☆ベビ待ちnonの精一杯の気持ち☆

赤ちゃん待ち頑張るnonの、愛するパパ+2匹の猫達との生活日記。FTで卵管開通しタイミングにてチャレンジ中。

卵管造影・結果報告

2006-03-22 23:02:26 | 検査・治療

頼んでいた結婚式のアルバムが出来上がって先日届きました
そのときのネガももらえたので、CDに焼いてもらいその中からお気に入りをアップしました

その後良く泣きましたね。。。
まだ立ち直れてないし、気持ちの整理もできてないけど
でも、1つだけ言える事は「諦めたくない」って事
なので、これから前向いて頑張るためにも、今回の結果を自分自身が受け止められるよう
検査当日の事を、ちゃんと整理して報告します

20日、検査の予約は1時半、ドキドキしながらパパと出発しました
私が通うのは、市立の大きな総合病院で、外来受付は午前のみなんですが
病院に着くと、まだ外来診察が終わってなくて、患者さんがイッパイ。。。
こりゃ待たされるかな?と思ったら、やっぱり待たされちゃいました
途中、一人の患者さんの説明に時間がかかってしまい申し訳ない、と言うA先生からの伝言を看護婦さんから聞き、結局30分以上待たされちゃったかな?
でも、私はそんな誠意のある先生がとても好きで信頼しているので(忙しいと流れ作業にする先生もいると聞くので)仕方ないかな、と待ちました

それからやっと内診室に呼ばれて、先生が忙しそうに挨拶してくれて、まずは子宮の中に管を入れられました
風船のようなものを膨らませられた時はズーーーンとかなり痛かった・・・
そのまま今度はレントゲン室まで移動
痛いので、パパに手をつないでもらいながら。。
レントゲン室ではすでに準備済みで待っててくれてる状態で、すぐに案内されて台に乗せられる
先生もすぐに来てくれて「では造影剤を入れていきますね」と画面を見ながら始まりました
ズキッ。。と言う痛みはあるものの、覚悟をしていた程ではなく、大丈夫なのかな?と内心思う。。
先生が声かけしてくれながら続けられ「大丈夫です」と答えしばらくしたら
「どうしてかなぁ、右が全然うつらないんだよね・・・」
えっ!?( ̄_ ̄|||)うつらないって、通ってない事だよね。。。
その後はその事で頭がイッパイで、痛いどころじゃなかったです
終わってから先生が「結果、今日話せるって約束してたんだけど、もう次の予約の患者さんの時間で、申し訳ないんだけど今日は時間がなくなっちゃって。。。。この後外でまた話すけど」
と、いそいそと出て行ってしまったのね
で、私も管をはずしてもらいパパの待つ廊下へ出て報告
「やっぱりねぇ、右の卵管通ってないみたいだよ。。結果は今日聞けないみたい。。」
この時点では、両方ふさがってなかった事に安心したくらいで、ショックはそんなになかったです
その後先生が出て来てくれて
「結果聞きたいよねぇ。旦那さんも休みとって来てくれてるんだもんね。待ってもらえるなら4時半くらいになれば時間が取れるんだけど」
結果を聞くためにまた来る位なら今日パパと聞きたかったから、即答で「待ちます。お願いします」
と約束し、それから20分待ってもう一度撮影しました
レントゲン技師さんも、この後に結果を聞くと聞いて驚いてたので、忙しい中時間を作ってくれたA先生には本当に感謝
と同時に、そのときの先生の深刻な顔つきに少々不安を感じる・・・

15時、レントゲンを婦人科外来に届ける
私たちは、昼食を取らないで来て、と言われてたのでお腹がすいてたまらなかった。。
本当はラーメンを食べに行くつもりだったんだけど、痛いのと気分がのらないので病院内のレストランで済ませることに
「片方詰まってる、なんて聞いちゃってから、後で一人で結果だけ聞きに来るなんて、そっちの方がよっぽど嫌だよねぇ。だったら待ってる方がよっぽど良いよねぇ。どうするんだろうねぇ。ちゃんとお話聞いててね。」
なんて会話をパパとしながら時間をつぶし、約束の時間に婦人科外来へ
さすがに患者さんは誰もいなくて、しばらくして呼ばれる
そして、いよいよ写真を見せてもらい結果。。。

