のりゾウのどうよろ。

退屈しない日々のキロク~ドリ月間つづく!?~

わたしの父の日

2006年06月21日 00時37分56秒 | 家族
もう一つ、父の日ネタ。

結婚してから毎年、実の父と夫の父(同居)の2セットプレゼントを選んでた。

今年は、義父がいない父の日。
あ、お義父さんのは、買えないのか…って思ったよ。

生きていたら、病院にお見舞いに行って、
プレゼントはせいぜいパジャマとかだったかな?

さみしくなった。

義父が亡くなってから、不思議なことに、
ここ数ヶ月の「絶不調」が吹っ飛んだ気がする。
仕事も、育児も、体調も万全。
何か、義父が守ってくれてるような気がする。

義父の最期に会えなかった私。
でも、義父はあいさつに来てくれた。たぶん。

お葬式の次の夜、
コドモタチと寝てしまった私は深夜1時過ぎにお風呂に入った。
お風呂上がりに冷たいものでも飲もうとして、
台所のイスに腰掛けて、冷蔵庫からお茶を出して飲んでたら…

キュルキュルキュル

戸が開く音。

うちの中で、一部屋だけこの音がする戸がある。(古いからかな)
台所のすぐそばの部屋。

見ると、戸は開いてない。

とっさに、
「おとうさん、なの?」という言葉が出てしまった。
もちろん答えは返って来なかったけどね。

その部屋は、義父が亡くなってから、棺に入るまでにいた部屋だった。

怖くはなかったけど「キュルキュルキュル」はびっくりしたなあ。

次の日、みんなに言ったら、「それはあいさつに来たんだよ。すごいね」って言われた。

しばらく仕事が詰まってて全然お見舞いにいけなかったものね。
ごめんね、お義父さん。

最期はぐっ、と口を結んで、ひとすじポロっと涙を流したという。

お義父さん、どうぞ、安らかにお眠りください。
そして、私たちをずっと見守っていてね。
おとうさんありがとう。




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