小郡ロータリークラブ

国際ロータリー第2700地区第6グループ

ロータリー情報委員会

2006年12月28日 | 委員会報告
 ロータリーの定義(8月22日週報より)
1976年には国際ロータリーの理事会はロータリーの基本的な特性に簡明な定義を与えることに関心を持ち、当時のロータリーの広報委員の三人にロータリーの定義を一文章にまとめて表現する案を作成するように依頼しました。多くの原案が出されて来たが、同委員会は次のような定義を提示し、これがそれ以来多くのロータリー刊行物に使用されてきました。「ロータリーは、人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを、目指した、事業および専門職務に携わる指導者が世界的に結び合った団体である。」上記の101字は、「ロータリー・クラブというのは何ですか?」と尋ねられた時に思い出す価値ある言葉です。(『ロータリーのいろは』より)

ロータリーの目的とサービス(8月29日週報より)
ロータリーでは、社会生活における成功と幸福は、他人に対する思いやりと他人を助けることにあるとして、各自の職業を通じて「奉仕の理想」を目的としております。そのためには、
1.広く知り合いを求めて奉仕の機会を多く持つ
2.各自の職業に誇りをもってその道徳的基準を高める
3.公私の別なく奉仕の理想を実現する
4.理想と友情を国際的に広める
という4つの道を掲げております。さらにそのための自分の行動は、
1.真実かどうか
2.みんなに公平か
3.好意と友情を深めるか
4.みんなのためになるかどうか
という“四つのテスト”に照らすようにして決められます。これは、人のために、奉仕することによって得る利益と楽しさを表したものです。

 ロータリー・クラブ会員の義務(9月5日週報より)
・ロータリー・クラブ会員は、国際ロータリー定款・細則並びにロータリー・クラブの定款・細則に従い、その規定を遵守しなければなりません。
・ロータリー・クラブ会員は、地域社会における各種職業を代表する者としての責任をもたねばなりません。
・ロータリー・クラブ会員は、国際ロータリー並びにロータリー・クラブの名称、記章や会員名簿などを職業上の目的のために使用してはなりません。
・ロータリー・クラブ会員は、「ロータリーの友」または「The Rotarian」のいずれかを購読しなければなりません。
・ロータリー・クラブ会員は、クラブ例会に一定の基準以上出席しなければなりません。
・ロータリー・クラブ会員は、ロータリー諸会合の時間を厳守しなければなりません。
・クラブから何事か依頼された場合、進んで引き受けるよう務めなければなりません。
・ロータリー・クラブ会員は、入会金および会費を納入しなければなりません。

ロータリー・クラブ会員の特典(10月31日週報より)
・ロータリー・クラブ会員は、長い歴史の上に育てあげられてきた奉仕の理想の推進者となります。
・ロータリー・クラブ会員は、職業分類原則による会員制によって選ばれた会員です。
・ロータリー・クラブ会員は、ロータリアンとして尊敬され、国際ロータリーの記章、バッジまたはその他の記章を着用する権利を与えられます。
・ロータリー・クラブ会員は、入会と同時に世界のロータリアンと友達になれます。
・ロータリー・クラブ会員は、日本は勿論、世界中のどこのクラブの例会や地区大会、国際大会などにも、出席できます。
・ロータリー・クラブ会員は、あらゆる職業のロータリアンとの親睦を通して見聞を広め、品性を磨き、奉仕に道を開くことができます。
・地域社会の職業人の代表として絶大な信用を得られます。
・ロータリー・クラブ正会員は、会員の推薦権をもっています。

 財団の使命(The Mission of the Foundation)11月16日週報より
ロータリー財団の使命は、地域レベル、全国レベル、国際レベルの人道的、教育的、文化交流プログラムを通じて、ロータリーの綱領とロータリーの使命を遂行し、かつ世界理解の平和を達成しようとする国際ロータリーの努力を支援することである。
それは具体的にRI理事会と管理委員会が、ポリオ・プラス・プログラムを完遂することでポリオ撲滅の目標を達成し、友好と理解を助長する教育的および文化的プログラムを強調し充実させ、世界のあらゆる地域において人道的ニーズを満たす補助金を支給し、人々の間の平和な関係を深めるためにプログラムを拡大することである。(ロータリー財団章典1.040)