「右卵管は根元から完全に詰まってるねぇ。左はちゃんと通ってて抜けてます。片方が詰まってるからと言って、妊娠率が下がるわけじゃないし、大丈夫だなぁ、ってこの時点では思ったんだけど・・・」
私・・・( ̄o ̄)え?この時点???
「20分後の写真、左卵管内に造影剤がほとんど残っちゃってるの分かるかなぁ?これは卵管内にある卵子を運ぶせん毛が働いてないって事なのね。。だからうまく卵が子宮まで運ばれないのね。だから、現状では自然妊娠はムズカシイかな・・・」
ってそんな感じだったと思います
あまりのショックの大きさに、言葉を発すことも出来ず何を言われているのかも良く理解出来ないし、そんな事を言われるとは全く思ってなかったんですよね
やっとの思いで「詰まってる右側はどうにかならないんですか?」
って聞いたところ
「それで、これから出来ることって言うのは二つあるんだけど、1つは腹腔鏡手術(ラパロ)でお腹の中がどうなってるのかを調べてみる。後は体外受精をする」
と言うことでした
この時点での体外受精という言葉は全く考えていなかったので、あまりにショックが大きく、ただ聞くのが精一杯で言葉を発することさえ出来ませんでした
正直あまり覚えてないんだけど、覚えていることだけ・・・

ラパロは、卵管が詰まってる原因を調べたり、場合によっては通せるかもしれないけど、手術なので体の負担も大きく費用もかかる
それに、結果としてやっぱり体外受精しかない、と言う可能性も大きい
専門のクリニックに行ったら、すぐに体外受精を勧められるだろう、と言うこと
体外受精は、気持ちに抵抗がないのなら近道であること
それらをただひたすら泣くのをこらえながら、顔もあげられずに聞いていたので
励ましの言葉なのか、自然妊娠の望みもないわけじゃないと言うことも
卵管が詰まっていても妊娠した人はいるし、機能は悪くても少なくても検査前よりは通りは良くなっているはずだから、その可能性にかけて頑張ってみても良いんだよ、と
A先生の旦那様も同じ病院で不妊外来をうけもってるんだけど、とりあえずは経過観察で様子を見て、それでダメだったら体外受精を考えてみたら、と言う感じだったと思います
先生は一生懸命お話してくださったんだけど、私は受け止められなければ、何も考えることが出来ませんでした
パパも何かを聞いていたけれど・・・パパの方が覚えているかも?
そして先生は私の気持ちを察してか、体外受精で妊娠された方の話をして下さったり、笑いも提供してくれました
A先生には何度も泣かされたけど、たくさん励まされてきたし、ハッキリしていて話を誠実にしてくれる人なので大好きです
また、今回のように特別に時間を作ってくれて、本当に有難いし感謝の気持ちでイッパイです
そして、ラパロをするなら予約は夏以降になってしまうし、体外受精は転院しないといけないので、次回の診察までに方向性を考えてくる、と言うことで予約を入れてもらい終了

病院の玄関を出て帰り道、ここを泣きながら帰るのは何度目だろう、と思うと本当に辛くてたまらなかたった
最初は、卵巣に血のたまった腫瘍ができたとき(内膜症でしたが、これが卵管にイタズラしてる原因かも?と言うお話でした)
そしてその治療が終わると同時に、子宮筋腫が見つかってしまったとき(経過観察中)
あぁ、でも今回が一番ショックが大きかったなぁ
パパもかなりショックを受けてたみたいだし・・・
帰りの車の中では、お互い言葉を交わすことなく家路に着き
家でも話題に触れることが出来ませんでした。。。
と言うより、思い出したくない現実、忘れたい、考えたくない出来事でした
考えると涙が溢れてきそうで。。。。。
この日は体も心も疲れきっていたので早めに布団に入り、枕をぬらし、最後にはパパの胸の中で泣きながら眠りました

この日、私がどうしても譲れない、と想った事は
ママになる事を諦めたくない、と言うこと

そして、この状況の中で確信できたことは
パパと一緒にいられて幸せだなぁ、って事
改めて、パパと一緒で良かった、私は幸せなんだ、と想えました