11月1日は古典の日。
え"ーーーっ、知りませんでした。
2週間ほど前のこと
TVの天気予報で気象予報士の女性が「雅楽のなんたらは秋の旋律でどうしたこうした・・・ほにゃららら・・・」言っていたのですが、台所で揚げ物の最中だったもので内容がよく聞き取れませんでした。
気にはなったものの、晩ごはんを食べる頃にはそのことをすっかり忘れていました。
が、昨日、沿道の落ち葉を見ていたらふと「お天気お姉さんが言っていた雅楽の秋のなんか」を思い出し調べてみると、こういうことでした。
雅楽には洋楽でいうト長調やロ短調などにあたる調子が六種類あって
【壱越調(いちこつちょう)・平調(ひょうじょう)・双調(そうじょう)・黄鐘調(おうしきちょう)・盤渉調(ばんしきちょう)・太食調(たいしきちょう】
その六調子それぞれに、季節・音・色・方角などがあてはめられているそうです。
洋楽でいうところのホ短調である平調は秋の調子であり、雅楽の世界では古くから秋に演奏されてきたのだとか。
平調なだけに・・・ へ~
(平調の読み方は「ひょうぢょう」ですがね)
そしてウィキペディアのホ短調に飛んでみると
尾藤イサオの「あしたのジョー」、北島三郎の「与作」、五輪真弓の「恋人よ」などがホ短調とありました。
ホ短調なだけに・・・ホ~
平調とホ短調はもの悲しい愁いの調べなんですね。
へィヘィホー♪
(平調の読み方は「ひょうぢょう」です!)
雅楽 平調 越天楽 残楽三返 宮内庁楽部 Gagaku HYOJO ETENRAKU
雅楽 平調 五常楽 急 宮内庁楽部 Gagaku HYOJO GOSHORAKU NO KYU
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