「南紀オーシャンアロー号の謎」西村京太郎 双葉社
ISBN978-4-575-00774-9
■
アメリカの次期駐日大使一家を乗せた特急“オーシャンアロー17号が主な舞台です。
京都駅を出発した直後にトレインジャックされます。
十津川警部が、登場します。なんと奥さんも、おばさんも登場です。
スタッフ多数登場。
列車も、スタッフも、にぎやか(華やか)で良いですね(テレビ向きです)。
■
駐日大使の予定者の家族が日本に(観光)来ます。
その家族が乗った列車がジャックされます。
犯人は拳銃、ライフル、爆薬を持っているようです。
列車には十津川さんの奥さん、おばさんも乗り合わせています。
奥さん・おばさんが見た「不思議な光景」が
事件解決(誘拐犯人逮捕)のヒントになります。
犯人は身代金を要求、20億円です。
駐日大使(予定者⇒話の途中で正式に着任)救出のため、
そして「主犯」の身柄確保のため、
アメリカの特殊部隊までも登場します。
米軍登場でスケールが大きくなるのですが、
それに比べて犯人たちのスケールが小さすぎます。
なんとも、間の抜けた「誘拐事件」です。
列車のっとり実行グループは5名。
しかし、銃器の扱いに慣れているのは「主犯」一人だけ。
列車の乗客・人質(50人くらい)をとり、
無事15億円を受け取り、犯人は列車から逃走。
ここの「逃走」部分がなんともお粗末なのです。
■
設定が、あまり『日常的でない事件』です。
駐日大使が(日本国内で)人質になることは現実には無いだろうと思います。
もし、この話のような事件が起きたら、
アメリカ軍(特殊部隊)が「おとなしく」日本の警察の要請を受け入れるとも思えません。
「ゴルゴ13」の世界のように、アメリカ軍は黙っていないで、実力行使するだろうと思います。
怖い怖い話でした。
ISBN978-4-575-00774-9
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アメリカの次期駐日大使一家を乗せた特急“オーシャンアロー17号が主な舞台です。
京都駅を出発した直後にトレインジャックされます。
十津川警部が、登場します。なんと奥さんも、おばさんも登場です。
スタッフ多数登場。
列車も、スタッフも、にぎやか(華やか)で良いですね(テレビ向きです)。
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駐日大使の予定者の家族が日本に(観光)来ます。
その家族が乗った列車がジャックされます。
犯人は拳銃、ライフル、爆薬を持っているようです。
列車には十津川さんの奥さん、おばさんも乗り合わせています。
奥さん・おばさんが見た「不思議な光景」が
事件解決(誘拐犯人逮捕)のヒントになります。
犯人は身代金を要求、20億円です。
駐日大使(予定者⇒話の途中で正式に着任)救出のため、
そして「主犯」の身柄確保のため、
アメリカの特殊部隊までも登場します。
米軍登場でスケールが大きくなるのですが、
それに比べて犯人たちのスケールが小さすぎます。
なんとも、間の抜けた「誘拐事件」です。
列車のっとり実行グループは5名。
しかし、銃器の扱いに慣れているのは「主犯」一人だけ。
列車の乗客・人質(50人くらい)をとり、
無事15億円を受け取り、犯人は列車から逃走。
ここの「逃走」部分がなんともお粗末なのです。
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設定が、あまり『日常的でない事件』です。
駐日大使が(日本国内で)人質になることは現実には無いだろうと思います。
もし、この話のような事件が起きたら、
アメリカ軍(特殊部隊)が「おとなしく」日本の警察の要請を受け入れるとも思えません。
「ゴルゴ13」の世界のように、アメリカ軍は黙っていないで、実力行使するだろうと思います。
怖い怖い話でした。