結~つなぐ、ひらく、つむぐ~

身近な自然や社会との関わりを通して、マイペースで、新たな自分探しに挑戦しながら、セカンドライフ、スローライフを楽しむ。

稲作とコスモス畑!…金武町伊芸コスモス畑

2013-07-02 | 癒し

 金武町伊芸の稲干しをしている場所は、2月22日、24日に訪ねた「コスモス畑」でした。

……伊芸では数年前から、二期米の収穫後、稲作の土作りと環境美化を目的にコスモスを植えています。今年は、2月22日~24日の2日間、田んぼを利用した「コスモス畑」で、コスモスの摘み取りができました。その後、月末までにすき込まれ、3月からの田植えに備えました。……そして、約4ヶ月後、通りかかったら、一部で収穫し、「稲干し」をしていたのです。

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 コスモス摘みとり期間のお知らせ(2013年2月24日)。

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 「コスモス摘みとり期間のお知らせ」は、金武町伊芸地区集会所真向かいの田に、立てられていました。

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 コスモスの花を摘む(2013年2月24日)。

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 「コスモス畑」から約4ヶ月後、収穫を待つ稲。一部は、すでに刈り取られています。

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 道路のガードレールに干してある稲穂。

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 伊芸地区集会所から伊芸公民館までの道路両端のガードレールには、稲穂がすきまなく干されています。

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 伊芸公民館前の田でも、一部が刈り取られ、周囲に干されていました。稲作、刈り取り、稲干し等、以前はよく見られた、のどかな田園の風景ですが、今では、県内の限られた地域でしか見られません。

(資料1)「二期作」というのは、同じ田んぼに1年に2回米を作ることで、沖縄県や、鹿児島県などのよほどあたたかいところでないとできません。また、「二毛作」というのは、同じ田んぼや畑で1年に2回別の作物を作ることで、それぞれの土地に合った作物の組み合わせを選べば、ほとんど日本のどこでもできます。……(農林水産省:ホーム > 消費者の部屋 > こどもそうだん > 農業 > 二期作や二毛作は全国どこでもできるかおしえてください。)

(資料2)「玉城村にある「受水走水(ウキンジュハインジュ)」は、沖縄の稲作発祥の地といわれています。」「北山王(現在の今帰仁村)の使者、伊波按司守が唐から稲の種子を持ち帰り、受水走水の御穂田(ミフーダ)に水田を作り、琉球中に広めたそうです。」「戦前までは沖縄のあちこちで作られていましたが、戦後になって外国から安い米が輸入されたり、砂糖の値段が上がり、多くの稲作農家がサトウキビに変えていきました。現在は、石垣島や伊平屋、伊是名などで作られています。」「平成16年度の生産量は、3,100トンで沖縄県の年間消費量約7万トンの約5%となっています。」……(琉球食糧株式会社:HOME > お米あれこれ > 沖縄の稲作)

(資料3)「沖縄県ではサトウキビの栽培が中心となっています。お米はもともとあたたかい地方の作物なので沖縄の気候に合っていて、以前はあちこちで作られていたのですが、昭和30年ごろから砂糖の値段が上がったため、多くの稲作農家がサトウキビに変えていった。」「戦争が終わった後、昭和47年の本土復帰までの間、外国から安い米が自由に輸入されたため、米を作る農家がやめていった。」「かんばつ(長い間雨がふらないこと)がひんぱんにあり、大きい川もないため、水不足になりやすく多くの水を必要とする稲作がやりにくかった。」などの原因から、お米の生産量が少なくなっています(平成14年5月)。……(農林水産省:ホーム > 消費者の部屋 > こどもそうだん > お米 作り方 > 沖縄(おきなわ)のお米の生産量(せいさんりょう)は、なぜ少ないのですか。)


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