲得していると考えて良いの
ではないでしょうか？
まあ、今回は弾頭にＧＰＳかなんか搭載して、ほら衛星でしょう
で済むでしょうが、小型の核弾頭にいつでも交換できるとか？
誰のリークか知らんが、外電だとか・・・(^_-)

自衛隊にＰＡＣ３をハナから使わせるつもりはないのです。
道路で事故るような機械でミサイルは落とせんでしょう^_^;
失敗したら７０００億円ドブに捨てるわけですから・・・
そして失敗の確率が極めて大きいのですから・・・

それこそ世論が放っちゃおきません。
だから、人工衛星が発射されて着弾までの１０分間では
とても間に合わないとかなんとかもうすでに言い逃れを始めてる
わけです。

こうなったら１０分間でも間に合うようなさらに性能の良い武器
を買わせようとする魂胆みえみえのアナウンスです。
まあ防衛庁は１兆円くらい余計に予算をくれとか言い始めるでしょう。

そんなもんに金使うくらいなら、いっそ金さんに１兆円差し上げて
同盟国になっちゃえばいいんじゃないすか^/^

建設的な方法だと思うがなぁ・・・中国やロシアが北の同盟国などと
いう冷戦時代の感覚を未だにもっている一部のアホな輩には理解されな
いかもです。中国もロシアも北と同盟国などと明言した歴史的事実
はありません、友好的関係だというニュアンスは使ってきました。

それは、南北朝鮮半島が極東の要だからその利害に慎重にならざるを得ない
からです。したがって旧ソ連は金日○を擁立して南北のバランスを保持しようと
した。共産・社会主義国家が全て仲良しなどというのはアメリカ的なレッドパ
ージ思想です。

たとえば、ロシアにしてみてば、北で核を使われたらオホーツク沿岸の自国の領土
は壊滅するわけですから・・・チェルノブイリの記憶がまだ新しいロシアこそ一番
慎重になる筈です。