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バカの理由(わけ) スマナサーラ長老

2011-08-25 03:36:31 | Weblog

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バカの理由(わけ)

 
 バカの理由(わけ) アルボムッレ・スマナサーラ長老


 去年だったか、『般若心経は間違い? 』(宝島社新書)
で、スマナサーラ長老と出会い。

 この夏、また『怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 』(サンガ新書)『怒らないこと 2―役立つ初期仏教法話〈11〉』 (サンガ新書)『無常の見方 「聖なる真理」と「私」の幸福 お釈迦さまが教えたこと1』
と読み進み、

バカの理由 現在、『バカの理由(わけ) (役立つ初期仏教法話12)』

 を読んでます。じつに面白い。

 高校時代に、仏教の考え方が徹頭徹尾合理的なのに驚いて、仏教書に熱中したのですが、またまたその頃の新鮮な気持ちがよみがえってきました。

 余談ですが、上記の著作の中のいずれか(無常の見方 だったかな?)、の一節に、高齢者になるとなぜ保守的になるのかの説明があり、そこで、桑原武夫先生や、増谷文雄先生のことについてふれられていました。

 桑原武夫先生は、高校時代「エミール」をはじめ、ルソーの翻訳本でお世話になったし、増谷文雄先生は、これまた高校時代「仏教学序説」の中の著述で出会い、「智慧と愛のことば 阿含経」「仏教概論」は高校時代の愛読書でした。

 その桑原先生が、唯一絶対的なものにひかれるようになり、増谷文雄先生が阿弥陀仏の信仰にひかれるようになったとは・・

 増谷先生は上座部仏教(そのころは原始仏教とよばれていた)とくに、阿含経の紹介に尽力されていました。今手元の『阿含経典』(1~4 筑摩書房)を開いてみると、初版が1979年となってますので、その頃は原始仏教研究の第一人者であったと思ってます。

 その増谷先生が・・・と思うと、感無量。

 それはともかく、スマナサーラ長老の解説はじつに合理的で面白く、出家しなくてもできる実践法法を具体的に示してくださっていますので、とてもありがたいです。

 『心を清らかにする気づきの瞑想法(DVD付)〔新装版〕のDVD、まだ「慈悲の瞑想」の段階ですが、このDVDでも紹介されている「ヴィパッサナー瞑想法」、これも目から鱗です。

 こちらは一度、長老に直接ご指導していただいてからでなければいけないなと思ってます。10月2日に兵庫県の三田市までお越しくださるかもしれないので、スケジュールを調整してなんとかお目にかかることができるように努力しなければ。

 高校時代「仏教は宗教とはいえないのではないか?」と思ってましたが、長老ははっきりと「宗教ではない」とおっしゃってます。

 つまり、「何かを信仰する」(神仏をおがむ)というものでもないし、「唯一絶対の神が存在するとはいえない」という立場です。科学的・合理的な見方・考え方にもとづき、理想に向かって「不放逸」の努力と実践をつづける「実践哲学」でありという人もいますが、

 この合理的思考、不放逸というのが難しい。けど、あきらめないで努力し続けることに意義があると思って、「凡夫が悟れるはずがないので、やーめた」とならないように自分を戒めようと思います。

 とにかく、誰にでも必ず実践できると励ましてくださっていますので、心強いのです。

 この文章はあいかわらず支離滅裂ですが、長老の教えは冴えわたっています。

 まさに「さあ見よ! というがごとく、倒れたる物を起こすがごとく」を実感します。


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