Team NoBird

射撃を中心に好きなことを綴ってゆきます

射撃日誌 2005年3月29日(火)

2005-03-30 18:00:39 | ライフル射撃
ハンドライフルの初撃ちに行きました。場所は中央区総合スポーツセンター。都営新宿線浜町駅から歩いて直ぐです。交通の便も良ければ、平日の夜間も利用出来るので、社会人には便利で大変綺麗な施設です。

中央区総合スポーツセンター

初めての利用なので、指導公開日に講習を受けます。これを受けないとエアライフル射場を利用出来ません。内容は射場の利用方法や簡単な射撃指導です。毎週火・金曜日の夜間に、射撃指導員がいらっしゃる時に開催されているようです。詳しく知りたい方は、センターへお問合せください。

簡単な射撃指導をして頂いた後、パシパシと撃ってみます。ここ1週間くらい自宅で据銃練習をしていましたが、その効果は全く見られずに銃がふらついています。指導によるとハンドライフルのストック部分を肘の内側に付けると良いらしいのですが、私にはどうも上手くいきません。また、慣れていないので変に力が入って、手のひらにマメを作りました。

●課題
・据銃練習をする(ハンドライフルだけでなく散弾銃も!)
・引き鉄を真っ直ぐ引く
・照星・照門をしっかり見る

2005年度の目標

2005-03-26 23:56:06 | その他
もうすぐ4月、新しい年度が始まりますね。柄にも無く、幾つか目標をたててみました。

●クレー射撃(スキート):止めないで続ける

年末に家庭環境の大きな変化があり、それ以後は休日に時間が確保出来ず、まったく撃ちに行くことが出来なくなってしまいました。家庭や仕事の関係で射撃を止めてしまう方も多いと聞きます。私はなんとしても止めずに、細々とでも続けて行こうと考えています。目標消費弾数2,000発。そのうち射撃に割ける時間も増えることでしょう。

●ライフル射撃(ハンドライフル):5級取得

こちらもクレー射撃と同じです。銃は入手しましたが、まったく撃ちに行っていません。ただ、本意ではありませんでしたがライフル射撃協会へ入会したので、どうせなら段級を受けてみようかと。取り敢えずの目標は5級(低すぎ)。5級取得はSB(スモールボア)を所持するための前提条件です。本当は初段(AP=エアピストルの所持の条件)と言いたいところですが、なにせ撃ちに行く機会が作れないので、こんなところが適当なのかと。

●文房具:月に1回はブログネタを作る

これは『おまけ』みたいなもんですが・・・。別に文房具を買う訳ではなくて、月1程度はブログに文房具ネタを出しましょう、ということです。


と、こんな目標を立ててみました。さて、来年の3月にはどんな状況になっているでしょうか。意外と目標を立てたこと自体を忘れてたりして。しておきましょう。

スキート競技の新ルール

2005-03-24 00:18:52 | クレー射撃
前にも紹介した新井由可選手ですが、ご自身のブログで愛用の銃を紹介されています。今後は射撃アイテムを紹介されるとのことです。クレー射撃に興味のある方は、是非ご覧になってください。

さて、最近ご無沙汰なクレー射撃ですが、今年から大きな変更が入っています。スキート競技のルール変更です。具体的には3番射台マーク・5番射台プールのシングルクレーが無くなり、4番射台ダブル(マーク→プール)が追加されています。

この新ルールですが、先日開催された冬季本部公式から適用されているようです。でも、成績のほうは今までと比べて下がったりしていないようです。実は私も昨年のうちに何回か撃ってみたのですが、慣れてしまえば・・・、という感触でした。とあるAクラス射手に聞いたところでは、『全く関係ないね、意識した段階で失中だから意識した事無い』とのことでした。

私にとってはダブルが追加される難しさというより、4番射台で6枚も撃つ事によるプレッシャーのほうが嫌な感じです。4番シングルプールで『パフ!』って音を聞いたら(=失中=外したということ)、意識しちゃって続けて6枚全部失中しちゃいそうです。4番射台全滅だと、他の射台全部的中でも19点。4番射台の成否が勝敗を分けそうです。先のAクラス射手のように意識しないで撃てればいいんですけど。

ちなみにAクラス射手というのは、公式競技で100個撃ち90点以上を記録した射手のことです。80点~89点だとBクラスです。公式競技はこのようなクラス毎に順位を競います。

補足説明つき競技規則の変更について

空気の充填

2005-03-20 18:28:59 | ライフル射撃
最近、ハンドライフルのネタばかりですねぇ。ま、クレー撃ってないですし、家じゃ挙銃練習くらいしか出来ないので、ネタ作れないんですよ。(-_-;)

