Someday-Somewhere! Vol.2 ~Nature and Photographs~

自然の中で遊んだ日々を写真と文章で綴ります。

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激流に潜む魚

2018-08-25 01:06:36 | 海あそび
TV「ほんとにあった怖い話」を見てるときに、
セットした覚えのない目覚ましが鳴って、
泣きそうになったびびりのおうじろうです。


さてさて。。。



もう10年近く前だろうか?
ルアー釣りを始めて2年目くらいかな?

激流エリアで大きいメバルが釣れることを知った。
当時の自分の基準では20cmあれば申し分なく、
それ以上は船の世界という認識だった。


それからというもの、
春になれば、自分の腕を顧みず、
激流エリアで悶々とした時間を過ごすようになる。


ある時には、
夕マヅメから朝マヅメまで
同じポイントに居座り続けた。

今なら、間違いなく無理。
そのような執念はない…



今年の春、
足が遠ざかっていたその激流エリアに、
再び、踏み込んでみた。






それにしても、懐かしい。
ざわざわと変化し続ける流れ。
把握できないままの地形と魚の居場所。


流れが速く、
対応しきれてない時間帯。
毎回、何か新しいことを試してみる。

それに結果が伴った時の
充実感は何とも言えないものがある。

しかしながら、
何か掴んだという自信、
引き出しが増えたという嬉しさ。
それは、また次の釣行で見事に打ち砕かれる。
同じ手がなかなか通用しない。
結局、偶然の結果に過ぎないのかもしれない。







たまに空を見上げ、
寒空に白い息を吐く。

海の中は急に春めき立ってきており、
何者かに追われて小魚の群れが右往左往する
光景を眺めていると季節の移ろいを実感する。








激流に揉まれて育ったからか、
鰭がすべて大きく力強い。





また、来春、
激流に潜むメバルたちに逢いに来よう。
複雑な流れに翻弄されに来よう。
小さなアタリを捉えたあの一瞬に歓喜しに来よう。





手にできなかったドラマの続きも夢見よう。



立て続けの根掛かりに、
凍える指でノットを組み直し、
絶叫したくなる時もある。
ひと晩、アタリが数回だけという日もある。
それでも、また足を向けてしまうんだ。

裏切られ冷たくされても、
たまに見せられる優しさにすべてを許してしまう。
そういう女性と同じ心理なのだと思う。



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昼間のメバル

2018-02-27 00:00:00 | 海あそび
今から10数年前、
ルアー釣りに嵌りつつある頃のお話。

メバルが昼間でもルアーで釣れることを
誰かに聞いたのか、何かで読んだのか。

昼に釣れるのなら、
寒い夜、暗い夜に、
わざわざ出かけなくてもいいじゃないかと。



そして、
朝から意気揚々と海へ向かったものの、
泳ぐワームが丸見えの状況で、
いったい何をどうしたらいいのかわからず。

今になってみると、
まだ夜でも数えるほどしか
(ルアーで)メバルを釣ったことがない時
だったのだから、そうなるのも当然なのかもしれない。





さて、
時間を現在に戻してみると。。。



今シーズンのデイメバリングは、
まだ昨年の釣り納めと、
今年の初釣りの2回だけしか行けておらず。





相変わらず、
たいして掴んだものもなく、
なんとなく投げて、なんとなく釣ってるのだけど、
とりあえずは、昼でも釣れるということはわかってる。



やっぱり、朝陽を浴びながらの釣りはいいね。
ひんやりする空気の中に訪れる安心感と期待感。








雑誌によく書いてあるように、
シモリの位置と魚の向きを確認して
狙うことができれば、簡単なのだろうが、
だいたいの場合、風が吹いてたり、
波立っていたりして、そのようにはいかない。

自分の浅い経験の中では、
荒れ気味で、風が正面から当たって、
三角波が起きているようなポイントが
よく釣れるような気がする。



この日は、春のようなうららかな、
一般的には“釣り日和”。

ベラやアナハゼが高活性で、
メバルの顔を拝むのに苦労したよ。






メバルの食いが悪い時には、
この魚が癒してくれるから本当に助かる。




本当はね、もっともっと、
昼間のメバルを釣って、数多く写真撮って、
その中から厳選した作品で記事を書こうと思ってたんよね。

3月に入ることだし、
やっぱり鱒族に気持ちは向いているのだけど、
やっぱりね、なんだか、
もう一度、昼間のメバルに逢いに行きたい気もあるんよね。


島でのんびり、
昼にはラーメン作って食べて、
釣れないときは波止の上でゴロゴロお昼寝。
そんな時間が心から好きなんだよね。



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感謝を込めて(今頃?)

2018-02-23 04:02:29 | 川あそび
いやいやいや。

あと数日で、
早いところでは渓流解禁。


いやいやいや。

まだまだ昨シーズンの写真が、
未発表のままたくさん残ってるんだけど。



というわけで、
今年初めてのブログ更新。




書きたいネタはあれこれ浮かぶんだけど。
いや、浮かびすぎて、ある意味、困ってしまって…

まずは、
感謝の意も込めて、
昨シーズン、本流に、渓流に、
お供させてくれた方の写真を載せてみようかと。




新緑の本流と、盛夏の本流。





なかなか反応を得られない
本流釣行はどうしても飽きやすく、
ひとりではすぐにダレてしまう。

そんな中で、
写真のモデルになってもらえる人がいると、
カメラを向ける時間が程よい気分転換になって、
単独釣行のときよりも頑張ることができるのだ。
かといって、なかなか釣果には結び付かないのだけどね。