 日本のロータリーの歩み(11月21日週報より)
日本のロータリークラブは、1920年(大正9年)10月、その頃の三井銀行重役米山梅吉氏が、国際ロータリーから委任されて、東京に設立したのがはじまりで、世界で855番目のクラブでありました。つづいて1922年大阪、次に神戸、名古屋、京都、横浜に、また当時日本の統治下にあった朝鮮、台湾さらに満州国にも設立され、昭和15年には48クラブ、2000名の会員を数えるまでになりました。
ところが、太平洋戦争直前の昭和15年には国際団体に対する圧力がロータリーにも及び、ついに日本のロータリーは国際ロータリーから一時脱退しなければならなくなりましたが、戦時下のあってもその精神と組織は失われず、例会は続けられ、戦後の平和回復とともに、国際復帰をめざす努力が実って、1949年(昭和24年)3月、東京、大阪をはじめ7クラブが国際ロータリー復帰を認められました。
以来めざましい進展をつづけ、北は稚内、南は沖縄、サイパン、グアム、ミクロネシア、マリアナまで、実にクラブ数は2300を超え会員数も約10万余におよび、現在なお、日本のすべての都市、すべての町にクラブができるよう努力がつづけられています。
これは、すべての会員が、住みよい世の中をめざして、ロータリーの奉仕の理想をひろめようとの、強い願いのあらわれにほかなりません。
現在、日本の会員数はアメリカに次いで世界第2位であり、ロータリー財団への寄付額もトップレベルで、大きな貢献を果たしています。

例会/出席(12月5日週報より)
 「ロータリーというのは例会に出席することと見つけたり」自クラブの例会出席、他クラブへ、地区で行われる行事にも、つとめて出席することが大事です。さらにロータリーが国際的な組織であることを身をもって知るためには、国際大会に出席することです。
 国際ロータリーが「出席」と言って一定の拘束を課しているのは、クラブ定例会への出席のことです。世界中のRCは必ず一週に一度、一定の日時に一定の場所で定例の会合を開くことを定め、その日時と場所は国際ロータリーが毎年発行する公式名簿に記載されています。すべてのロータリアンは、随時これに出席することが出来ます。そして、その定例会への出席は、自クラブ(ホームクラ)への出席と同じ効力を認めてます。<メークアップ>従って、クラブの例会というのは、そのクラブの会合ではなく、国際ロータリアンの一員としての「公式会合」といわれてます。
 例会は奉仕の情報交換会です。自分の限られた職業生活の中では得られない、多くの違った業種の優れた人達と知り合いになる。そして、例会で学んだものを自分の業界に持ち帰り、業界の人々の推し拡める。また、皆んなが業界を代表する人であるから、互いにそれを期待しているのです。昼食をするだけで殆ど話もせずに帰ってくる、60%在席すればいいと中座することは、ロータリーの精神に反する行為です。例会に出席しなければロータリーの存在意義はないでしょう。
クラブ協議会(1月23日週報より)
クラブ内においてロータリーのプログラムを調整・発展させるために開かれる役員・理事および委員会の会議。
年始め/ガバナー公式訪問前の2週間以内/公式訪問当日/地区大会後1ヶ月以内/その他適時少なくとも年6回以上開かれる。
1月はロータリー理解推進月間・・ロー0タリーを知るには?
「ロータリーのことを知ろう」とか「ロータリー情報は大切だ」などといわれます。では、ロータリーを知るには、どのようにしたらいいのでしょうか?ロータリー情報を得るための、ちょうっとしたコツを紹介します。
あなたが新会員なら
まずは毎週の例会に出席することです。会長の話や各委員会の報告を聞いてもよくわからないのなら、先輩会員に聞いてみてください。メークアップの仕方やニコニコボックスへの献金の仕方なども、親切に教えてもらえるでしょう。みんな新会員の時に戸惑った経験をもっていて、皆さんの気持ちがよくわかるはずですから。
『ロータリーの友』は、ロータリーの地域雑誌に指定されていて、会員には購読義務があります。でも、そんなに堅く考えないでください。縦組みの『ロータリー・アット・ワーク』には、ロータリアンの活動がたくさん掲載されています。日本全国にいる仲間たちがどんな活動をしているのかを知るのには、楽しいことだと思います。そして、クラブのさまざまな活動に参加してください。
『友』のホームページには、「ロータリー基礎知識」のコーナーがあり、ロータリーの基本的なルールや活動について紹介をしています。

