これは 過去に録音したテープを おこしたものでほぼ１０年前の会話です （中村耕一さん＆知久光康さん）
ＪＡＹＷＡＬＫ ＥＮＤＬＥＳＳ ＮＩＧＨＴ （1998.4～1999.3）
つづき
光康さん 僕は だからね イエス初めて 日本に来た時ね 見に行って あの時 リック・ウェイクマン出てたんだけど
強烈でしたよ
オープニングで ステージ真っ暗で
パッ！って チャ～っと
オルガンが ピャ～っ いうと
上から パンっと スポットがあたって
そこに リック・ウェイクマンが立っているんですけどね
耕一さん 白装束じゃなかった？ ううん なんか たしか 金色のマントを羽織ってたような気がするんですけどねうわっ！ すごい！
金髪のロングヘアで そうそう 金髪のロングヘアでチャ～って始まって わ～喜んで
なんて言ったらいいかな
なんか なんだこいつみたいな感じでいて それで…
いや でもね あれは すごかったですね
そんで 始まって すばらしかった 素晴らしかった
それで 高校生でしたけどね
それで もう 翌日興奮してて
みんな すごかったな すごかったなって言って
でもう その お話したくてね 授業サボって 銀座行っちゃって
銀座で お茶飲みながら いや～すごかったなぁ～って
それで たしかね 山野楽器のねぇ 楽器屋さんに行って うろうろしてたら
そこに スティーヴ・ハウとね ジョン・アンダーソンがいたんですよ
うわっ！ 昨日見たのにそれがいて
びっくりするよな それで ジョン・アンダーソンは小柄でしょ小さいんですよね あの人
スティーヴ・ハウって でかいでしょ あれ
異様に でかかったですね
ところがね スティーヴ・ハウが もう １００ｍ離れてもでかいんだけど
ジョン・アンダーソンが すごい人気でね
ジョン・アンダーソンの周りに わあ～っと 人だかりになってて
要するに サインしてくれ サインしてくれって みんな こう並んでて
ジョン・アンダーソンはね わりと… あんまり愛想良くなくてね
だされるとね ジョン ジョンってね ジョンしか書かない
ジョン ジョン 一枚に２秒位かな
ジョン ジョンってね どんどんやってんの
で その横でね スティーヴ・ハウがね
ボールペン持って ニコニコして立ってるんだけど 誰も行かない
可哀想でね
で 僕らは どっちかっていうと ギター好きでしたから
スティーヴ・ハウってのは やっぱり 変なギターっていうか
個性的な…
スタイルもそうだった で スティーヴ・ハウのとこ 行ったんですよ僕と友達と 2人で そしたらもう
喜んじゃって ノートに ここにサインしてくれって言ったら もうなんだか知らないけど いろんな… 笑
絵描いたり 字書いたりなんか もういいよってぐらい なんか 笑
いろいろ いろんな事いっぱい書いて
なんかしらないけど いろんな事いっぱい書いてくれて
そいでね その時にね スティーヴ・ハウにね
クラップ っていうね インストゥルメンタル ギターソロの曲があるんですよ
それ 大好きでね どうやって ひいてんだろ
今から思えば チェット・アトキンス スタイルみたいな そうゆうやつなんだけど
それでね スティーヴ・ハウが ギター売り場でね ギター見てたんですよ
それで 買うんですか？みたいな話
高校生でしたけどね なんか そういう事言ったら
そしたら 日本のギター クラシックギターで
この なんとかっていう このギターは とてもいいんだ とかなんとか
そんなような事を言って
そいで ギターの話してて
その クラップっていう曲は どうやって ひいてるんですか みたいな
そしたらね 僕とその友達2人のね 2人だけの為にですねぇ
目の前で スティーヴ・ハウが クラップをやってくれたの
これはねぇ～ すごいことですよ
好きなひとではね
リクエスト 真夜中のプレステージ ALBUM GALE 1989年4月21日 MED-54 つづく
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