真夏の山岳渓流。





何と言っても、
熊に出くわす可能性が高い山域で、
同行者がいるというのは本当に心強い。
ふたりでいても勝てる相手ではないのだけれどね。

まぁ、少なくとも、
自分がやられる可能性は単純に半分になる。

なんてね。




秋の渓流。







渓流で同行者にレンズを向けるときは、
後ろ姿が圧倒的に多い。
これは、釣り上がるスタイルなのだから仕方ない。

気付かずに、先に進もうというときに、
ちょっと待ってと声をかけて、
もうワンキャストしてもらったり。
リズムを崩してごめんなさい。。。




基本的に、単独のことが多い渓流釣行だけど、
友と一緒に歩くのもやっぱり良いものだ。

そして、その際には、
できるだけ格好良い写真を
撮ってあげられたらと思ってるので、
みなさん、少しのご協力をお願いしますね。



今シーズンは、
誰のどんな姿を写真に収めることができるのだろうか?
今から楽しみだ。





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物語る魚

2017-12-28 04:57:53 | 川あそび
何度、手にしても…


と言っても、
まだそんなに数は釣ってはいないのだけど…


毎回、手も心も震えてしまう魚。
サツキマス。







それは、やっぱり、
出逢うまでの魚のストーリーを思い浮かべて
しまうからなのだろう。



見たこともない海に出た後、
幾多の過酷な修羅場を乗り越えてきた
きっと想像も及ばない波乱万丈な1年。

そして、また子孫を残すために、
身を削りながら川を遡上してくるのだ。









魚体にダメージを残さないように、
さっさと撮影を済ませて、
逃がしてあげようという気持ちと。

いつまでも眺めていたい。
別れ難くてしかたがない気持ちと。



物語をじっくりと聞かせてもらった後、
流れの中でそっと手を離す。
そして、これからも長い旅が始まる魚を見送るのだ。












来年もまた、
思い出に残る1匹と出逢えるだろうか?
また、手と心を震わせてくれるのだろうか?
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三鈷峰

2017-11-08 03:56:32 | 山あそび
中国地方最高峰の大山。
弥山、剣ヶ峰、槍ヶ峰、天狗ヶ峰、三鈷峰と、
5つのピークが存在する。

一番標高が高いのは剣ヶ峰の1729mだけど、
今現在、頂上は1711mの弥山となっている。
これは、剣ヶ峰へと連なる稜線が、
年々崩れ続けて、縦走困難になっているから。
今では危険すぎて、
“縦走禁止”の札がロープで掛けられている。


これらのピークの中でも、
三鈷峰だけが主尾根の東の端に離れており、
標高も1516mと他のピークより一段低いために、
地味な存在だとも言える。

ただし、その三鈷峰までのルートが、
谷歩きあり、尾根歩きあり、
斜面のトラバースありと変化に富んで面白いのだ。
主峰の弥山へ登る夏山登山道に比べて、
登山者の数が断然少ないのも魅力的。




さて、
今年のゴールデンウィークのお話。。。



心地よい山の風を楽しみながら、
宝珠尾根を一歩一歩進んで行くと、
新緑のブナの間に北壁の姿が飛び込んでくる。

わくわくする気持ちが一層強くなる瞬間。



今回のメインである三鈷峰が
逆光の中に姿を現した。
5万年前に形成された溶岩ドーム。



大山北壁、墓場尾根あたり。
標高が高くなって、
まだ葉が出てない木が目立つようになってきた。




何度足を運んでも飽きない風景が続く。
山に登るという行為をスポーツ的に捉えるならば、
必要以上の休憩は取らないほうが身体へのダメージも
抑えられていいのだが、
これだけの圧巻の光景を前にして、
じっくりと楽しまないのはもったいないような気がする。

三脚を出して、カメラをセットして、
時には太陽が雲の中から出てくるのを待ったりして。
そんなことをしているから、
ペースが乱れまくりなのだ。



稜線へ向けての最後のトラバース道には、
雪の急斜面が3つほど現れる。
前を歩くパーティーのひとりがやけに怖がってる。
足元を見るとなんとスニーカー。
後ろで待ってるこちらがハラハラ。






やっとこさ稜線へ出て、
一休みした後に主稜線に背を向けて、
三鈷峰への登り路に向かう。

頂上直下はガレていて浮石だらけ。
まるで北アルプス穂高連峰のよう。


近いうちにこのルートも
通れなくなってしまうのだろうか?




三鈷峰から見渡す大山北壁と稜線の姿は荘厳。
だけれども、写真にするとごく平凡な感じになる。
すでに昼近い時間を考えると仕方ない。


ケルンの下に咲いていた
ダイセンキスミレを主役に、
背景に北壁を入れると面白い写真になった。




緑の絨毯が眼下に広がっている。
ときたま強風に煽られて、
木々が大きく揺れ、波のように伝わっていく。
いつまでも飽きずに眺められる。






一度、登ってしまうとね。
下りたくなくなってしまう。
夜明けや夕方の風景が一番美しいことを知っているから、
避難小屋に泊まりたくなってしまう。

ただし、以前に、
小屋に一人で止まった時には、
夜、真っ暗で怖かったよ。
しかも、次の日の朝は、濃い霧がかかってて、
何も展望もなくて、がっかりしたっけ。



この後、小屋や稜線で、
誰もいなくなるまで、
ゆっくりのんびり過ごした。

下山する頃には陽がすでに傾いていて、
西日本随一のブナ林が輝く写真も収めてきたので、
また次回にも、いや、またいつかね。
楽しみにしておいてください。



それでは。。。。


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