みちのく古川 食の蔵「醸室(かむろ)」内大崎市観光物産センター「DOZO」
購入したものの、なかなか食べる決心がつかず、食べるまでに時間がかかってしまったものだから、
時間切れとなってしまった感があって、記事作成を見送りにしてしまった「イナゴクッキー」。
正式には「かかしさんのおやつ」と言います。
肩こりが慢性化しないよう、記事書きを休んでいたら、
ストックしていた記事もブログのネタもなくなってしまったので、
このタイミングで記事にすることにしました。(汗)
そもそも、なぜ「イナゴクッキー」を購入したのかというと、
シンプルに「イナゴ」を食べてみようと思ったからなのです。
食べることが大好きな私、できれば世界各地の食文化を味わってみたいなぁ、という希望を持っております。
「好き嫌い」が少なければ、きっとそのチャンスも巡ってきましょう。
よって、長年に渡って「嫌いな食べ物」をなくす努力をしてまいりました。
色々な物が食べられると、メニュー選びにストレスがなくて本当に楽しいです。
ちなみに最近克服したのは「酸っぱいもの」。
梅干とか酢の物が嫌いだったのですが、ようやくその良さが分かるようになり、
我が家の酢の消費量は劇的に増加しました。
ここまで来るのに約40年かかりました。
そんな訳で、まだしたことのない昆虫食にもいつかは挑まねばならないと思っておりました。
日本の食文化において代表的な昆虫食と言えば「イナゴ」。
古川の「醸室(かむろ)」(宮城県大崎市)の観光物産センター「DOZO」で「イナゴクッキー」を見つけた時、
良い機会だと思い、1つ購入しました。
買ったのは良かったのですが、食するまでに2週間以上かかりました。
家族に背中を押され、遂に実食です。
「イナゴクッキー」は環境保全米の田園で育ったイナゴを生地に練り込み、佃煮をのせて焼いたクッキーです。
まず、クッキーそのものについて。
とてもサクサクして味も良く、非常においしいです。
言われなければ、イナゴが入っているとは全く分かりません。
次にイナゴの佃煮について。
どんな食感と風味なのかがポイントだった訳ですが、とても乾燥しており、口の中に入れて噛んだ瞬間、
見事粉々となり、イナゴの食感と風味は全く分かりませんでした。
(クッキーの方が味が強いです。)
あんなにためらっていたのに、あまりに存在感がないため、そりゃ困ると、口の中でイナゴを探してみた程。
ちょっと拍子抜けしてしまいましたが、初「イナゴ」食は上手く行ったのでありました。
とは言え、まだ慣れていなので、もうちょっと練習(?)が必要。
ぜひ、「イナゴクッキー」で慣れて行きたいです。
「イナゴ」ってタンパク質やビタミンA,Eが多いのですって。
興味のある方はぜひ。
参考資料
- 大崎耳よりガイドブック 2016年 vol.9