雑記 夜更かしの毎日

働く主婦の日々のこと。
大好きなお芝居や音楽、その他もろもろ。

10/6 新宿タワーレコード インストアライヴ 石田ショーキチ

2007-10-09 | LIVE M
休めない、仕事休めないんですよ、本当は。今、本当に忙しいんです、職場。
最初、10月第一週、しかも土曜日のインストアって聞いたときは、「これはいくらなんでも無理…」って諦めてたんです。本当に。

だからREMIXが無くならない内にって、CDだってオンラインで注文してたし…
それがねー、先月別の用事で新宿に立ち寄ったはずみに、フラフラとタワレコに吸い寄せられて。
もうだいぶ受け付け開始から日にちが経ってたから、もう残ってないだろうと思ってた整理券(番号はもちろん悪かったけども)がまだ残ってて。
気が付いたときには、予約票を握り締めて帰りの電車に乗ってました…。もうどうしようもないです…。

翌日、出社してギリギリの言い訳(まさか、ウチのマネージャーに「インストアライヴがあるので…」とは口が裂けても言えません。)で年次有給休暇をねじ込むことに成功!職場の同僚には、またもやご迷惑おかけしてます。スイマセン。

と、言うわけでなんとか、インストア行けることになり、またもや我が家には同じCDが2枚とそのREMIXも2枚あります。
もうこれが標準購入枚数なんです。私にはね。…そっとしておいて下さい。

で、無事に当日。
遠方よりいらしてた、お知り合いと現地にて合流。
入場を待つ行列は階段に沿ってずらーっと。
場所が広くないので、私たちぐらい(80番台でした)で最後かと思ってたんですが、まだまだ順番待ちの方がたくさん。すごい人!
ちょっとしたライヴハウスよりも、お客さんでみっしりしてたかもしれないぐらい。
順番待ちの行列の中ほどには、異様に悪目立ちしてたあの方も!
え?なんで並んでんの?マキオさん…
普通に行列に並んで、普通にお客さんに交ざってライヴ見ておいででした。びっくり!
店内のモニターにはガンガンに「30years before」のPV流れてるのに、そこに映ってるアーティストさんが誰よりもニコニコ楽しそうに、客席からそれを眺めてるなんとも不思議な光景…。こんなの初めて見た、って言うか、最初で最後かもしれない。貴重な体験でした。

ライヴ前半は、マネージャーの樋口さんと、ポッドキャストの収録を兼ねてのトーク。
「僕ねー、これよーく、失敗するんですよー。ちょっと見てもらえます?赤いの点いてますよねー?ちゃんと録音になってますよねー?」と、前列のお客さんにレコーダーの動作状況を確認してもらう樋口さん。
「これ、ぜってーに録れてないぜ。だってスピーカー、あっち向いてるじゃん。地声でこの距離って、ぜってーにロクに録れてないって。」と疑わしげな石田さん。「もうね、成功率低いから。30分もさー、渾身のギャグとか喋ってさ、「すいませーん。録れてなかったんで、もう1回お願いしますー!」とか言われてみー。ガックリするぜ。」と、日頃のポッドキャスト収録の苦労を嘆いていらっしゃいました。

うーんと、せっかく前列のお客さんに録音状態の確認してもらったんだから、そのままレコーダーをスピーカーに向けて持っててもらえば良かったんじゃないのかとちょっと思ったりするんですけど…。ダメなのかなぁ。

トークの内容はここ最近、CD発売のプロモーションでメディアに発言してた初ソロアルバム制作についての総集編的な内容。なんとかもう一度、聞きたいんですけど、どうやらお蔵入りしてしまいそうな気配…
なんとかならないものなんでしょうか?残念。

ま、制作秘話的なお話もちょっとだけ。
4月のクアトロに新曲を3曲やって欲しいと言われてた石田さん。「おう!まかしとけ!」って言ってたわりに、実際に演奏できた新曲は「Home way」だけだったとか。
本当は6月までに出来ていなきゃいけなかったアルバムの音源。マスタリングに持ち込めたのは8月も間近だったとか、聞いてるほうが胃の痛む様なお話がいろいろと…
…、発売日が延期になったりしなくて本当に良かった。

「もう、無理!こんなアルバム作っちゃったから、もう次は無理!もうこれ以上のは作れない。」と言う石田さんに、「あー、大丈夫。その頃になったら僕、またクアトロ、ブッキングしますから。そしたらまた、なんとか出来ちゃうでしょ?」と妙に頼もしい樋口さん。
楽しみにしてますんで、よろしくお願いします。

