塩味食堂【春夏冬中】

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無為自然(再)

2023年08月07日 12時55分55秒 | しなゆかに愉しみながら

『 何してる?調子はどう??』 


…午前中に そんな声が聴こえたような氣がしまして…


「さて、何のことだろうと想いつつ、すぐピンときました。」


最近、想いを持たないとか、物事や人を仕分けしないようにと実践している訳ですが、


それ(分けない・想いを持たない)で居ることに慣れてきたのかい…と尋ねられたのだと!


 


「まだまだ慣れていないし、ホトンド実践できていない…と想っているかも知れないけど、割とやれているよ。」


「まだ実践できていない君と、それをできていないな~と観ている君が居る…その差が成長の一段階だ。」


 「損得勘定・吉凶禍福・優勝劣敗に心を囚われることなく、物に執着せず私心なく、物事にこだわらず、


あっさりなんてしていたら、たちまち誰かに騙され、出し抜かれ、不利益に…なんて考えが君の心配の種だ!


そこで、少しだけヒントをあげる!」


 


『 無為自然 』…って知って居るよね!


この無為は 『 恬淡 』と同じで、物に執着せず心安らかであること。


恬淡虚無 の 『 虚 』も、つきぬけて空っぽであるの意味で、 『 無 』も、同様の意を持っている。


つまり、東洋思想における「無為」と「恬淡」or「虚・無・空」は、空っぽ(何も無い)の状態ではなく、


超越した状態と捉えることができる。


 


 解るだろうか…無為自然…無為と自然は同時に成立するってことなんだ。


つまり、無為、損得勘定・吉凶禍福・優勝劣敗に心を囚われることなく、物に執着せず私心なく、


物事にこだわらず、あっさりなんてしていたら、空っぽ(何も無い)の状態になるんじゃなくて、


超越した状態…自ずから然らしむ状態になるんだ、しかも、これは同時に成立する。


※逆に言えば、「有為」は「自然」じゃないってことなんだ。 本来が「無為」=「自然」。




だから、君が心配しているように、たちまち誰かに騙され、出し抜かれ、不利益に…


なるなんてことは無い!




「信じろ!」 …なんて言わない。 




「信じるんじゃなくて、…識るんだ。」 


  ※このセリフも聞き飽きただろう。



※ 今までこのブログで伝えて来た…無為自然ってのはこれからの生き方そのものです。


物事を操作・計算しようとしないこと・固定した考えを自ら持たない、相手に対して求めないことなどです。


そして、無為自然で生きる言うことは、自分から能動的に動くな!…という意味ではありません。


 アナタ方が得意な…吉凶禍福・損得勘定・優勝劣敗などの


頭で考えるロクでもないことに拘って・執着し良い悪い、好き嫌いetcと判断・処理して、


アナタ方が身の回りに、…勝手に不調和を起こしていく…


…そのスパイラルから卒業する為の心得… です。  


※ 何かをキッカケに想いきって、…試してみる… というのも、


案外良いタイミングかも知れません。 …是非! お試しください!…


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