むやみに大きくしてはいけません！

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、、

知ってる人も多いと思いますが
今付いてるホイールよりも
大きなホイールに交換する事を
「インチアップ」と言います。

それで、インチアップをすると
ホイールが大きくなるから
当然タイヤも大きくなるんだろう
と思うかも知れませんが
そうではありません。

むやみにタイヤを大きくすると
スピードメータの表示に
誤差が生じてしまうんです。

実際に走ってるスピード(速度)と
メーターの表示が違ってきて
スピード違反で捕まったり
範囲を超えると車検にも
通らなくなります。

なので、ホイールを
インチアップする時は
タイヤの直径を純正(標準装着)
サイズに合わせるために
偏平率を変えます。

「偏平率って何ですか？」
とよく聞かれますが、、、

偏平率とは
タイヤの接地面(幅)に対する
側面の比率(％)の事で

簡単に言うと
タイヤの側面の厚みの事です。

「分厚いタイヤ」とか
「薄いタイヤ」って事ですね。

例えば「205/50R18」
というサイズのタイヤだったら
真ん中の「50」という数字が
偏平率になります。

最初の「205」は
路面に接地する部分の幅で
単位はmm(ミリメートル)です。

なのでこのタイヤの場合は
接地面の幅が205mmで
偏平率が50％ですから
205×0.5＝102.5となって
側面の厚さは102.5mm
という事になります。

幅が同じ205mmのタイヤでも
もし扁平率が40％だったら
厚さが82mmになるので
横から見た時には
だいぶ薄く感じます。

基本タイヤは薄い方が
ホイールも大きく見えて
かっこいいんですが

最初にお話したように
メーターに誤差が出たりするので
むやみに薄くはできません。

それから、
タイヤが薄くなると
地面からの衝撃を
ダイレクトに受けますから
乗り心地も悪くなりますね。

まぁでも
ホイールをインチアップして
タイヤが薄くなると
見た目はすごくかっこよく
なりますから悩みどころです。

運転に自信がなかったり
いつも段差が多い道を通る人は
タイヤが薄いとホイールに
傷が付く可能性も高くなるので
注意が必要です。

あと、通勤距離が長い人は
厚いタイヤの方が経済的です。

偏平率が低い(薄い)タイヤは
厚いタイヤに比べて
値段が高いですから
交換時の出費も大きくなる
というわけです。

ホイールのドレスアップは
インチアップだけじゃなくて

タイヤはそのまま使って
ホイールだけを交換する
という方法もありますから

前述の場合はそちらの方が
いいかも知れませんね。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


＜今日のオススメ＞

ごくまれにですが、、、

「NOBUって
タイヤも売ってるんですか？」

と聞かれる事があります。

店内にタイヤを置いてないので
ごもっともな意見です。(笑)

一応タイヤにも鮮度があって
うちのお客さんには常に新しい
タイヤを付けてほしいから
在庫はしてないんです！

と、カッコよく
言いたいところですが、、、

実は置き場が無いだけです。(汗)

店頭に在庫は有りませんが
国産タイヤも輸入タイヤも
取り扱ってますから

タイヤのご相談も
ぜひNOBUまでお願いしますね。

以前にお話した
タイヤの鮮度についてはこちらから

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