さて、私が所持したハンドライフルは圧縮空気式なので、エアシリンダーに空気を充填しないと撃つことが出来ません。空気の充填には、自転車の空気入れみたいな道具(ハンドポンプ)でいれる方法、ダイビングに使用するエアタンクから充填する方法、の2種類があります。

日本ではハンドポンプが一般的な充填方法らしいです。ハンドポンプは意外に高くて30,000円程度します。体力は要りますが、他に道具がいらないので、持ち運びなどには便利そうです。でも、空気を圧縮して入れる際にシリンダー内部に水分が溜まり、銃にはあまりよろしくないと聞きました。勿論、乾燥剤を入れたりと対策はあるようです。

私が選択したのは、エアタンクから充填する方法。こちらだとエアタンク以外にシリンダーを接続する器具が必要になるのですが、接続器具は銃と一緒に譲って頂いたので、私に必要なのはエアタンクのみ。ちなみに接続器具も意外に高くて30,000円程度。エアタンクは銃砲店で購入すると70,000円程度するのですが、ダイビングショップやインターネット通販を利用すると、銃砲店の半値くらいで購入が出来ます。

私が購入したのは容量10L(リットル)のスチールタンクです。アルミタンクのほうが軽量ですが、エアタンクに必要な検査が1年に1回なので面倒かも、スチールは5年に1回です。充填方法についてはまた今度。

この弾な~に?

2005-03-18 00:21:14 | ライフル射撃
ハンドライフルの弾はエアライフル・エアピストルの弾を使います。実は弾は貰ったものがあり、購入していません(お店の方、いろいろ教えて頂いたのにすいません)。添付の画像が貰い物なのですが、ひとつ前の記事に添付した画像はエアライフル用(0.53g)です。この記事に添付したものは、重さが明記されていないので判らないんですよね。0.01g単位に測れる機器も持っていないし。どなたか判る方がいらっしゃったら教えてください。

標的を購入したお店では、500発入りの缶ひとつが1,365円(税込み)でした。クレー射撃をやってきた感覚では『安い』です、散弾の約1/10です。更にお店のセールのときは10缶で8,000円程度とかになるとのこと。標的とあわせて、ランニングコストではライフル射撃のほうが圧倒的に安いですね。まあ、この辺が学生射撃といえばライフルとなっている点でもあるのでしょうか。学生でクレー射撃をやるなんて、ある程度ご家庭が裕福である必要がありますね。ただ、競技の内容も面白さも違うので、比較することが何か意味のある行為でもないのですが。

エアライフル・エアピストルの弾

2005-03-17 16:00:03 | ライフル射撃
エアライフル・エアピストルの弾は、口径4.5mm(cal.177=0.177inch)で、弾の頭が平らにカットされています。最近流行りの狩猟用ハイパワーエアライフルは口径が5.5mmなので、それと比較すると本当に威力はありません。標的紙を撃ち抜く勢いさえあればいいので、威力より正確性が求められています。

私も初めて知ったのですが、エアライフルとエアピストルの弾に違いがありました。見た目は全く同じなのですが、重さが違うとのこと。エアライフル用が0.53g、エアピストル用が0.50gです。標的を購入した銃砲店さんで教えて頂きました。『やはりエアピストルにはエアピストル用ですかね』とお聞きしたところ、『初心者が違いを感じることはありませんねぇ』とのこと。確かに0.03gの違いなんて・・・。

でも、お店の方によると某オリンピック選手に弾を納品した時は、弾のロット番号(これで製造した機械が判るらしい、同じ番号なら同じ機械で作られたもの))を揃えて、更に1発1発の重さを測って、全て同じ重さのものを納品したとか。そのオリンピック選手は用具などには限界までこだわり、『これで成績が悪かったら原因は自分の腕と調子』という状態で試合に挑むのだそうです。悔いを残さないためでしょうけど、そこまでする姿勢に感心するとともに、それが許される環境であること(または環境を手に入れたこと)が羨ましい。

標的

2005-03-16 12:26:16 | ライフル射撃
先日、仕事で外出したついでに某競技ライフル専門の銃砲店さんで、ハンドライフル(エアピストル)用の標的を購入しました。@10.5円で250枚セットなので2,625円となりました。クレー射撃に比べて安いですね。クレーは1枚35~45円なので、1/3~1/4程度ということになります。それにクレーは一回飛ばしてしまえば当たらなくても再利用出来ませんが、ハンドライフルの標的は1枚に何発か撃ち込めそうです。年間に撃つ回数が多いと、こんな小さなことも効いてきますからね。

