私の好きな森茉莉の「甘い蜜の部屋」という大正時代を舞台にした小説に、金持ちの主人公に雇われてる召使が主人公夫妻の食事のために「ウィルキンソン炭酸水」を注文する、というシーンがあるんですが、今日スーパーに買い物に行ったらなんとその「ウィルキンソン炭酸水」があったんですよ!!
こちら。
もちろん買って、帰って来てネットで調べてみたら、1889年に六甲で発見された水なんですね。で、近畿地方を中心に販売されてきたってことなんですが、「甘い蜜の部屋」の舞台は東京。登場人物にも近畿地方の人はいません。なのになぜ?
これは「東京では珍しいミネラルウォーターを取り寄せてる」というリッチぶりを示すアイテムとして使われているっていう解釈でいいのかな・・・
※2006.7.23追記
左下のリンクに「ウィルキンソンジンジャエール愛好会」があります。ウィルキンソン好きはぜひお運びくださいませ。
こちら。
もちろん買って、帰って来てネットで調べてみたら、1889年に六甲で発見された水なんですね。で、近畿地方を中心に販売されてきたってことなんですが、「甘い蜜の部屋」の舞台は東京。登場人物にも近畿地方の人はいません。なのになぜ?
これは「東京では珍しいミネラルウォーターを取り寄せてる」というリッチぶりを示すアイテムとして使われているっていう解釈でいいのかな・・・
※2006.7.23追記
左下のリンクに「ウィルキンソンジンジャエール愛好会」があります。ウィルキンソン好きはぜひお運びくださいませ。
ウィルキンソ\ンのジンジャーエールは辛めなので、シュウェップスと並んで好きでした。
子どもの頃は炭酸といえばばーちゃんちにあるリボンシトロンか三ツ矢サイダーでした。甘くない炭酸水って、地元のスーパーには売ってなかった気がするよ。人口2万の田舎だったからねー。
清涼飲料水関係に関しては、北海道でしか流通してないものとか、逆に北海道だけで売ってないものって多いからなー。ガラナとカツゲンは北海道にしかないって聞いたときの衝撃はけっこうでかかった。
で、ウィルキンソンってやっぱ「ちょっといい水」って感じなんですか。「甘蜜」で使われてるニュアンスが摑みにくいので。
森茉莉のことだから「上等」なものとして扱ってるのかもしれないけど、あのシーンってやよが天上のために頼んでるシーンだから、逆に一般市民が飲むようなもの出して、天上の「上等でなさ」を示してるのかな、と。深読みしすぎか。
道産子の目には入らないような光学迷彩がパッケージに施されているのかしら?(どんな炭酸水や)
ウィルキンソンの歴史についてはこちら
http://www.asahiinryo.co.jp/wilkinson/
ビバ強炭酸。
味もいいのでこれから愛飲しようと思います。