● 読んだ本 ●
『きつねのホイティ』 作:シビル・ウェッタシンハ 福音館書店
● あらすじ ●
スリランカの小さな村に、
アンゴウ、マンゴウ、ランゴウという三人の元気のいいおかみさんが暮らしていました。
そして村はずれの森にはくいしん坊きつねのホイティが住んでいました。
ある日おなかをすかせたホイティはおいしいものを探して村へやってきました。
そこで見たのはアンゴウさんの家の晩ごはん。
「ああ、おれもあんな晩ごはんがたべたいなあ」
さて、ホイティは晩ごはんにありつくことができるでしょうか、、、。
今日はスリランカの絵本作家シビル・ウェッタシンハさんの絵本を選んでみました。
きれいな色遣いとかわいらしい登場人物が魅力的な作品です。
ざっくりいうと、いたずらきつねをこらしめるお話なのですが、
だます人だまされる人、仕返しする人される人、
どちらもユーモアたっぷりで楽しませてくれます。
いたずらされて恨んだり、仕返しされて根に持ったり、なんてありません。
みんながおおらかに、さらりと共に生きている姿が印象的です。
3年4組のみんなはどんな風に感じてくれたでしょうか?
(さぶろう)