陽はまた昇る

流産・パニック症候群・父親の自殺を乗り越え前向きに生きていく話。誰かの救いのきっかけとなります様に・・・

とりあえず復活!

2007-12-10 19:01:31 | パニック症候群
生後71日

病院でもらった漢方薬を、早速飲み始めていたみょみママ。

でも、飲んだ後とかなんとなく息苦しい気がしたんです。。。

で、飲み始めてから2日目の夜、パニック気味に ・ ・ ・ 

とりあえず、次の日から飲むのを止めました。

もしかして、私って漢方が合わないわけ~~~!!!

やっと救われたかもって思っていただけに、かなりのショックが

もう、気力が落ちまくっちゃって

またしても、家事が手に付かなくなっちゃうわ。

とにかく、眠くて眠くて仕方ないわ。

2日間、モモちゃんのお世話以外は何もせず、ず~っと寝ていました。

寝ても寝ても、なぜか眠れるんですよ。

でも、そのお陰で体力は大分回復したみたい

心配した主人が、土曜日に休みを取ってくれてたんですけど、土日の2日間とも買い物に出掛けられるくらい元気だったし

ずっと放置してしまっていたブログも、今日久々に開いてみました。

そしたら、ともッちさんがご丁寧に教えてくれてたんです。

漢方は、体の中から改善してくれるので、長く飲み続けるのが良いって。

もっと、早く読んでれば良かったよ~!!

明日から、もう1度飲み始めてみる事にします。

発作・・・そして病院

2007-12-03 14:35:19 | パニック症候群
生後64日

結婚記念日の翌日の事なんですけど。
近くのショッピングモールで、大きな “パニック発作” が

手足が痺れ、唾液がなくなり、立ち上がれない

も~ 嫌だ~~~、パニック!!!

普通に、買い物に行ってるだけなのに。

何で、こんな風になっちゃうんだろう ・ ・ ・

って、ホント落ち込みます

大きな発作は、出産してからこれが3度目だったんですけど、プチ発作はちょこちょこ出てて。

こう頻繁に起きると、やっと克服出来たと思っていた“予期不安”なんかもあったりするし。

更に、この2日間。

家事が全く手につかなくなっちゃたんです!!

これは、ヤバイ~

ヤバイよ、私。。。

そう思って今日、主人に病院に連れて行ってもらいました

1ヶ月健診の時に紹介してもらった、内科の先生に診てもらったんだけど。

やはり、内科は内科。

専門ではないとの事で、専門の病院への紹介状を書いてもらいました。

そして、その足でその病院へと向かったのです。

そしたら、そこの先生。

良く話を聞いてくれる、とっても感じの良い先生で

今回、パニック障害が再発してしまった事を、またなってしまったと落ち込むのではなく、また1から治せるチャンスが来たと思いなさいって言われました。

要は、プラス思考って事っすね + + +

先生と話をしただけで、気持ち的に大分楽になったし、授乳しながら飲めるという漢方薬も処方してもらえたし。

行って良かったな~病院。

でも、パニックに効くような漢方薬があるとは、知らなかったよ

これを飲みながら、どうか早く復活出来ます様に ・ ・ ・ 

1ヶ月健診(ママ)

2007-10-31 19:24:04 | パニック症候群
生後31日

今日は、ママの1ヶ月健診でした。

久々に、1人での外出。

そして、車の運転。

まだ、本調子ではないみたいで、フラフラしながらもなんとか到着。

が、しかし ・ ・ ・

また、やっちまった

待ち時間中トイレに立ったら、急に “パニック発作” 到来

最悪~~~!!!

心臓がバクバクして、手足が冷たくなって立ち上がれない

大丈夫、大丈夫って思いながら、なんとか冷静ではいられたんです。

暫くトイレの中でしゃがみ込んで落ち着くのを待ち、もう1度ゆっくり立ち上がってみました。

でも、やっぱり立てない!!

これは、やばいかも。。。

って思うと、焦ってきちゃうんですよね~

しかも、もう呼ばれてるかもって思って、よけいに焦りました。

で、結局。

またもや、デパス飲んじゃった~

しかも、最後の1錠だったから半分だけにしようって思ってかじったら、残りが床に落ちてしまった

とにかく、呼ばれてるかもしれないので、まずはトイレの外に出ようとしゃがみながら移動しました

外に出たら、やっぱり 「みょみさーん」 って呼ばれてたんで、しゃがみ込んだままの体勢で 「はーい」 って返事しました。

その姿を見た看護士さんが、慌てて 「どうしました?気持ち悪くなっちゃいましたか?」 って駆け寄って来たので、「すいません。パニック発作がでちゃって・・」 と言ったら、車椅子を持って来て運んでくれました

「みょみさん、頑張り過ぎてるんじゃないの?」
「適当に、やればいいのよー!!」 とか、皆さんに励まされ元気が出た!!

