さじかげんだと思うわけッ!

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宇宙の外

2006-12-19 22:27:27 | 
130億年前の誕生直後の宇宙、NASAが画像を作製(読売新聞) - goo ニュース

137億年前の宇宙を捉えたそうです。
137億年…ビッグバン直後の宇宙の姿だそうです。
地球が生まれて47億年ですから、それよりもさらに90億年も前のことなんていって、想像もつきません。
科学的な研究が行われているとはいえ、一般人から見ればSFじみた常識ですよね。

宇宙ってのは、常に広がり続けるものというのは、理科の地学の授業で脱線話として聞いたことがあります。
昔は、宇宙というのは常に変化しないものと考えられ、それが1920年にアメリカのエドウィン・ハッブル(1889~1953)が膨張していることを発見してから、広がり続けるものであると常識が塗り替えられました。
じゃあ今度は、宇宙に限界があることはわかったが、拡大の限界はあるのか。ということが興味の対象となり、無限に広がる説、ある時点で再び縮小をはじめビッグバンの前の状態に戻る(ビッグクランチ)説、宇宙の加速膨張に宇宙内部が追いつかず、素粒子レベルでの崩壊が起こる(ビッグリップ)説など、いつになることやらわからない未来の仮説が出されました。

わたしは、ビッグバンのことを考えると、それこそ頭がクラクラします。
なぜなら、ビッグバンが起こって宇宙が膨張しているということは、宇宙は内側のわけではないですか。外がなければ内もなく、また外がなければ広がることもできないと考えるのが、普通ではないでしょうか。
ということは、宇宙には外があるんですよ。
もしかしたら、ロシアの伝統工芸品のマトリョーシカのように、外には外があるかも知れないのです。
ビッグバンが始まる前の世界-つまり、宇宙の外の世界は、よく「無」なんていわれるではないですか。
何もない世界…時間も空間もないということの意味がわからないのですが、もしかしたら、宇宙の外の、いわゆる「無」の世界はでかい水槽みたいなもので。
ビッグバンてのは、その水槽に水を吸ってふくらむ人形を、ぼちゃんといれたみたいなもので。
実は私たちがいる宇宙のほかにも、水槽に投げ込まれた人形がいくつもあるとして、そうしたらわたしたちの宇宙以外にも宇宙があるかも知れないわけで。
すると、いつかぶつかってしまうかも知れない。そうしたら、宇宙ってどうなっちゃうんでしょうね。
星と星がぶつかるかように、縮小時期を迎えることなく崩壊してしまうかもしれませんね。

まぁ自分らの住んでいる宇宙のことを知りもしないのに、外の心配をするなんて、我ながらお馬鹿な奴ですね。
いやぁでも、壮大過ぎて、頭がクラクラしてしまいますねぇ。

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