上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

 米子沢山荘 雪堀

2010年01月24日 | 山2010
 

 1月になってからかなり雪が降ったようです
 最近はあまり使わなくなってしまった山小屋ですが
 冬には雪堀をしないと潰れていしまいます

 雪堀の前には湯沢駅前の「森瀧」で腹ごしらえ
 鍋の出汁と揚げだし豆腐に辛味の「カンズリ」がたまりません




 ビールも飲んで快調に清水集落に





積雪深は例年並み 250cm位でしょうか
家並があるうちは豊富な清水で消雪されています

消雪パイプが終わると深い雪
長靴にカンジキで歩き始めます
スノーシューの人もいますがこのスタイルが正統派です
これに蓑笠をかぶれば完璧です





それでもトレースがなければ腰までのラッセル




電線も手が届くほどになっていますが
雪の多い年は本当に手が届いてしまいます




雪の割に順調に山小屋に着きましたが
1階部分は完全に雪に埋まっていました







着くと間もなくほろ酔い気分で雪を堀あげます
これを見れば「雪かき」でなく「雪堀」を実感できると思います





2時間ほどの労働の後は再び宴会が岳


薪ストーブで焼く目刺し格別です




猟師にもらった鹿肉もストーブで焼くと美味です



 
仕上げはキムチ鍋





飲み続け食べ続けの雪堀の1日でした
今ではすっかり雪堀のためだけにある山小屋です


朝まで降り続いた雪は一晩で40cm程降り積もった様です
来るときに付けたトレースも埋まってしまいました




そして戻ると車は雪だるま




清水集落の皆さま 雪かき雪堀ご苦労様です

 





 米子山荘で雪に囲まれても
 中はストーブの火で熱い小屋
 ここで飲むビールは最高です

 何時も2kgは太ってしまいます

 
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
羨ましいですね (俄歩人)
2010-01-25 14:28:49
 3m近い積雪、巻機山山麓はまさに雪国ですね。
一汗かいた後の山小屋での宴会、ストーブを囲んで楽しいひとときでしょう。
自分達の山荘を持てる皆さんが羨ましいですね。

 米子沢というと清水から桜坂を経て、井戸尾根に近いところですか?
昔、巻機山からの下山にこの尾根を歩いたことがありましたが・・・。

 降雪前の雪対策、そして途中の雪堀は歳とともに大変な作業でしょうが 
noyamaさん達にとっては楽しい年中行事のひとつなのでしょうね。
お疲れ様でした。
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こんばんは (keykun)
2010-01-25 21:31:51
山の会所有の山小屋・・・オイラたちにとったら超あこがれ。
でもこんな苦労もしなくてはですね。

それでも苦労を楽しみに変えてくれるストーブとビール・・・想像しただけでもたまりませんね。
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俄歩人 様 (noyama)
2010-01-26 20:11:08
 こんばんは

 山荘の名前は「米子沢」ですが山小屋のあるのは桜坂よりだいぶ手前のキャンプ場から少し沢に入ったところ清水集落から1kmほどのところです

 最近まったく山に行かなくなった仲間もたくさんいるのですが山小屋の雪堀・忘年会には出席します
 昔の山仲間をつなぎとめるアイテムのようでもあります
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keykun様 (noyama)
2010-01-26 20:14:38
 こんばんは コメントありがとうございます

 雪に囲まれた中で薪ストーブをガンガン燃やし汗をかきながらキンキンに冷えたビールを飲む
 これが山小屋の醍醐味、私にとって一番おいしいビールです
 このおいしいビールがいつまでも飲めるよう心がけたいと思っております
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