悲喜こもごも

写真と株の徒然日記(^o^)v

丸善 檸檬ゆかりの地

2005-10-02 16:11:03 | 気になる事
先日久しぶりに銀座から日本橋へ歩いた。
日本橋高島屋の辺りまで来たとき工事中の壁に覆われた箇所が。
ここはなんだっけ?と考えてみる・・・そうだ丸善だ
壁を見ると「丸善」の写真などが貼ってあった。
改装の為の工事らしい・・・

同じ「丸善」でも京都の場合は改装ではなく閉店だそうだ。
☆☆ 京都河原町店閉店のお知らせ ☆☆
10月10日(月・祝)を持ちまして京都河原町店は閉店させていただきます。
永きに亘りご愛顧を賜り、誠に有難うございました。
尚、6階・医書看護書/理工・工学書売り場、7階・美術書/ギャラリー、
8階・洋書/児童書売場は9月4日(日)をもちまして閉場させていただき、
後日、一部改装後セール会場としてオープンさせていただきます。
何卒宜しくお願い申し上げます。
担当 伊藤

http://www.maruzen.co.jp/home/tenpo/kawaramachi.html
その京都河原町店は小説のゆかりの地とのこと。
梶井基次郎の「檸檬」の中に出てくる。
歴史ある店が無くなるのは・・・
檸檬を置いていく客が粋ですね。
その檸檬を小説の横に忘れ物として置く店も・・・
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閉店惜しみ置きレモン 小説「檸檬」ゆかりの京都・丸善 (朝日新聞) - goo ニュース
檸檬

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございました。 (kohei)
2005-10-02 16:35:00
TBありがとうございました。

丸善京都河原町店の檸檬の話は、粋で素敵な話ですね。こういう話が、沢山あると世の中が楽しくなると思うのは私だけでしょうか?

Unknown (akibonn)
2005-10-02 17:22:37
TBありがとうございました。

檸檬を置いていく。って。“粋”ですね。



若い頃、太宰治のお墓に“桜桃忌”の翌日に行き。

タバコに火をつけ、置いてきたことはありました。



その時期は、「文学青年」気取りでしたね。

でも、いい思い出です。

Unknown (Aya)
2005-10-02 17:32:51
TBありがとうございました。



京都河原町店のお話は、心あたたまるエピソードですよね。

小説ゆかりの地がなくなってしまうのはちょっと残念です。
(^^) (悲喜こもごも)
2005-10-02 19:36:35
koheiさん、こんばんは!

私も楽しく&心温まる思いがしますよ。



akibonnさん、こんばんは!

太宰治はここ船橋に住んでいたことが・・・

まだ当時の旅館「玉川」ありますよ。



Ayaさん、こんばんは!

ゆかりの地の記念碑でもできるのでしょうか?



Unknown (marie)
2005-10-02 22:29:40
TBありがとうございます。

やっぱりおんなじ感覚の人がたくさんいるんだなーと思って嬉しくなりました。私も粋だな・・・と思ったクチなので。

小説ゆかりの地が消えていくのは寂しい限りです。

話は変わりますけど、大阪梅田の阪急百貨店のコンコースが取り壊されるというニュースも・・・昔のものがどんどんなくなってしまうようで・・・寂しい限りです。

おじゃましました。
TB&情報提供ありがとうございました。 (MIZUKI)
2005-10-03 01:30:29
ということで、こちらからもTB送らせていただきました。

現代の丸善も心そそる場所ですが、『檸檬』の時代にはそれを遙かに超える魅力を放っていたのでしょうね。

京都の若者(たぶん)にはまだ「粋」が残っているのだなあ、と今回のエピソードを知って思いました。

TBありがとうございます (「ハワイ・留学日記」管理人)
2005-10-03 14:52:26
初めまして.千葉からTBしてくださり,ありがとうございます.ブログを拝見し,「檸檬」をめぐってこれだけ多くの人が心を馳せていることを知ってとても心が和みました.
Unknown (ゆき)
2005-12-07 03:27:21
 京都在住の者ですが、私はみなさんと意見が違います。丸善閉店は当然でしょう。

 丸善は生涯を通じてつきあいたい書店ではない。これが、30年間通い続けて出た結論です。サービスも、接客態度も悪いし、高飛車なのです。その点、京都ではジュンク堂が群を抜いていい書店だと思います。

 アマゾンコムで注文すれば、電車賃もいらないし、重い本を持って帰らなくても無料で配送してくれるご時世に、私は約30年間同じ洋書を買いに丸善へ通い続けていました。けれども、ある日、以前丸善で購入した同じ洋書があまりに買った当初から黄ばんでいたため、のちにまとめ買いしに行ったついでに、1冊替えていただけませんか?とお願いしました。すると、一切自分の非を認めず、受けつけないどころか、問答の末に申しわけございませんの一言もありませんでした。あまつさえ、大口の客と一個人の客とを差別する言葉さえ口にしました。そのくちぶりだと、大口の客なら替えよう雰囲気でした。

 店員と管轄の人の言葉から察するに、その本は新版になる手前、手元にあったものを黄ばんでいても返品不可の品だったため、完売までねばったのだと思われます。そして、急いでいた私にはそれらを買うしか仕方がありませんでした。人さまに渡す本なのに選択の余地がなかったのです。

 ジュンク堂なら替えてくれていたと思います。一生、つきあいたい本屋だと思わせる店員さんたちです。これは不必要な本だった、こちらが入用だったなというとき、普通本は取り替えなどしてくれません。でも、私の顔をきちんと覚えていてくれていて、「今回だけですよ」と言いつつ、数回取り替えに応じてくれました。リニューアルして少し不便になりましたが、すごいスピードで解消しつつあります。できれば、各階にカウンターを復活させてほしいかなとは思いますが、丸善の店員さんと接することを考えれば何の苦もありません。

 どこに再び丸善ができようと、たとえ梶井や湯川秀樹のふるさとであろうと、それの上にあぐらをかいているようなところに、私は足を運びません。河原町BALにオープンしたジュンク堂を応援しています。いつも河原町へ行ったときには寄っています。

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