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農マライゼーション

サラリーマンしながら趣味の米つくりです。無化学肥料・無農薬です。自然農法というよりホットケ農法です。

どんな死がいいのかなぁ

2011年11月09日 06時32分34秒 | Weblog
6日の日曜日の朝、突然に
細君が「1時からいい話があるので行かないか」と。

ホスピスの「野の花診療所」の院長の話だという。
菜の花と付けずに野の花。
なぜかひかれて「そういえば2人で講演に行くことはなかったな~」
と細君にいい、行くことに。

なぜ、自分の死にこだわるのか?
適当に死んでください。

死にましょう。
生きましょう。

たくさんの死に接してきたものはあっけらかんとしている。
死をタブー視するな。
死はいやなものでもない。
死が好きと。

お別れの水。
エンジェルケアー。
死に顔は変わっていく。
なんともいい顔になっていくと。

最近2つの死に接して死に顔が変わるのを見た私は相づち。
話にひきずりこまれる。

いのちを支えてくれたものによっていのちは奪われる。
いのちを守ってくれたものによっていのちを奪われる。

死ぬ時後悔する。
それは死だから。
生命はうごめいている。

どんなにケアーをしたとしても、家族と本人には負ける。
負け~てうれしい花いちもんめ♪

ハーモニカもながれる。
講演とハーモニカのハーモニー。
おもわず、目をつむって、聞きほれる。

死はホウセンカのはじけた種。
桜はいのちとさしかえてもいい花。
死は自然の番所。
自分は自分に問わなければならない。

ただ生きる、ただ死ぬ、みな死ぬ。
死んだら死んだと生きていくさ。


鼻歌歌うホスピスがいいとも。
その時「鼻歌」、「歌房」と頭に浮かび、自分の苗字にビックリ。
心がリラックスしている時は鼻歌気分、歌房気分♪

手心。
あんたが誇りと手の平にマルを描く。
この話を細君は気に入ったみたいだ。
きっと駿介の手にマルを描くだろう。



いや、足の裏か。
足心。
手心足心笑い心。

癌と言われた私への細君のやさしい心遣い。
人間だけがやさしさをもっているのではないが、
さりげない配偶者はいい。
徳田さん曰く、情愛があると。

徳田進。
素晴らしい人との出逢いであった。
感謝というよりめぐり合いに驚いている。

どんな死がいいかなぁ?
どんな死でもいいのである。

どんな生がいいのかなぁ?
どんな生でもいいのである。








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