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ついにサミット誘致へ

2007-03-12 12:11:26 | 政治

★高橋北海道知事は七日、来年夏に日本開催のサミットを、洞爺湖周辺に誘致する方針を正式に表明し首相官邸と外務省にも意向を伝えたと報道されている。

★名称は「HOKKAIDO・TOYAKOサミット」。主会場として洞爺湖にある「ザ・ウィンザーホテル洞爺」を想定しているとのこと。

★既に名乗りを上げているのは「関西(京都府、大阪府、兵庫県)」、「開港都市(横浜市、新潟市)」、「瀬戸内海(岡山県、香川県)」の三地域だが、道によると、政府筋では、警備のしやすさや美しい自然環境から、洞爺湖を最有力とする見方が大勢との観測もある。

★道サイドは、財政負担の懸念もあり「既存施設を極力活用する、簡素で効率的なサミットを提案する模様。道は誘致対象を「首脳会合」に絞る考えで、同時期に開催される外相、財務相の両閣僚会合の開催地に関しては政府の調整に委ねる考えのようだ。

★高橋知事は、ついに外堀を埋められ正式誘致の表明を行った。前回の九州・沖縄サミットのような100億円以上の地元負担は到底不可能。首脳会合に絞った上で、既存施設を有効活用することで、経費を抑えてホストしようという目論みのようだ。

★さて、誘致に手を上げたからには、勝ち取りたいと思うけど、H新聞ほど楽観はできないと思う。残された時間の中で事務レベル、政治レベルで相当な取組が必要だろうね。

★サミットを開催するメリットは色々あるけど上げてみると、①まずは「HOKKAIDO」のPR効果。最近はリゾート地で行うことが定着しつつあるので、これは北海道のイメージ戦略として大きい。そして、歴史に「HOKKAIDO」の名前が刻まれることも大きい。サミットと言えば、世界中どこでも必ず「HOKKAIDO」がでてくる訳で、これは計り知れないメリットだろうね、②「北方領土問題」をアピールできる、③これはメリットというより、こうなってほしいということだけど、サミットを通じてホスピタリティが高まるといいと思う。北海道の観光地は、俗に「自然は一流、設備は二流、サービス三流」と言われる。今、インターネットで「サービス三流」で検索したらあっさりでてきたしね。④として、洞爺湖周辺の道路などのインフラをサミット仕様に改修する整備はおそらく行われるだろうけど、国道よりも道道などの場合が多いと思われるので、財政面では若干負担になるというデメリットもあると思う。もちろん国道でも直轄負担金があるので、同様に負担にはなるけどね。

★デメリットというか、不安材料としては、とにかく経費負担の額だろうね。今までだったら、「とにかく手を挙げて、お金はそれから考える」的などんぶり勘定的な取組が北海道には多かったが、今の財政状況はそれどころではない。これに今後は、北海道新幹線の負担分が工事の本格化に伴い毎年、加速度的に増えていく。ある程度の経費負担はできても沖縄のようにはいかないだろうから、この辺は明確にしていくべきだろうね。

★4月中にも安倍総理の決断があるようだけど、もし北海道での開催が決まったら、北海道全体にメリットが広がるような取組をしてほしいと思う。

→洞爺湖サミットの実現性は?  


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