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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

北朝鮮の金正恩・第1書記が日本生まれの高齢女性に贈り物

2014-07-09 | 北朝鮮

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

「北朝鮮の金正恩・第1書記が日本生まれの高齢女性に贈り物」です。


⇒その理由は……:

 ─政治において「象徴的行為」は不可欠です。
  言葉を発するのではなく、あえて多義的な表現を行います。

 ─なぜならばそれを解釈する側に全ての責任が被さるからです。
  何が起きても結局はそこに帰着するようにします。

 ─これが「統べる」際の大きなテクニックなのです。
  したがって「象徴的行為」の解釈は慎重にしなければなりません。

 ─言外に出されているメッセージを的確につかむべきです。
  そして決して「希望的観測(wishful thinking)」に走らぬことです。

北朝鮮が再び動いています。
100歳になる日本人女性に対して金正恩・第1書記が贈り物をしました。

このジェスチャーはいつもの手段の一つです。
対日親善を演出する際に何回も北朝鮮は使ってきました。

しかしだからこそ油断はならないのです。
「落とす」前には「上げる」からです。

北朝鮮の本当の役割はヴォラティリティの演出です。
そうしたトリック・スターであるからこそ存在してきたのです。

それに翻弄される愚鈍な役回り。
これが我が国のこれまでの役回りでした。

果たして・・・“その次”に我が国が進むことが出来るのか。
今回の「象徴的行為」に翻弄されるか否かに全てがかかっているのです。

 

(メールマガジン 2014年7月7日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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