読みました

菅野典雄著「美しい村に放射能が降った」
までい（方言：丁寧に、手間隙惜しまず、心をこめて、の意）な村の村長さんの著書。
聞き取りによってライターが書いたものかもしれませんが、泣かせます。
あとがきに書かれていた、内容と直接は関係のない次のフレーズが心に残りました「人生は、その後半をどのように生きるかで全体の意味が変わる」

佐藤栄佐久著「福島原発の真実」
汚職を理由に逮捕された前知事の著書。あの厚労省局長村木厚子さんの事件で証拠を改ざんした大阪地検検事が、彼の事件でも供述調書を作成したとのこと。原発推進の意向に異議を唱えるとこうなるよ、という見せしめだったのでしょう。佐賀県知事が九州電力に対する働きかけを行っていた理由も、腑に落ちました。