去年のツアーで手売りしてたCD。すべての手配や費用も全部ご自身の自腹で賄ったそうで。
1,000枚売って、儲けで手元に残ったのが3万円だけだったとか…。(1枚あたり、30円かあ…。薄い商売ですよね、それ。)
その話にいちばん良く通る声で客席でケラケラ笑ってたのが、そのオファーを受けたはずのミュージシャン、て言うのも変に面白かったです。

後半はライヴ。ステージ上は樋口さんに代わって秋山さん。
「僕の持ってるアコギってみんな古くって…。こういうところに急に持ってきて繋いでも、あんまりいい音がしなかったりするんでね。今日は秋山先生の高級アコギをお借りして。本当に秋山先生にはもう頼りっぱなしなんで。今日、実はここまで来るのも秋山先生の車に乗せてもらって…。僕のコト、見捨てないでくださいね。」と笑う石田さんとちょっとだけ顔を見合わせて、穏やかな照れ笑いをそっと浮かべる秋山さん。

「ちょっと久しぶりの曲を」と一曲めは「シャラ・ラ」
穏やかにゆったりと響く、アコギVersionの「シャラ・ラ」
本当に良い曲だなぁ、本当に久しぶりに聴いた。
本当に良い声してるもんなー、石田さん。これ聴けただけでも、無理やり来たかいがあった。報われちゃったもん。

「昔、所属してたレコード会社に「おい!石田ぁー!ちょっとインストア取ってきたからよ~!お前、ちょろっと行ってやって来いよ。」って感じの営業の人がいてさ。…あんまり言うと(タワレコの)スタッフに、どの人だかわかっちゃうと思うんだけど。
「インストアだからギター持って、ちょろっとやって来いよー!」って…。「エレクトロ」だって言ってんだろうが!!」

「えー、せっかくのインストアライヴなので、あえてカバーを…」
2曲目は沢田研二さんの往年の大ヒット曲「時の過ぎ行くままに」
この歌がヒットしてた頃は、もちろん訳も分からずテレビのジュリーのまねして歌ってたから、今でも完璧に歌詞は覚えてる。この年齢になって聴き直すと、なんだかやり切れずに切ない歌なんだ…。これって、先日亡くなられた阿久悠さんの歌詞だよね。やっぱり名曲は時代を越える、易々と。
彩る石田さんの匂い立つように深い声音。…本当に素敵でした。

で、まあ当然、新アルバム発売記念のインストアなので、続けては「Love your life」に「Home way」
「Home way」(だったよね?)の途中で突然「ちょっ、ちょっと待って!」と曲を止めた石田さん。
「次って何だっけ?」と秋山さんにコードを確認。
微かな苦笑いを口元に浮かべながら、ネックを握る左手を石田さんに見せる秋山さん。覗き込むように秋山さんの手元をみて、「そか、そか。じゃ、もう1回!」と仕切りなおし。
本当に良い2人のコンビネーション。少なめだったけど、秋山さんのコーラスは今日もやっぱり素敵

トークとライヴ、合わせて30分ちょっと。
すぐに終っちゃったけど、内容的にはとっても充実。想像以上に楽しかったです!
ライヴ終了後はまた階段に整列して、ご本人からステッカーの手渡し会。
会場が7階で私達が列に並んだのが10階の踊り場あたり。時間かかるのかなぁ…、とか思ってたんだけど、列が動き出したら早い早い!ちょっとびっくりするぐらい。
もう、はにかんでる暇もない、高速流れ作業のような手渡し。なんかそれも返って石田さんらしくて可笑しかったです。
長くファンしてると、デスロックの時の距離感の近さに、むしろ戸惑いを覚えたりしてるんで…
無事にステッカーもいただいて(もったいなくて貼れないよなぁ…。どうしよう。でも大事にします。)、ルミネでちょっとお茶して帰宅。
来て良かった~!本当に楽しかったです




懸念の案件に、ティラミスで買収を図るも惜しくも失敗…
絶対に似てないからね~!white-time様
私も頑固なんですよ!

でも、楽しかった!ありがとう




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
似てるって。 (まひる★サンセット)
2007-10-10 10:04:48
そーいや、決着つけるの忘れてたね。




似てますよ。上のほう。
わはは (white-time)
2007-10-10 22:28:48
似てますって(笑)
上のほう。