十子とロドリゲス

田舎住まいの家事手伝いとクワガタの愛の日常

ロドリゲ子

2007-02-19 18:58:30 | コクワガタ
画像はお手製の発酵マットで飼育中のコクワガタ♀。
生後5ヶ月で、みんな仲良く4gを軽く突破してくれてました。
同じマットで飼育してる♂は1ヶ月前、すでに7gを超えた期待の星なんですけど、
♂の7gよりも、むしろ♀が4gを超えることの方が珍しいみたいなんですよね。

一方、オオヒラ菌糸や市販のクルビマットで育ててる兄弟たちは
今のところ♂が最大5g強、♀でやっと3gって感じでイマイチ伸び悩み中。

コクワガタって、本来は生木に近いようなカチカチの材だって
平気でもりもり食べてすくすく育っちゃうようなやたら強い子だし、
ドルクスの中ではオオクワガタ以上に新鮮な材を好むと言われてますけど
どうやらこの子たちに限っては、発酵の進んだ土の香りのするマットが好みの様子。

そう言えば親虫を拾ったのは、公園の綺麗に刈り揃えられた芝生の中で
ぽつんと一本だけ立ってるドングリの木の根元だったわけで。
その幹の中心に、ほんの少しだけ樹液がにじむ小さなウロがたったひとつだけあって、
数匹の成虫が、その場所を住処にしようと毎日争ってるような場所。
公園の中にも外にも、そこ以上に居心地の良さそうな場所はちょっと見当たりません。
いい感じに白枯れした朽木なんてもってのほかだし。

あとは公園の中で幼虫が育つことのできる場所があるとしたら、植込みの土の中?
ほとんど腐葉土と黒土みたいな状態だと思うんだけど、大丈夫なのかなあ。
もしかしたら、今飼ってるこの子たちの悪食もその影響だったりとかして。

更にはどうやら水分も多めの方が調子良さそうにも見えます。
羽化不全を避けるために、今回のボトルは少々乾き気味に詰めときましたけど。

どんな環境でもしぶとく生き残るイメージの強いコクワガタですけど、
例えば離島産の亜種だと、そこに生えていないクヌギが主体のマットを受け付けず
★になっちゃったという話も、どうやらよくあることのようです。

飼育下では簡単に大型個体が作れる、とは言われながら、
じゃあどうやったらいいの?っていう問いには諸説紛々なコクワガタ飼育。
食性の広さは他の種に比べてダントツに広いのは間違いないはずなんだけど、
より多く栄養を摂ろうとすれば、なんだろ?体内共生菌とか?えーとえーと。
つまり受け継いだ血によって左右されるとこが大きいのかもしれません。


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4 コメント

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うーん、奥が深い・・・ (TOMCAT)
2007-02-20 00:27:48
あまりクローズアップされる事の無いコクワガタ達だけど、
物珍しくないというだけで、飼育は他のドルクス達と同じく
奥が深いものなんでしょうね☆たかがコクワ、されどコクワ。
でも、コクワってすごく良い体型してるんですよね(^^)
スリムなボディにシャープな顎、バランスの良い個体はかなり
カッコイイですよね!!うちのコクワも50mm近くある奴は
なかなかいいですよ!そのうちでっかいの出したいな♪

コクワの仲間でも、珍しい亜種がいるからそんなの飼育してたら
それはそれで面白いかも。でも、やっぱりフツーのコクワが
いいかな??
>TOMCATさん (十子)
2007-02-20 11:32:26
そうなのです。
コクワガタって顎も足もスラっと長いし
他の子に比べて品があるような気がするですよ。

これからクワガタの飼育を続けてく限りは、
最初に拾ったコクワガタの血は絶やさないつもりです。

今年の目標が、まずは♂50mmに♀30mm。
しょっぱなから大きく出てます。
お互いがんばりましょうー
コクワ (Marcy)
2007-02-20 19:51:59
コクワって、可愛いし結構カッコイイですよね♪
わが家にも越冬中のコクワ♂がいます。
PBの店長とこに飛んできたWDですが、♂だけなのでちょっと可哀想...。
今年は、「エレガントゥルスコクワガタ」にも挑戦です!
夏にはコクワの採集にでも行ってこようかな?!
>師匠 (十子)
2007-02-20 22:01:48
面白いことに、私がコクワガタを拾った木では、
その度に見付けるクワガタのサイズが小さくなってくんですよね。
40.5mm、38mm、32mm…って感じでつかまえて、
その後2センチ半くらいのすごく小さな子がいたんですけど
さすがにそれはキャッチ&リリース。
小さいながらも今や公園の主になってるはずです。

♀は縄張り争いか産み疲れたのか、よく見ると
その木の根元にいくつも死骸が転がってました。
もう一匹くらい元気な子が欲しかったんですけどねー。