タミフル十台には使用制限、のニュース

タミフル10代使用制限のニュースが21日の朝刊に掲載されました。
厚生労働省がタミフルの添付文章に、１０歳以上の未成年の患者に原則として使用を差し控えること、を書き加えるというものです。
江東区ではまだ多数のインフルエンザ患者さんがいます。
私は五歳以上の子供にはタミフルにかえてリレンザを使用してきましたが、すでに品薄です。
10歳以上の子供では、インフルエンザの合併症である肺炎の危険性は低いことを考えると特効薬を使用しなくてもさほど恐れることはないと思いますが、熱が下がるまでは安静と十分な休養を保ったほうがいいでしょう。
今シーズンは
１．タミフルは５歳以上には、基礎疾患がない場合処方しない。
２．五歳未満には親御さんと相談の上処方する。
３．６日以上発熱が続くときは肺炎や中耳炎の併発があり必ず受診していただく。
とします。

マスコミ

ＮＨＫ問題はいまだすっきりしないものの、一応決着といたしました。
１９日昼休み、Ｆテレビから電話があり、タミフルと異常行動について現場の生の声を取材をさせてほしい、と電話で申し込みがありました。
その時ちょうど来客があり、取材趣旨を聞いた上で（最近マスコミ不審なので）お断りするつもりでしたが、３０分後に電話をかけ直していただくよう受付にメールしました。
３０分後そのテレビ局の方が電話をかけてきて、インフルエンザは流行してますか、と一言だけ聞いた後、取材するつもりでしたが今回はこの電話でのお話だけという事にさせていただきます、と言われました。
３０分前には取材させてくれ、カメラもまわします、と言っておいて３０分後にはこの電話のお話だけで結構です、とは？？？
おそらく別の医師が見つかったのでしょうか、それにしても失礼な電話である。
医師ならだれでもいいのでしょうね。
ますますマスコ不審になる出来事でした。

四月から日曜日の一般診察は予約制になります

今日の診療では長時間お待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。
こんなパンク状態ではやはり予約制にしないとだめだ、と痛感しました。
HPにも書きましたが、4月から日曜日の9時半からの一般診療は予約制とさせていただきます。
予約用webアドレスはhttp://nz.atat.jp/で、
予約専用電話番号は１８６０３－３５９９－６５５３です。
とても簡単な予約システムです。診察券番号と生年月日をいれるだけです。
生年月日は例えば4月5日の方は0405と入力してください。
登録すると例えばあなたは15番です、60分後に受診してください、とアナウンスされます。
受け付け時間は日曜日の午前9時から12時までです。
この時間内に予約された方は全員診察させていただきます。人数制限はしません。
予約なく飛び込みでこられた方はあとになってしまいます。ぜひ予約してからお越しください。
5月から土日ともに一般診察は予約制になります。
予約制にすると10人中二人は面倒だなあ、と思われるかもしれません。
でも予約制にしないと10人中8人の人は長時間待たされ、うんざりしてしまいます。
ご理解、ご協力、よろしくお願い申し上げます。

今がインフルエンザピークです

いまがインフルエンザピークの時です。
今年は迅速診断検査が陽性になりにくい傾向があります。
38度以上の発熱が8時間以上経過してからの検査をお勧めします。
特効薬のおかげで今のところ入院になった子はいません。

リレンザ供給ストップしました

リレンザの供給がストップし、これ以上処方できなくなりました。
誠に申し訳ありません。
タミフル投薬する、しないに関わらず、インフルエンザのお子さんは二日間厳重に監視してください、としか申し上げられません。

タミフルを極力出さないようにします

インフルエンザの薬にはタミフルの他に吸入で行うリレンザがあります。
転落事故を重視し、当院では五歳以上はタミフルを投与せず、リレンザで加療することにしました。
今年のインフルエンザは軽症です。タミフルもリレンザも使わない、という選択枝もあります。
また、タミフルを使う使わないにかかわらず、インフルエンザに罹患したときは少なくとも二日間は保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう気をつけてください。