おひるね茶家だより

おひるね茶家は終わっちゃいましたが、もうしばらく「たより」は続けたいと思います。
どうぞおつきあいください。

ちょっとお出かけ

2017-06-21 15:15:02 | Weblog
ようやく雨が降りました。畑の野菜や庭の草木、とりわけ紫陽花は
喜んでいることでしょう。

このお天気で、今年は畑の野菜がなかなかうまくいきません。



キュウリもあまりいい出来ではありませんし、ようやく収穫した枝
豆も色がわるいとナニから失格扱いで、オジサンがっかりです。
発芽の時期の低温がいけなかったのか、欲張って密植しすぎたオジ
サンがアホチンなのか?・・・やや反省気味である。

それでも、ジャガイモはけっこう元気で、今年はダンシャクだけに
絞って豊作になりました。せっせとあちこちに配っています。
我が家のポテトサラダも美味しくできました。
ポテトサラダって、新じゃがで作るとベチャベチャして美味しくな
いですね。

さてと、オジサンたち、ちょっと遠くへ遊びに行きます。
6月29日(木)から7月2日(日)と7月6日(木)・7日(金)
お休みします。どうぞよろしく。

どこへ?
クロアチアからボスニア・ヘルツェゴビナ、スロベニアとバルカン
3国を回ってきます。
ユーゴ内戦から、もう何年になるのでしょうか。傷痕はまだ残って
いるようですが、いまは治安もいいようですから、ゆっくり楽しん
できます。
帰りましたら、またいつもの旅日記をアップします。

夏の砦のことなど

2017-06-05 20:11:52 | Weblog
おひるね茶家の庭は一番きれいな季節を迎えました。
30株ちかい紫陽花が今年はとても元気で、たくさん花をつけて
います。梅雨が始まって、雨にぬれるともっともっと元気になる
ことでしょう。





立ち葵もげんきです。
このやさしいピンクがとてもかわいいですね。



さて、毎年学習院大学の史料館で開かれている「辻邦生展」のこの
夏のテーマは「夏の砦」です。

この作品のなかで、主人公(支倉冬子)が幼少期を過ごした家は、
邦生の妻・佐保子が小学生から中学卒業のころまで過ごしたところ
であることは、よくご承知のことでしょう。

あまり過去のことに関心のない私は、この家がどこにあったのかさ
え、正確には知りませんでした。
今回の展示のこともあって、現地をたずねてみたところ、どうやら
中区正木の「闇の森神社」の北西側、堀川に面したあたりだったよ
うです。
敷地1000坪、一部二階建て250坪の大きな屋敷だったようで
す。

残念ながら、昭和20年の空襲で焼失したうえ、会社の倒産で土地
も人手に渡ってしまいました。
昔のことが懐かしい年齢になったいま、もう少し母や姉からその頃
のことを聞いておけばよかったと思います。

さて、7月の邦生展では、作家であり、邦生の親しい友人でもあっ
た加賀乙彦さんの講演もあります。ぜひお出かけください。

<夏の砦展> Arcadia 永遠の光
 辻邦生 「夏の砦」を書いた頃
  期間:7月18日~8月11日
  場所:学習院大学史料館

 講演会 辻邦生の出発 「夏の砦」
  日時 7月22日(土) 14:00~15:30
  講師 加賀 乙彦氏」