薬も効いてきたみたいなので、診察も受けました。

実は、1ヶ月経った今も “悪露” が続いてたんで(血の色)、ちょっと心配してたんですけど、それは問題なく、普通に生活してもOKだと言われホッとした

でも、パニック発作が ・ ・ ・

かなり、ショックです

先生に、内科だけど診てくれる先生がいるから、診てもらったらどかと言われました。

以前に、産後うつになった方がいて、その方が診てもらったらしい。

話も、良く聞いてくれるそうだし。

近々、診察しようかな~と考えております。。。

パニック症候群

2006-11-09 14:52:44 | パニック症候群
この約3ヶ月間、主に “パニック症候群” についての記事を中心に書いて参りました。自分の体験、それらに対する思い、自分なりの考え、それから乗り越えて来た経緯やきっかけなど ・ ・ ・

私は今、前回の記事にも書いた通り、パニック症候群が完治したとは思っていません。ですが、今後とも 「パニック障害と、うまく付き合っていきたい」 と思っております。

パニック障害が発症してから10年以上。その間に、辛い事も沢山ありました。しかし、その分強くなれたのも事実です。そして何より、同じ病で苦しんでいる方の気持ちが、解ってあげられる様になったのです。

なので今後、私の周りで同じような苦しみを抱えている人が居たら、その時は間違いなく 「心の支えとなってあげたい」 と思う事でしょう ・ ・ ・


最後に

わざわざコメントを残してくださった方々。

本当にありがとうございました。

そして一刻も早い回復を、心よりお祈り申し上げます ・ ・ ・

パニック症候群との決着

2006-11-07 14:28:08 | パニック症候群
薬をやめてからも “呼吸法” を続ける日々を送り、気が付くと1ヶ月、2ヶ月と月日が流れていきました。そして、その頃になるとパニック発作や薬の事を考える事なく、普通に生活が送れる様になっていました。

それは、私にとって2度目の再発から3年以上が経ってからの “3度目の復活” となりましたが、是までに2度、3度と再発や復活を繰り返して来た事を考えると、「復活した」 = 「完治した」 とまでは言い切れませんでした。

と言うより、「今後もきっとパニック発作に襲われる事があるだろう」 と覚悟を決めたのです。もちろん、発作が起きないに越した事はありませんが、もし起きてしまっても 「大丈夫」 という気持ちを持てる様になったのだと思います。

実際のところ、それから約1年後に “流産” を経験した時、ホルモンのバランスが大きく崩れたせいか、体力が落ちたせいか、それともショックを受けたせいかは分かりませんが、何度かパニック発作に襲われました。

それでも、今までとは明らかに違う程、冷静に対処出来る様になっていたのです。もう今後からは、「発作が起きたらどうしよう」 と悩む事はないと思います。

そして、それこそが 「パニック症候群との長い戦いに決着が付いた」 という事なのかもしれません。

決断 ・ 偶然 ・ そして信念

2006-11-06 14:17:11 | パニック症候群
薬を減らし始めてから完全にやめるまでに、結局4ヶ月近くの月日が流れていました。しかし、私にとってそれが “薬をやめる為に費やした時間” だとすれば、とても短い期間だったのだと思います。

そして、その様に短期間で薬をやめる事が出来たのには、これまでに迷いながらも自分自身で下してきた “決断” や、度重なる “偶然” があったからこそだと感じるのです。

まず始めに 『2度目の診療内科で通院をしなかった事』 ← (これが良いとは言い切れませんが・・・) 通院していたら間違いなく、もっともっと時間は掛かっていたと思います。

そして次に 『退職して茨城に引越した事』 専業主婦になる事により、自分をいたわる時間と、薬をやめ易い環境が出来たと思います。

更に 『主人から呼吸入門という本を渡された事』 『その本を読み呼吸法を実行した事』 これは正に、薬をやめる事の出来た大きな要因だと思います。

そして最後に 『子供が生みたい』 『その為に薬をやめたい』 という 『強い信念をずっと持ち続けていた事』

それが何よりだったのかもしれません ・ ・ ・

薬をやめた日

2006-11-04 18:31:35 | パニック症候群
最初は口で行っていた呼吸法も、慣れ出すと直ぐに鼻で出来る様になりました。時間も、最初は2分間でしたが徐々に5分、10分と増やしていき、最終的には20~30分続けられる様になりました。

そして1ヵ月後、ついに薬をやめる事が出来たのです!!

