file.no-08 『 Sabrina, the Teenage Witch 』

魔法を使うたびに騒動を引き起こす。
これは、16歳の誕生日に魔女になってしまったサブリナの日常生活のドラマです。

原題『 Sabrina, the Teenage Witch 』、アメリカ合衆国で1996年～2003年まで放送。
( 全7シーズン。第1～第4シーズンはABC、第5～第7シーズンはWBでそれぞれ放送。
　画像は、The official sabrina site から転載。
　黒猫セーレムを抱いているのがゼルダ。反時計回りに、ヒルダ、リビー、ハービー、サブリナの順。最後の女性は知りません・・・誰だっけ？ )
日本ではNHK教育で『サブリナ』の邦題で2003年の10月末まで全エピソードが放送され、私的に毎週月曜日はサブリナの日と決めて、大学の講義が終わると大急ぎで自宅に戻っていました。

両親が離婚し、叔母のヒルダとゼルダの家に預けられることになった高校生サブリナ。
離婚問題だけでもティーンエイジャーのサブリナには大問題。
しかし、16歳の誕生日、自分は魔女なのだと叔母二人に告げられる。
( もちろん叔母さん二人も魔女 )
そして、家に飼われていた黒猫セーレムは人語を喋り始める。
( 正体は、世界征服を企んだ罪で魔法議会によって黒猫にされていた受刑者 )
さらに、高校でできたボーイフレンド、ハービーにはクラスメートのリビーがいちいちモーションをかける。
サブリナの周りにはトラブルと困惑のタネがいっぱい！
魔女の修行に、学校生活に、恋愛に、サブリナは毎回振り回される。
それでも、笑いと十代の悩みと愛がいっぱいの日々に彼女は結構楽しんで生きていく☆

私がこのドラマの何が好きかというと、丁々発止のやりとりでしょうか。
そう、黒猫セーレムのサブリナやヒルダ、ゼルダとの会話のやりとりですね。
例えば、ヒルダが、
「あんたって、頭いい！」
と言ってセーレムの頭を撫でてやる。
するとセーレム、
「まあな、股間を舐めてると、パッと頭にアイデアが浮かぶんだ。」
「・・・ウゲッ」
ヒルダは顔をしかめて、撫でてた手のひらを服にこすりつける。
・・・とか（ ちょっとお下品ですが（笑）

魔法が使えたら～！と思うシーンで、実際にサブリナが魔法を使い、毎回騒動を引き起こすのも好きです。
なぜって、魔法を使ってトラブルを解決しようとしても、結局新たなトラブルを引き起こすだけ。人間は自分の機知を使って、自分で解決しなきゃダメよ！そうメッセージが込められてもいるのでは・・・そう思うからです。
笑えて、なおかつ教訓的だなんて素敵じゃないですか？

では最後に、サブリナが巻き起こした騒動をいくつかご紹介して、今日の時間を終わりにしたいと思います。
・全校集会でスピーチをすることになり、恐怖を無くそうと魔法を使ったら、追い出された恐怖が他の生徒に襲い掛かり、高校中がパニックに。
・魔法を使ったら、世界中のライフスタイルが60年代に逆行。
・手違いでクリスマスを消す魔法をかけてしまい、世界中からクリスマス消失。
・ダイエットの魔法をかけたら、体重が「軽く」なりすぎて、姿が消えてしまった。
・大雪の天気を快晴に勝手に変えようとして、マザー・ネイチャーのお仕置きで雪ダルマに変えられた。

（ ドラマ：サブリナの細かな各キャラ紹介のサイトを知りたくなったら、
　　　http://donut-room.hp.infoseek.co.jp/sabrina-top.html
　 また、英語版の台詞で英語の勉強などをしてみたいと思われたら、
　　　http://www.bccnet.force9.co.uk/transcripts/
　 細かなゲスト出演者や、エピソードリスト・ダイジェストを知りたくなったら、
　　　http://www.tvtome.com/tvtome/servlet/ShowMainServlet/showid-50/Sabrina_the_Teenage_Witch/
　 ・・・などのサイトへ行かれるのも面白いと思います。）