少額短期保険募集人内野さんから先日のスキルアップ研修「認知症の方のケアについて-こころを読んだ関わり方」ケア実践講座の
受講感想が届きました。
レンタルボックスショップ“エコショップ元気広場”(http://http://genki-hiroba.jimdo.com/)の代表なのに、
りぼんの元代表大森さんに誘われてアビリティ共済の募集人になりました。
あれから5年。
私には福祉は無縁だと思っていたいたのに、ACTから送られてくる資料はちゃんと見ている。
そして
元気広場の講座を休講にしてまで聞きに行ったのが
ACTスキルアップ研修「認知症の方のケアについて-こころを読んだ関わり方」ケア実践講座でした。
講師和田行男氏
3度結婚して子どもが8人いるというなかなかのくわせもの。
少子化の時世に立派なお方だ。
私には90歳の母がいて
1ヶ月に1回帰省してごはん作りや掃除などしているが、
今後の参考にと受講にいたる。
和田氏はこの分野では有名人らしいし、
私のミ―ハー気分が興味をそそる。
講座2時間の中で
私は何度、自分の、認知症の、知らなさを実感しただろう。
和田氏は言う、
・認知症は一くくりにはできないんですよ、一人一人違うんですよ、と。
あなたが出会った認知症の方を前提に、認知症はこんなもんだと思っているかもしれませんが違うんですよ、と。
和田氏は言う、
・介護している人は大変でしょうが、認知症の方が一番辛いんですよ、と。
今までできたことができなくなることの混乱落胆はいかばかりか、と。
和田氏は言う、
・健常者と同じ行動・反応をしても、認知症というだけで異常な・間みたいにとらわれるんですよ、と。
あー そうだ、私はそう思っている。
講座をきいて、
気の短い私も気長に対応できる気がしてきたが、
それでも同じことを何度もいう親に対して、
癇癪をおこしてもいいのだろうか、と質問したら、
和田氏はこう答えた。
「私はプロだから何千回同じことを言われても
何千回も冷静に答えられる。
ただ皆さんは、そうはいかないでしょうから、
質問をそらす術を身につけるべきです。
それは認知症の方は興味・関心の大きい順に反応するから
そのときその方の興味・関心にあった誘導をしてください。」
母がもし認知症になったら、
和田氏の教えを実践する内野の介護実況中継をしてみたいなと思ったりします。
▲講座の様子