世界理解と平和の日(2月6日週報より)
ロータリー創始の2月23日(1905年)を祝う創立記念日は、世界理解と平和の日としても遵守される。各クラブは、この日に、国際理解、友好、平和へのロータリー熱意を特にたたえ、強調する。

地区大会District Conference(2月13日週報より)
毎年1回ガバナー主宰で、ガバナー所属のクラブが通常ホスト(世話役)となり行われる地区内全ロータリアンの集い。地区大会は、地区における最大の行事で、2日~3日間開しなければなりません。地区内のすべてのロータリアンとその家族に開放されている点、国際大会と共通したところがあります。地区大会には、RI会長代理が出席します(世界の全地区が毎年、大会を開催するためRI会長本人の出席は物理的に不可能です)。この大会の目的は、交歓と、感銘深い講演と、地区内クラブおよび国際ロータリー全般に関する問題の討議によって、ロータリーのプログラムを推進することです。この大会は、理事会から提出された特別な問題、あるいは地区内で生じた問題について審議します。地区大会は立法機関ではありませんが、時として、大会の討議の結果起草された立法案を規定審議会に提出して審議を求めることもあります。地区大会、翌ロータリー年度に規定審議会が開催される場合は、代表議員および補欠議員に選挙します。またその年度のRIのテーマが、大会議事の眼目となり、ロータリーに関する会議や討議会に最低9時間以上を充てますが、余興プログラムもあって大会のよびものとなります。地区大会は旧交を温かめ、新しい友人をつくろのに絶好の機会といえます。

国際大会(CONVENTION)(3月6日週報より)
 例年1回、RI理事会の決定する時と場所において、4~6月(会計年度の最後の3ヶ月中)頃開かれる世界中のロータリアンの集い。会員なら誰でも参加できる。国際大会の主たる目的は、国際レベルにおいて、全ロータアン、次期クラブ会長、国際ロータリーおよびロータリー・クラブの次期役員を鼓舞、激励し情報を与えて、地区レベルおよびクラブ・レベルにおけるロータリーの発展を活発に推進しようとする意欲を起こさせようとするものです。また、国際的連合体の年1度の会合であり、国際大会の本来の目的を減じない範囲で、社交および余興番組でロータリーの親睦を祝う。

ロータリーの「四つのテスト」(3月13日週報より)
「そこに弱い自分がいた」とは、耐震構造の偽装に手を染め、震度五強で倒壊の恐れがある危険なビルを設計してしまった元一級建築士の言葉。かかわった建設会社や他の設計会社は、司直の手が伸びる前に倒産させ、個人の資産保全をたくらんだといいます。二○○五年、師走に入ってからの重大事件でした。しかしこれらの欺瞞や詐欺のたぐいは、なにも建築業界に限ったことではありません。BSE(牛海面状脳症)問題に絡んで国から大金をだまし取った大手食肉業界、欠陥を知りつつ製造販売を続けた自動車メーカー、初期の汚染を隠蔽したために、鳥インフルヘンザを拡大させてしまった大手養鶏会社、預かった国民の金を浪費してしまった省庁など、枚挙にいとまがなく、人間の弱さ、危うさを自分自身に置き換えてつくづく考えさせられます。幸いにも私たちロータリーには、言行の指針としての「四つのテスト」があります。人間は弱いもの、危ういもの。悪魔のささやきに心動かされないよう、週一度、私たちはこの「四つのテスト」のもとに集まり、不徳を戒め、身を引き締めています。
「四つのテスト」
一、真実かどうか
二、みんなに公平か
三、好意と友情を深めるか
四、みんなのためになるかどうか

ロータリー雑誌月間(4月3日週報より)
「ロータリーの友」を読もう!
「ロータリーの友」誌特有の機能とは、「第一に、国際ロータリー(RI)の基本方針と、その具体化である当該年度のRI会長の所信などを、その都度、忠実に掲載伝達すること、第二に、全日本としての一体感を持続するために、ロータリーの情報を共有すること」『友』が地域雑誌であること、また、その創刊された歴史を考えてみれば、まさにその通りである。ということは今年度の雑誌委員会委員長をおおせつかった私がなすべきことは、ただ一つ。できる限り多くの会員に『友』を読んでもらう。(「ロータリーの友」より抜粋)

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