250枚が最低購入単位でしたが、私が使い切るのはいつの日だろう。

そうそう弾(装弾)もクレー射撃とライフル射撃で価格がまったく違います。これについてはまた後日。

なんだかなぁ

2005-03-12 23:53:51 | その他の射撃
今日はお買い物ついでに(いつも『ついで』だなぁ)、近所の公営体育館にあるエアライフル射場を覗いてきました。窓口の方に利用方法を聞いてみたら、簡単に言うと『ライフル射撃協会に入らないと(事実上)利用できません』とのこと。利用するには『利用許可証』が必要で、利用許可証はこの地区のライフル射撃協会が会員に発行している、ということらしいです。

公営体育館なんだから、所持許可を得ている人ならば、誰でもが使えるようでないと宜しくないと思うんですけど。それに予約状況を聞いたら、土日のおいしいところはライフル射撃協会が固定されていて、これまた協会に入らないと利用出来ない仕組みになってます。(-_-;)

クレー射撃も同じですが、何で『競技人口を増やさなきゃ』って言ってる競技団体が、こんな閉鎖的な運営をしているんでしょうね。クレー射撃の公式戦に出ようと地区の協会の方に連絡をした時も、射撃暦(当時で1年半位)を聞かれただけで『もっと上手くなってからおいで』でした。確かにBクラスでも優勝争い出来ないでしょうけど、優勝争い出来ないと公式戦は出る資格が無いのでしょうかねぇ。それに射撃暦だけで、どういう基準で判断したのかも不明。

クレー射撃もライフル射撃も、こんな運営じゃ競技は普及しないと思います。特にクレー射撃は、ライフル射撃と違って学生が少ないので、本当にこのままじゃ廃れてしまうでしょう。クレー射撃に続きライフル射撃でもこれじゃ、私も射撃に対して熱が冷めてきそう。

WALTHER LP200

2005-03-10 20:48:35 | ライフル射撃
『オリンピックピストルシューティング(この本については別に記事にします)』という本に触発されて、ついつい買ってしまいました。まぁ、ちょうど良いタイミングで出物があったというのが運命だったのか。(^^ゞ

WALTHER社LP200というエアピストルを『ハンドライフル』に改造したものです。

=== ハンドライフルとは ===
日本ではエアピストル(法律上は空気けん銃)を所持出来る人数が制限(500名)されています。このためエアピストルにストックとバレルスリーブ(銃身カバー)を付けて、法律上はエアライフルと同じ区分にしたものが『ハンドライフル』です。日本の特殊事情が生んだもので、現在は東京以外ではほとんど見かけられません。少々長めですが、射撃の仕方はエアピストルと同じように片手で行います。
=== ハンドライフルとは ===

憧れのWALTHERです。エアピストルとしてはSTEYR社(ステイヤー社)の方が実績があるようですが、STEYR社なんて、ライフル競技をやってる人じゃなきゃ知らないですよね。WALTHERはルパンIII世愛用です。007も使っています。子供でも知っています。
LP200は既に第一線を離れたモデルですが、ハンドライフルとして余生を送るには十分過ぎる実力を持っていると思います。エアピストルの美しい姿で所持出来ないのは残念ですが、ASE90と同様に大事に使ってあげたいと思っています。



近所の公営体育館にエアライフル場があるので、雨の休日でクレー射撃が出来ないときにでも遊びに行くつもりです。

射撃用装弾の値上げ

2005-03-08 13:51:57 | クレー射撃
4月から日本猟用資材工業会会員である企業が取り扱う射撃用装弾が1発あたり1円の値上げになるそうです。通常は500発単位で装弾を購入するでしょうから、500円の値上げになるということになります。これをそのまま消費者に転嫁するのか、銃砲店さんの経営努力で賄うのか、これは販売する側が決定することなので銃砲店さんによって異なるでしょう。でも、ほとんどの銃砲店さんが値上げするでしょう。

値上げの主旨は、環境対策費として民間射撃場の鉛回収費用に充てるとのことです。このような使途であれば自然環境保護に繋がり、結果として我々射手の利用環境維持となるので、値上げは痛いですが、主旨については賛同できるものと思います。

しかし、お役所の補助金行政と同じで、監視のない費用補助は無駄遣いや経営努力・コスト意識の欠如を招きます。日本猟用資材工業会が、助成した資金の使途が適正であるかを確認出来るスキームの構築を望みます。また、最終的な費用負担をしている消費者が、その事実を確認出来るように、情報が公開されることを期待します。