ゲームしてたら朝だった!?

「歳だ…」とか言ってんじゃねえ!あの頃の熱を取り戻そうぜッ!!ゲーム大好き人間強制徴集ダーッ!!!

沸点 グラディエーター

2005年02月21日 | ゲーム日記
 闘技場に続く鋼鉄製の門扉をくぐる時、アドレナリンが大量に分泌され体内の血液は沸騰し、我が精神は真っ白な世界へと飛んでゆく…。
 こんなにも『グラディエーター』にハマッてしまった理由の一つは、完全に剣闘士になりきれるからだ。パッケージの裏に「アクションRPG」と書いてあるのだが、なるほど納得。「役を演じる」という本来のRPGという意味において『グラディエーター』ほど“なりきれる”RPGはそうそうない。「君が生まれ変わるRPG」なんか比べ物にならないほど『グラディエーター』はRPGだ。なりきりポイントは、単調な奴隷生活。剣闘士と聞こえはいいが、実体は娯楽の為の使い捨て。日々は寝床と闘技場の往復。命のやり取りという刺激はあるが、変化の無い単調な日々が続く。まさに現実社会そのものだ。しかし、だからこそ剣闘士達に感情移入出来る。生まれた瞬間から奴隷で、理不尽な生を足掻きもがきながら生き長らえる剣闘士になりきれる。そこに自分自身を見るからだ!
 小さなところで、戦闘前のローディング画面が良い。ゲームに没頭していて急に現実に引き戻される瞬間、ローディング中画面に映る自分の顔を見た時!なわけです。上で散々“なりきれる”と褒めているのに戦闘前という一番良い所で現実に引き戻されたらそりゃあ最悪。『グラディエーター』はそこらへんもしっかり気を使っていて、薄暗い待機所から闘技場に飛び出して眩しい、画面が白く飛んでローディング。顔はもちろん映らない。と、実益と演出が見事!ポケモンフラッシュ並に白が目に痛いですが、いい仕事してますわ。

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