もちろん、直ぐにピタッとやめられた訳ではありませんでしたが、最初は1日置きに飲まない日を作り、次に2日置き3日置きと薬を飲まない日の間隔を増やしていったのです。

間隔が増えていった時には、もうほとんど飲まなくても平気になっていたと思います。とにかく、呼吸法をする前というのは、まず薬を飲まない日を作る事自体中々出来ずにいたので、“呼吸法” の効果に対し、ただただ驚いていました。

薬を完全にやめさせてくれたのは、正にこの本との “出会い” のお陰でした。

私は、この本の著者である齋藤 孝さんと、この本を読む様に勧めてくれた主人に対し、心の底から感謝せずにはいられませんでした。

呼吸法

2006-11-01 11:15:45 | パニック症候群
齋藤 孝さんの “呼吸入門” に記載されていた “呼吸法” とは、「3秒間息を吸い、その後2秒溜める。そして、最後に15秒かけて吐き出す」 というものでした。要するに “ひと呼吸を20秒かけて行う” という事なのですが、それをたった2分間行うだけで “体の力が劇的に高まる” というのです。

本を読み終えた私は、早速その呼吸法を試してみる事にしました。

基本的に、呼吸は鼻で行うのが理想らしいのですが、15秒かけて鼻から吐き出すのは中々難しく、慣れるまでは口から始めても良いと書いてあったので、結局そうしてみました。

何とか2分間その呼吸法をしてみたところ、「力が劇的に高まった」 という実感は湧きませんでしたが、その代わりに凄く落ち着く様な気持ちと、肝が据わっていく様な気持ちが感じられました。

もしかするとそれが、「パワーが高まった」 という事なのかもしれませんが、とにかく 「この呼吸法は、とても良い物かもしれない」 と思ったのが、試してみた第一印象でした。

根本的な原因

2006-10-31 15:36:36 | パニック症候群
再び読み出した本を一気に読み終えた時、私はとても重要な事を気付かされた様な気がしました。

それは、「自分は、きちんと呼吸が出来ていないのでは?」 という事でした。

是までブログに何度も書いてきた通り、パニック症候群が発症してしまった原因について、様々な事を考えてきました。

確かに、睡眠不足や緊張、そして不規則な生活やストレス等、原因の一つとなっていた事に間違いはないと思います。しかし、その前に 「ちゃんと息してるの?」 というもっと “根本的な事” が、実は最も大事なのでは?と初めて考えたのでした。

その本に、「きちんとした呼吸をすれば、パニック症候群が良くなる」 と書いてあった訳ではありませんでしたが 、人間にとって “いかに呼吸が大事か” を知り、それによって 「きちんとした呼吸がしたい」 となったのです。

実際のところ、「鬱病やパニック障害は、腹式呼吸を続ける事によって症状が軽減される」 とも言われます。

その時はその事を知らず、ただ単に本に書いてあった “呼吸法” を始めてみただけなのですが ・ ・ ・

転機

2006-10-30 15:41:50 | パニック症候群
たった4分の1錠の薬が、中々やめられずにいた時の事でした。私は、ある1冊の本との出会いにより、このパニック症候群との長い戦いに於いて、1つの転機を迎える事が出来ました。

その本とは、齋藤 孝さんの “呼吸入門” という本でした。

私がまだ都内で働いている頃に、主人から 「これ読んでみたら?」 と言われ、渡されたままになっていた本でした。

その頃には、ほんの数ページ読んでみたものの、忙しかったり余裕がなかったりで、その内本棚の中に消えていたのです。

そんな本を再び読み始めたのが、存在さえ忘れかけていたそんな時でした。

久しぶりに本でも読もうかなーと考えていた時に、ふとその存在を思い出し手にしてみたのでした。

表紙に大きく書かれた “呼吸入門” という文字を見ても、あまりピンと来ませんでしたが、主人から 「読んでみたら?」 と渡された本を、取り合えずは読む事にしたのです。

しかし “取り合えず” で読み始めた本に、「なるほどね~」 と何度も頷きながら、私はその本を一気に読み干していました。