いばせんせいのブログ

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丹波篠山を観光(その2) 青山歴史村

2010年07月21日 13時44分34秒 | 旅・ドライブ(兵庫県)
篠山観光その2。

次に訪れたのは、篠山城の外濠のすぐ北側にある「青山歴史村」です。

ここは、明治の廃藩で篠山藩主青山家が東京へ移ったあと、青山家の篠山別邸だったところで、藩政史料などを管理していたのを、青山家から篠山市に寄付され、史料館として公開をしているのだそうです。

江戸時代からこの姿だったのではなく、明治~昭和初期にあちこちから建物を移築してきて、この姿になったとか。
入口の門は、「旧澤井家長屋門」と説明書きがありました。


建物内に入って、まず目に入るのが、大きな石棺のようなもの。「金櫃」というそうで、当時はこれが、金庫の代わりだったそうです。

そして、その奥にあるのが、青山家の篠山別邸だった「桂園舎」と呼ばれる建物です。
元々は武家屋敷ではなく、近所の庄屋の家を移築したものだとか。

村内には、青山家の家紋「無文銭」を模した造園や、家紋入瓦、明治の廃城令のときの「篠山城惜別の碑」、篠山が生んだ数学者「万尾時春(1683~1755)の碑」などがありました。

土蔵のひとつが展示館になっていて、藩校で使用した教科書を印刷するための版木や、それで刷った教科書、古図、鎧兜、絵巻物などが展示してあります。

版木や藩政史料が多く残っているのは、全国的にも珍しいそうです。

「桂園舎」の建物は部屋に上がることが出来、古陶器や掛け軸、書画なども展示してあります。

桂園舎の周りには、「桂園舎庭園」があって、色々な花が咲いていました。

桂園舎の縁側に座って、庭を眺めていると気持ちがよかったです。

↓詳しくはこちら
篠山市の青山歴史村のサイト


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