食べる力を育てる研修会80名以上の参加がありました

2017年06月24日 | 食べる力を育てる研修会

29度第1回の「食べる力を育てる研修会」が6月10、11日に、いつもの名駅の
ユマニテク専門学校で開催されました。2日間、野村、石黒、橋本、丹羽講師が、
それぞれのテーマで講話と実技を交えて研修しました。

今回は、80名(スタッフ含む)を超える参加で、会場もいっぱいで熱気に包まれた
中で、研修が進められました。

     2日間、盛りだくさんの日程でした。 
             当日のプログラム クリックすると拡大します.

昼食時には、ひろがりに来ているこどもが両日2名ずつ参加いただき、
会場の一部をブースにして実際の食事介助場面を実況中継や録画場面を
みながら、野村、丹羽先生が解説しました。



2日目後半では、食べる準備として静的弛緩法の一部を、ペアで実践して,実際に
身体の感覚の変化を実感する実習もあり、参加の保護者の方も体験いただきました。

石黒先生は毎回、異なった映画などの食事場面から食べている口元のシーンを参考に
口唇や頬、顎の動きの観察のポイントを解説。先回の「ローマの休日」ではなく
邦画のシーンでした。

 
 

 今回も、遠くは山梨、静岡、長野、奈良などからの参加もあり2日間 ご苦労様でした。

また、親子で参加いただいた4組のご家族の方々、ご協力ありがとうございました。

終了後のアンケートでは、両日とも約70%の方々から、「大変良かった」、さらに
「よかった」を含めると96%以上の方々から、一定の評価をいただけました。

その一部を紹介します。

〇「安全な食事のための介助法や摂食嚥下のメカニズムや 発達過程、静的弛緩誘導法、
 誤嚥性肺炎のリスクなど様々な視点から食べる力を育てるためのアプローチについて実技を
 交えて具体的に学ぶことができ、大変勉強になった。」
〇「実技が多く、とてもわかりやすかった。実際に自分で食べたり飲んだりする相互実習で、
 介助される側の感覚を知ることができ、今後の実践に役立つ学びになりました。」
〇「講義、事例、映像などで、わかりやすく学べた」
〇「おなか、のどの静的弛緩、気持ちよかったです。学校でも 活かしたいです」

など、多くの感想やご意見が寄せられました。
次回以降の研修会に、役立てたいと思います。どうも、ありがとうございました。

下は、当日快晴に恵まれましたが、会場の階段からみた
名古屋駅付近の高層ビル群です。

次回は9月9、10日を予定しています。
HPで、ご案内しています。