TV「ほんとにあった怖い話」を見てるときに、
セットした覚えのない目覚ましが鳴って、
泣きそうになったびびりのおうじろうです。
さてさて。。。
もう10年近く前だろうか?
ルアー釣りを始めて2年目くらいかな?
激流エリアで大きいメバルが釣れることを知った。
当時の自分の基準では20cmあれば申し分なく、
それ以上は船の世界という認識だった。
それからというもの、
春になれば、自分の腕を顧みず、
激流エリアで悶々とした時間を過ごすようになる。
ある時には、
夕マヅメから朝マヅメまで
同じポイントに居座り続けた。
今なら、間違いなく無理。
そのような執念はない…
今年の春、
足が遠ざかっていたその激流エリアに、
再び、踏み込んでみた。
それにしても、懐かしい。
ざわざわと変化し続ける流れ。
把握できないままの地形と魚の居場所。
流れが速く、
対応しきれてない時間帯。
毎回、何か新しいことを試してみる。
それに結果が伴った時の
充実感は何とも言えないものがある。
しかしながら、
何か掴んだという自信、
引き出しが増えたという嬉しさ。
それは、また次の釣行で見事に打ち砕かれる。
同じ手がなかなか通用しない。
結局、偶然の結果に過ぎないのかもしれない。
たまに空を見上げ、
寒空に白い息を吐く。
海の中は急に春めき立ってきており、
何者かに追われて小魚の群れが右往左往する
光景を眺めていると季節の移ろいを実感する。
激流に揉まれて育ったからか、
鰭がすべて大きく力強い。
また、来春、
激流に潜むメバルたちに逢いに来よう。
複雑な流れに翻弄されに来よう。
小さなアタリを捉えたあの一瞬に歓喜しに来よう。
手にできなかったドラマの続きも夢見よう。
立て続けの根掛かりに、
凍える指でノットを組み直し、
絶叫したくなる時もある。
ひと晩、アタリが数回だけという日もある。
それでも、また足を向けてしまうんだ。
裏切られ冷たくされても、
たまに見せられる優しさにすべてを許してしまう。
そういう女性と同じ心理なのだと思う。
セットした覚えのない目覚ましが鳴って、
泣きそうになったびびりのおうじろうです。
さてさて。。。
もう10年近く前だろうか?
ルアー釣りを始めて2年目くらいかな?
激流エリアで大きいメバルが釣れることを知った。
当時の自分の基準では20cmあれば申し分なく、
それ以上は船の世界という認識だった。
それからというもの、
春になれば、自分の腕を顧みず、
激流エリアで悶々とした時間を過ごすようになる。
ある時には、
夕マヅメから朝マヅメまで
同じポイントに居座り続けた。
今なら、間違いなく無理。
そのような執念はない…
今年の春、
足が遠ざかっていたその激流エリアに、
再び、踏み込んでみた。
それにしても、懐かしい。
ざわざわと変化し続ける流れ。
把握できないままの地形と魚の居場所。
流れが速く、
対応しきれてない時間帯。
毎回、何か新しいことを試してみる。
それに結果が伴った時の
充実感は何とも言えないものがある。
しかしながら、
何か掴んだという自信、
引き出しが増えたという嬉しさ。
それは、また次の釣行で見事に打ち砕かれる。
同じ手がなかなか通用しない。
結局、偶然の結果に過ぎないのかもしれない。
たまに空を見上げ、
寒空に白い息を吐く。
海の中は急に春めき立ってきており、
何者かに追われて小魚の群れが右往左往する
光景を眺めていると季節の移ろいを実感する。
激流に揉まれて育ったからか、
鰭がすべて大きく力強い。
また、来春、
激流に潜むメバルたちに逢いに来よう。
複雑な流れに翻弄されに来よう。
小さなアタリを捉えたあの一瞬に歓喜しに来よう。
手にできなかったドラマの続きも夢見よう。
立て続けの根掛かりに、
凍える指でノットを組み直し、
絶叫したくなる時もある。
ひと晩、アタリが数回だけという日もある。
それでも、また足を向けてしまうんだ。
裏切られ冷たくされても、
たまに見せられる優しさにすべてを許してしまう。
そういう女性と同じ心理なのだと思う。