おばら犬猫病院  03-3752-9119

「おばら犬猫病院」スタッフによるブログ

仔猫ちゃん日記☆

2012年08月31日 | 日記
先日ブログにも載せた、病院でお預かりしている仔猫ちゃんなのですが、
ついに目がパッチリ開きました


「チョビヒゲがチャームポイントでちゅ

目が開いて、ますます可愛くなりました

100gしかなかった体重も、約1週間で200gに増えました

しぐさも少しずつ猫らしくなってきて、
こんなだらしのない格好で寝ていたりもします

「ちこうよれ

いっちょまえに毛づくろいのまねをしたり、
ゴロゴロと喉を鳴らすようにもなりました

今一番のお気に入りは、「黄色い毛布のお母さん」です
(普通の毛布ですが、ふかふかで気持ちいいので、よく甘えています

この調子で、順調に育ってくれますように~


「はーい


仔猫ちゃん =^・ω・^=

2012年08月28日 | 日記
おばら犬猫病院には今、生後1週間の仔猫ちゃんがいます

保護された日(生後2~3日)の写真です
マッキーサイズです

生後間もなく、お母さんとはぐれてしまっていたところを保護されました

保護した方がすでに里親さんを見つけてくださったのですが、
まだ一人ではごはんも、うんち・おしっこもできないため、
もう少し大きくなるまで病院でお預かりすることになりました

牛柄の女の子(おそらく)で、とても元気です


目もあいていないくらい小さいので、無事に大きくなってくれるか
まだまだ心配ですが、可愛くてたまりません

早く大きくなってほしいような、小さいままでいてほしいような…
複雑な気持ちです(笑)


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  おばら犬猫病院では、仔猫の引き取りは受け付けていないため、
   保護したネコちゃんは、基本的には、保護主様に
   お世話・里親募集していただいております

  (里親探しのお手伝いは一生懸命いたします)

   ただ、どうしてもお世話が難しい場合のみ、
   期間を決めて病院でお預かりさせていただきます
  (※お預かり料等がかかります


 今回は、すでに里親希望の方がいらっしゃるため募集はしませんが、
 今後里親募集の子がいた場合は、このブログや
 病院でのポスター掲示などによりご紹介させていただきますので、
 よろしくお願いいたします

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 「がんばっておおきくなりまちゅ


フィラリア予防☆

2012年08月26日 | 日記
フィラリア予防の時期も、半分終わりましたね

毎月忘れずに予防できていますか

フィラリアというのは、蚊からうつる寄生虫病です

蚊がフィラリアに感染した犬を吸血すると、幼虫が蚊の体内に入り、
その蚊がまた別の犬を吸血することで感染します

犬に感染したフィラリアの幼虫は、2~3カ月で血管内に侵入し、
肺動脈という太い血管や心臓に寄生し、成虫になります



寄生する数が増えると、血液の循環や肺に悪影響を及ぼし、
咳や呼吸困難などの呼吸器症状、腹水、貧血などの症状が現れ、
最悪の場合、命に係わることもあります

感染してしまった場合、内科療法では寄生しているフィラリアを薬で駆虫しますが、
その死骸が血管を詰まらせてショックを起こしてしまう場合があります
また外科療法では手術をおこない、寄生しているフィラリアを取り出します

どちらも簡単な治療ではないので、予防で感染させないことが何より大切です

フィラリアの予防薬というのは、蚊からの感染を防ぐ薬ではなく、
体内に入ったフィラリアの幼虫を、血管に入ってしまう前に殺すお薬です



なので、蚊が出始めた1か月後~蚊が見られなくなった1か月後まで、
毎月しっかり予防することが大切なんです

特に最後の1回を忘れてしまうと、感染したフィラリアの幼虫が
次のフィラリア予防の時期までに、成虫になってしまう可能性があります

すでに感染している子にフィラリアの予防薬を投与すると、
血液中の幼虫が死に、血管につまったりアレルギーを起こすことがあります

そのため、毎年フィラリアシーズンの初めに血液検査を行い、
フィラリアの感染がないことを確認する必要があるのです

しっかり毎月予防をしていた場合でも、
何らかの原因によりお薬が効かず、感染してしまっている可能性を考えて、
同様の血液検査を行っています

また、フィラリアは猫にも感染することがあります
猫の場合、体内に侵入しても幼虫は途中で死滅することが多いのですが、
まれに成虫になり、症状が現れることがあります

うっかり忘れがちなフィラリア予防ですが、
カレンダーに印をつけるなどして、毎月しっかり予防したいですね

                                                   小原真理子

ぺピイ秋冬号♪

2012年08月24日 | 日記
ペット用品の通販情報誌「ペピイ」の、秋冬号が届きました

    
    ワンちゃん用のPEPPY     ネコちゃん用のPEPPY CATS

グッズの紹介だけでなく、

  「~福島県復興応援特集~ ひとつでも多くの命を救うために」
  「秋冬に多いお悩みを解決!」 や、

 PEPPY(ワンちゃん用)では、
  「愛犬の行動の『なぜ?』を解明!」
  「咳・くしゃみ・鼻水が出る」

 PEPPY CATS(ネコちゃん用)では、
  「高齢期の猫と元気に暮らす工夫と長生きの秘訣」
  「おしっこが多い」

などなど、普段の生活に役立つ情報もたくさん載っています

待合室に置いてありますので、ご自由にご覧ください

カタログをご請求される方は、一緒に置いてある「別冊ぺピイ」のカタログ申込ハガキか、
インターネットにてお申し込みください
(無料でもらえます

  
       別冊ぺピイ
       (こちらは、ご自由にお持ち帰りいただけます)


ネコちゃんの謎

2012年08月22日 | 日記
猫を長年飼っていても、猫って不思議だなぁ…と思うことがまだまだあります
猫に限らず、どんな動物でもそうだと思います

そこで、私が疑問に思っていたネコちゃんの謎について、ご紹介したいと思います

手に生えるひげ
  ネコちゃんの前肢に、ひげのようなものが生えているのを知っていますか?
  前肢の親指の肉球(手根球)の上部に生えている、硬くて長い毛です



  これはひげと同じ役割を持つ触毛で、
  前肢でも周囲の障害物などを感じることができるようになっています

  何の役にも立っていないひげだと思っていましたが、ちゃんと意味があったようです

  あめたろうにも、ちゃんと生えていますね~
  

  
  「一応猫だからな。」キリッ


爪の抜け殻
  ネコちゃんを飼っていると、爪とぎの後などに
  爪の抜け殻のようなものが落ちているのを見かけます

  「爪が取れた」と、驚いてしまいますよね

  ネコちゃんの爪は、人間のように根元から先端に向かって伸びるだけでなく、
  内側から外側へも層状に伸びていきます



  そのため、爪とぎをして外側の爪をはがさないといけないのです
  歯で爪をかじるようにしてお手入れをすることもあります

  年を取って、爪のお手入れをあまりしなくなると爪が太くなるのも、
  このような理由が関係しているんですね


…私と同じ疑問を持っていた方はいらっしゃいましたか

ワンちゃんでもネコちゃんでも、不思議だなぁと思うことは
まだまだたくさんあるので、たまにブログに載せたいなと思います

                                                    小原真理子