ベルモント公園・陳列館(東京都足立区)
足立区の公園
葛飾区民でありながら、スタンプ集めが好きなばっかりに、
葛飾区を歩かずに足立区ばかり歩いている私。
そして歩くたびに、なにかしら面白いものを見つけてしまうので、
スタンプ集めが終わったら、次はこれを探して歩き回ってみるか、
なんていう新しい計画を思いついてしまうのであります。
でも、これじゃぁ、ますます葛飾区めぐりができないじゃない、とその思いつきを払いのけるのだけど、
足立区を歩くともうだめ。限界。欲望には逆らえません。
私、「あだちスタンプラリー」が終わった後も、足立区めぐりを続行し、
「なんで、このネタが好きなの?」と言われるのを覚悟で、
個人的趣味の記事をupしていきたいと思います。
しかし、「あだちスタンプラリー」が終わったら、葛飾区めぐりもたくさんするという決意も
忘れておりません。(実はそういう決意をしていました。)
ところで「新しい企画」とはなんぞや。
私の目に留まってしまったものは何か。
(いくつかあるのですが。)
それは「公園」であります。
噂によると、足立区は公園が多い街とか。
確かに多いと思います。
地図を見て散策コースを作るときは、公園がたくさんあるので、
休憩場所を決めるのに困ることは、まずありません。
でも、多いだけじゃないんですよ。
ちょっと(どころじゃないかも!)凝っているんです。
こんな凝った公園づくりをしている自治体ってあるのかなぁ、と思う程です。
そういう訳で、時々、足立区の公園に関する記事をupしていきたいと思っております。
よろしくお付き合いくださいませ。
ベルモント公園
開設1993年7月1日、面積12,966.37平方メートルという広さを持つ「ベルモント公園」は、
1984年の調印により、オーストラリアのベルモント市と姉妹都市になり、
その友好と交流を記念するために作られました。
正門の様子です。オレンジ色のレンガはオーストラリア製。
ベルモント郊外のミッドランドという所で、その地の土を用いて作られたレンガを
輸入したそうです。(ちなみに駐輪所も完備されています。さすが!)
陳列館に入ると1Fには、オーストラリアの(昔使われた)日用品や武器・防具、道具や工芸品が
展示されています。
「糸(羊毛)つむぎ機」と「フイゴ」。
フイゴとは、金属の熱処理や精錬に用いる送風器。(広辞苑より)
(知らなかった私。勉強になりました。)
2Fは学生使節団の訪問風景等、交流の記念写真が展示されています。
園内から見た陳列館。公園にこんなでかい洋館を建てちゃうところがすごいと思うんです。
右の写真は「足立区国際野外彫刻展招待作品」のルウ・ランバート作「流れが出会う場所」。
園内にはオーストラリア原産の植物や黒鳥を見るための池を見ることができます。
(残念ながら、この日は、黒鳥はいませんでした。)
右の写真の植物はソテツ。フサアカシアとかユーカリもあったのに、
そちらを撮らないでソテツを撮っちゃった。
ここまででも、十分整備された公園だと思うのだけど、感心するのは、
ちゃんと「羊」(置物)がいるんです。この演出が堪らないのよねぇ。
利用案内
- 公園は年中24時間開放
- 陳列館の開館日 土・日・祝日 (12月28日~1月4日までは休館)
- 陳列館開館時間 4~9月 AM10:00~PM4:30 10~3月 AM10:00~PM4:00
- アクセス 東武伊勢崎線梅島駅より徒歩5分
- ペットを連れての入園禁止
- 「あだちスタンプラリー」スタンプ場所
後記
この公園にやって来ると、陳列館が目立つので、何かの記念館か資料館かと勘違いしてしまいます。
そこがこの公園のすごい所。
あくまでも陳列館はこの公園の一部なのです。
随所にオーストラリア関係のものを配置しており、凝りに凝っています。
そしてきれいに整備された園内には、地元の方が集います。
そこも大事なポイントです。
どんなに立派に整備しても、公園として利用する者がいなかったら、意味がありません。
私が訪れた日は雨でしたが、子供たちが陳列館で何やら大事な相談をし、
若者が屋根つきのベンチに座り、お年寄りが木陰のベンチで大いに談笑しておられました。
園内をプラプラ散歩するのも楽しいに違いありません。
とても良い公園です。